人生を、
一本の糸に
喩えてみましょう。
自分の人生を
赤い糸だと
思ってください。
そして、例えば
Aさんの人生を
青い糸だと
思ってください。
赤い糸と
青い糸が
交差する瞬間が
あります。
要するに、
ご縁のある状態、
出会いの瞬間
ですが、
交差した瞬間から
その人との展開は
以下の二つのいずれかに
分かれます。
一つは、
交差するだけの展開。
もう一つは、
交差した瞬間に
共に
「結び目を創る」
展開です。
前者は、
交差したその時は
共に人生の時間を
共有しますが、
その後に
またそれぞれの
糸(人生)をたどって
行きます。
後者は、
「結び目を創る」
ことで、
その後、それぞれの糸を
たどったとしても、
必ずまた次の
交差の瞬間が来ます。
もしそこでまた
「結び目を創る」
のであれば、
さらに二つの糸は
その後も
交差を続けるでしょう。
「結び目」は
創れば創るほど、
一心同体に近づいて
いきます。
赤い糸と青い糸が
統合され、
融合され、
紫色の糸として
進化していくかも
しれません。
・・・・・・
大切なのは、
結び目を創る
人とは
きちんと創ること。
そして逆に、
結び目を創らない
人とは
決して創らないことです。
ここを間違えると、
二つの糸の
調和が乱れます。
つまり、
人生がお互いに
乱れていきます。
時々拝見するのですが、
どんな人とも
必死に「結び目」を
創り続けようとしている人が
います。
「結び目を創る」
ことが
人を大切にすること
であると、
ご縁を大切にしていること
であると
勘違いしてるのです。
・・・・・・
自らの真本音を
大切に生きていれば、
今出会ったこの人が
結び目を創るべき人かどうか、
すぐにわかります。
結び目の
本質的な創り方は
簡単です。
この人とは
結び目を創るんだと
自分自身にOKを
出せばよいのです。
そしてその
OKの意識で、
相手の目を見つめます。
すると
その瞬間に
はっきりとした絆を
感じます。
それは
一瞬のこと。
こうやって
結び目を創るべき人達と
一つ一つ丁寧に
出会いを楽しんでいく。
これも
人生の醍醐味の
一つですね。
つづく