苦しみの三重苦の中にいませんか?

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苦しみのない人生は

あり得ませんが、

自らわざと

苦しみをつくる必要も

ありません。

 

しかし

そういった人が

とても多いのも

事実です。

 

特に多いのが、

本当の苦しみから

目をそらすために、

別の苦しみを

自ら創り出す、

というパターン。

 

「ここで私は

これだけ苦しんで

いるのだから、

勘弁してください」

と、

その人は

無意識に訴えて

います。

 

誰に訴えているかと

言いますと、

自分自身に対してです。

 

しかし、

本当の自分自身は

それを

許しません。

 

「お前の苦しみは

そんなところには

ないだろう。

本当はお前は

ここで苦しんでいるのに。

本当の苦しみは

ここにあるのに。

その苦しみと

向き合ってこそ、

お前の人生は

先に進むのに。」

 

と、

本当の自分が

自分自身に

語りかけ続けます。

 

「本当の自分」とは

つまり、

その人の

「真本音」

です。

 

真本音が自らに

語りかけ続けているのに、

本人がそれを

無視し続ける。

 

しかし、

自らの真本音を

無視すること自体が

人として

最も苦しいことの

一つです。

 

本当の苦しみから

目をそらすために、

別の苦しみを

創り出し、

しかし、その別の苦しみに

向かう自分を

自分の真本音が

戒め続け、

しかしその真本音の

語りかけを無視することで

さらに苦しみが

増す。

 

・・・つまり、

「本当の苦しみ」

プラス

「別の苦しみ」

プラス

「真本音を無視する苦しみ」

という

苦しみの三重苦に

見舞われる状態。

 

この状態に

陥っている人が

とても多いのです。

 

ですから私は

いつも

お伝えすることに

なります。

 

人生はもっと

楽に

進むことができますよ、

と。

 

・・・・・・

 

「本当の苦しみ」

から

逃げないこと。

 

それが、

人生を楽に進める

最も重要な原則の

一つです。

 

「苦しみ」の中でも

代表的なものが

「後悔」です。

 

ですから

言い換えると、

「本当の後悔から

逃げないこと」

こそが、

人生を楽に進める

原則です。

 

そのためには

まずは

「後悔と向き合う」

ことです。

 

「向き合う」

とはどういうことか?

を昨日の記事で

書かせていただきました。

(→前回記事)

 

そして、

自分の本当の

後悔の念は、

自分の頭(思考)の中に

あるのではなく、

自分の体の中に

溜まっているのだ

ということを

一昨日の記事に

書かせていただきました。

(→前々回記事)

 

自分の体に溜まっている

後悔の念と

しっかりと向き合うこと。

 

まずはそれをすることで、

後悔の念の

浄化が始まります。

 

つまり、

その時点から

楽になり始めます。

 

「向き合う」

とは、

楽になること。

 

「逃げる」

「目をそらす」

とは

苦しみを増すこと。

 

という、

原理をまずは

しっかりと

理解してください。

 

これは

人間関係でも

同じことですね。

 

・・・・・・

 

さて。

 

セルフコーチングの基本とは

しっかりと向き合った上で

「問うて、待つ」

ことであると

お伝えしました。

 

自分に対して、

まるで他人のように

問いかけをして、

その答えを待つ。

 

この行為と共に、

もう一つ重要な

行為があります。

 

それは、

 

「自分自身に

語りかける」

 

ということです。

 

やはり、

自分とまるで

他人のように向き合い、

自分自身に

自ら

メッセージを

語りかけるのです。

 

それがもし

真本音からのメッセージ

であれば、

それは

あなたの全身に

ジワリと

沁み渡るでしょう。

 

・後悔の念が、体のどこに

あるかを特定し、

・その念と向き合い、

・その出来事のどこに

本当に後悔しているか?を

理解したら、

今度は、その後悔の念に

対して、

・自らメッセージする

のです。

 

そのメッセージとは、

頭で考えて創り出すもの

ではなく、

後悔の念を理解したことで

自然に自分の中から

浮かび上がってくる

メッセージが

良いですね。

 

ですから、

もし何もメッセージが

浮かんでこない場合は、

無理に

これをする必要は

ありません。

 

自然に浮かぶメッセージ

を、

そのままダイレクトに

自分の後悔の念に

伝えるのです。

 

多くの場合、

これにより、

その後悔の念は

一気に浄化されていきます。

 

ただし、

「浄化しよう」という

意図は持たないことです。

 

意図を持てば、

淀みます。

 

淀んだセルフコーチングは

効果を半減させます。

 

淀んだ言葉が

相手に伝わらないのと

同じです。

 

自分自身に対して、

本当に純粋に

思うところを

伝えるとよいですね。

 

さて。

 

ここまでの流れについて

さらに具体的に

どのように進めればよいか?

解説することにします。

 

それは、

明日以降の

記事にて。

 

つづく

 

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