新軸

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心の中を

まったくの無に

していると、

 

やがて

一つの光が

観えてくる。

 

無の中の

一点の光。

 

・・・というのは

実はこの言葉の

表現通りではない。

 

無とは

我々が「無」と

解釈しているだけの

ものだ。

 

「無」と感じるものは

実は

「有の極致」

と言ってもいい。

 

つまり

「すべてがある」

状態だ。

 

七色の光が

すべて揃うことで

無色透明となる

のと同じだ。

 

だから私の

やっていることは、

「すべてがある」

という心の状態に

して、

 

そこに一点の

光が現れる、

ということは

 

そこに

意識が焦点化する

ということに

他ならない。

 

そういった

本質を

ちゃんとわかった上で

改めて

上記の表現に戻りたい。

 

私は

心を無にすることで

一点の光を

見出した。

 

見出された光に

私は

意識を集中させる。

 

何の思考も

働かないままに

ただ

意識のみを

向け続ける。

 

それは

青い光に観えるが、

「青い」という

思考すらそこにはない。

 

ただじっと

見つめていると、

その光の周りを

さらに光の渦が

取り巻いているのが

観える。

 

形としては

銀河系のようだ。

 

渦は

真ん中に収束している

ように観えて、

実は

外へ外へと

発散し、

広がり続けている。

 

それを

遠くから眺めて

いると、

 

中心の青い光が

突如として

「中心軸」

となった。

光の槍のような

感じで。

 

それが私を

グサリと貫く。

 

そしてそれは

私の

新たな中心軸と

なった。

 

言いようのない

覚悟のようなものを

その中心軸からは

感じる。

 

その覚悟は

恐らく

時間を置かず

私自身のものと

なるのだろう。

 

多くの仲間の

姿が観える。

 

まだ知らない

これから出会うで

あろう仲間達。

 

この中心軸は

出会いを呼ぶのだな。

 

であれば

私は

中心軸そのものと

して、

 

今日から

生きよう。

 

つづく

 

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