小さな存在
だな。
この広大な
大地の中で。
あのような
小さな
点
にしか過ぎない。
そのような
小さなものが、
大志を
抱いている。
身の程知らず。
・・・と
一言で片付けたい
ところでも
あるが。
しかし、
存在とは
小さきが故に
強い。
とも言える。
大きな存在が
大志を抱くのは
当たり前。
小さきものの
大志だからこそ
価値あること、
・・・か。
その証拠に、
音
が聴こえる。
“世界”
の鳴らせる
音だ。
あの、
小さきものに
共鳴している
ようだ。
小さき
発信源。
それが
“世界”を
わずかだが
震わせる。
しみじみと
その波長は
消えゆくほど
だが
間違いなく
“世界”の果て
まで
届いているでは
ないか。
ならば私も
その小さき波長に
共振して
見ようか。
どうするか、は
そこからだ。
つづく