本当は決めていることがあるでしょ?

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自分の人生の道が

最初から決まっていたとしたら、

皆さんはそこに

不自由さを感じますか?

 

決められたレールの上を

進む人生なんてまっぴらだ!

と思いますか?

 

それとも、

自分で自分の人生のレールを

決めることができるのであれば、

それは自由だな、と

思いますか?

 

人生は変化します。

 

人生は自分一人で

進められるものでは

ないからです。

 

状況は刻一刻と変化し、

自分に降りかかる現実も

刻一刻と変化します。

 

想定外のことが起こるのは

普通のことで、

想定外であることが

想定内だと言っても

よいくらいなのが、

この世における人生です。

 

自分が予測した通りの

人生を最後まで

歩み通したという人は

まず、いないでしょう。

 

人生は予測不能で、

自ら、状況を見ながら

一歩ずつ

創り上げていくものです。

 

予測不能で

想定外で

右往左往することを、

あえて一言で

「試行錯誤」

と表現するとします。

 

すると、

人生は試行錯誤の連続である

と言うこともできます。

 

しかし。

 

その試行錯誤のすべてが

もともと自分が

決めていたことであると

したら・・・。

 

皆さんは、

どのようにお感じに

なるでしょうか。

 

人が本当に

自由に生きる、とは、

その、あらかじめ決めていた

試行錯誤を

その通りに生きることである、

としたら、

どう、お感じになるでしょうか。

 

未来は、

本当に観えませんか?

 

もちろん、

観えませんね。

 

でも、本当に

未来は観えませんか?

 

本当の本当は

観えるのでは

ありませんか?

 

それが私達人間

ではありませんか?

 

未来が観えるからこそ、

私達には

「確信」が働くのでは

ありませんか?

 

未来が観えるからこそ、

根拠のない自信が

湧き起こることが

あるのではありませんか?

 

私達はもう、

すべてを知っている。

 

自分の道も。

 

自分の未来も。

 

人の道も。

 

人の未来も。

 

すべてを知った上で、

ここにいるのでは

ありませんか?

 

道が決まっていることは

自由ですか?

 

それとも

不自由ですか?

 

すべてが決まっている上での

試行錯誤は、

無駄だと思いますか?

 

抵抗がありますか?

 

それともそれを知ることで

楽になりますか?

 

未来がわかることで、

私は、

人生の99%以上の醍醐味は

失われると

思っています。

 

だから私は

未来を知りたくは

ありません。

 

ですので、

未来がわからないように

しています。

 

でもその一方で

思うのです。

 

「未来をわからないようにする」

という自分の意思を

外してしまえば、

きっとすべてがわかってしまうの

だろうな、と。

 

すべて、

自分自身で行なっている

ことなのだろうと、

どこかでよくわかっています。

 

私は人生を

楽しんでいます。

 

思わぬ出会いがあり、

思わぬ展開があり、

自分の想定外の現実が

起こることを、

心の底から

楽しんでいます。

 

そうやって

人生を味わっています。

 

それが人としての

幸せだからです。

 

そうです。

 

意図して、

そうしているのです。

 

私だけではありません。

 

すべての人が

そうです。

 

人生は

苦しいですか?

 

人生を

早くやめてしまいたいですか?

 

私は本気で

そう思ったことは

何度もあります。

 

でもそれも含めて、

私は人生を

味わっているのだと、

ある時に

気づいたのです。

 

人生という

ステージの上で

演じる自分。

 

それを監督として

ステージの外側から

見つめる自分。

 

両方の自分が

いませんか?

 

物語は、

最初から決まっている。

 

しかし、

演じているステージ上の自分は

それを忘れるくらいに

没頭している。

 

それが、

人生ではありませんか?

 

すべてをわかった上で

自分自身を見つめる

自分がいます。

 

それを

『真我』

と呼ぶ人もいます。

 

真本音とは、

「真我の意思」

と言ってもよいのかも

しれません。

 

人は

真我の意思を思い出せば、

すべてが変わり始めます。

 

「自分を変える」

ことよりも、

「真我の意思を思い出す」

方が、100倍も楽です。

 

私のさせていただいている

サポートとは、

要するにそういうことなんだと

最近、つくづく思います。

 

つづく

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