人間とは・・・

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祈りは
不明瞭を
生む。

そして、

不明瞭こそが
真の明瞭を
生む。

不明瞭を経ない
明瞭は
ない。

・・・これを
少し表現を
変えると、

祈りは
不安定を
生む。

定期的に。

祈り(もしくは、願い)

強ければ強いほど、

必ず
不安定はくる。

より
安定したものを
構築するために。

そして、
構築できた、

完成できた、


なったところで
また
次の不安定が
くる。

これに
終わりはない。

疲れるなぁ、

思われるかも
しれない。

でも
それは違う。

これは
人間の宿命だ。

宿命であり
摂理だ。

宿命、摂理・・・。

これらを
受け入れる
者は、

無尽蔵の
エネルギーを
得ることができる。

なぜなら
その人自身が
宿命、摂理、の
循環の中に

入りきることが
できるから。

自然のエネルギーは
永遠に
循環を続ける。

その循環に
自らを
委ねることが
できるから。

その時
私達は
知るだろう。

不安定こそが
生きがいで
あると。

自分が
今ここにいる
意味であり、
意義であると。

いや、
自分という
存在そのもので
あると。

不安定を
形にしたものが
人間だ。

不安定を
形にしたものと
して、
素直に生きることで、

私達は
真の安定を
得る。

つづく

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