確乎

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どれだけ

嵐に見舞われ、

自分を失い、

クタクタになっても

 

真の目的は

微動だに

しない。

 

それはまるで

北極星のように

いつも同じ場所で

 

すべての

中心で

 

煌めき続けて

いる。

 

真の目的は

失われない。

 

もし

失ってしまったと

思ってもそれは、

 

自分自身が

目を閉じている

だけのこと。

 

もしくは

まったく別の方角を

見つめている

だけのことだ。

 

真の目的は

ずっと

そこにある。

 

おかげさまで

今の私は

それを見失うことは

ほぼほぼないが、

 

以前は本当によく

見失った。

 

見失ったものを

改めて見つけるには

自分自身が

落ち着くしかない。

 

だから必死に

落ち着く術を

 

その力を

身につけた。

 

そういった

人生だった。

 

その

最も有効な術が

セルフコーチング

だった。

 

セルフコーチング

という表現を使えば

それはかなり

手法チックになるが、

 

要するにそれは

自分と向き合う

ということに他ならない。

 

いつ何時

どんな場合

どんな場面でも

 

ちゃんと自分と

向き合える

自分になる。

 

ここに尽きる

のだと思う。

 

逆に言えば、

それを身につけた

からこそ、

 

真の目的は

ずっとそこにある、

 

わかったのだとも

言える。

 

そして、

 

真の目的は

ずっとそこにある、

 

本当に理解した

ことによる

安堵感。

 

これは

並大抵では

ない。

 

だって、

そこにあるんだから。

 

自分が

どうなろうと。

どんな状態だろうと。

 

変わらずに。

 

その事実を

事実として

捉えられるように

なったからこそ、

 

より

落ち着けるように

なったんだな。

 

人間は

揺らぐものだ。

 

でも、

 

真の目的は

揺るがない。

 

というか、

揺らぐとか

揺るがないとか

そういった

次元にはない。

 

それは

最初からそこに

ある。

 

あり続ける。

 

そこに向かうのが

私達の

人生だ。

 

つづく

 

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