聡明のもと

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前転が

上手くできるから

と言って、

 

バク転が

上手くできるわけでは

ない。

 

ただ、

床の感触を掴む力とか、

自分の体の

バランス感覚とか、

 

前転を通じて

得たものを

バク転に活かす

ことはできる。

 

本質を掴めば

応用が効くように

なる。

 

最近、

ある企業様で

「教え方研修」

というのをさせて

いただいた。

 

研修講師としての

教え方を学ぶ

という研修だったが、

 

この研修を企画担当

された方が、

私の講義をお聴き

いただいた後に、

 

「今回は教え方を

教えていただきましたが、

この内容は

教え方以外の

あらゆる仕事にも

使えますね」

 

言ってくださった。

 

これもまた、

本質を掴んで

いただいたからこそ

出てくる言葉。

 

物事を

表面的な形として

のみ捉えるのでなく、

 

常にその本質を

掴もうとする。

 

そういった姿勢は

とても大事だ。

 

あらゆるものに

本質はある。

 

本質のない

ものはない。

 

・・・という

見方をすると

良いだろう。

 

もちろんそれは

自分自身にも

言える。

 

「自分」の

本質は何だろう?

 

「自分の人生」の

本質は何だろう?

 

難しい問い

だろうか。

 

いや、

 

答えがすぐには

わからなくとも、

常にそのような問いを

投げ続けることこそ

大切だと思う。

 

頭の聡明さ

とは、

こういった地道な

問いによって

養われるのだと

思う。

 

つづく

 

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