背後に
人の気配が
する。
誰かが
私の両肩に
後ろから
両手を乗せてきた。
後ろから
私を
支え、かつ
後押しをしてくれる
格好だ。
この
実在の感覚が
くる時、
私はとても
幸福感を
覚える。
なぜなら
これは、
誰かが開花した
証だから。
しかも
その人は
開花によって
私と何らかの
連携を取れるように
なる。
つまりは
仲間のように
なる。
誰だろう?
と
私は少し
ワクワクしながら
背後のその
気配に
意識を向ける。
いつも最初は
ちょっと
わかりづらい。
しかし
徐々に誰だか
わかってくる。
あぁ、
あの人か。
ある
クライアントさんの
顔が浮かぶ。
そうか、
そろそろ
あの人とも
サポートする側
される側
という関係を
卒業なのだな。
ここから
新たな
関係が
始まるのだな。
私は
背後の
その気配の人に
問う。
あなたは
いつ、
私から
どのような
問い、
もしくは
どのような
メッセージが
ほしい?
明確な
答えが
返ってくる。
あとは
その通りに
実行するだけだ。
つづく