それを伝えるべきは、本当に今?

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私は

自分が相手に伝えたいことを

自分が

説明し始めた瞬間に、

 

あっ、ダメだな

 

と判断します。

 

そして、

伝えようとすることを

やめます。

 

説明しなれば

伝わらない

と感じた時は、

説明しても

伝わらないからです。

 

もちろん、

きちんと説明すれば

理屈的には

理解してもらえるかも

しれません。

 

しかし多くの場合、

理屈による理解こそが

本質の理解を

より遅らせる結果となる

ということを、

いやというほど

私は体験しました。

 

「説明して

わからせよう」

 

「説得して

わからせよう」

 

というのは

無理です。

 

と、

私は自分自身の中では

断定的に思うことに

しています。

 

説明しなければ

わかってもらえない

ということは、

今は

まだこの話をする

タイミングではないのだな、

私は判断します。

 

そして、

本当のタイミングが

来るのを、

じーっと

待ち続けます。

 

すると必ず、

そのタイミングは

来ます。

 

今だ!

と思えたその時には

もう

本当に

説明は不要と

なっています。

 

多くの場合、

たった一言だけ

その人にメッセージすれば、

その人はすべてを

合点します。

 

結果として、

この方が

何倍も速く

物事が進展します。

 

これも

調和の一つの

形です。

 

・・・・・・

 

ですから私は

ミーティングとか

面談とか

コーチングをする場合、

 

その内容

そのものよりも

 

そのタイミングを

とても大事に

しています。

 

いつ

その件について

話し合うか?

 

この

「いつ」

をきちんと捉えれば、

ほぼ8割方、

その話し合いは

成功します。

 

ですから、

「あぁ、昨日この話し合いを

したら、絶対に

この結論は得られなかったな」

 

「明日、この話し合いをしても、

まったく別の展開に

なっていたな」

 

「今日この瞬間しか

なかったのだな」

 

と思いながら、

ホッと胸を撫で下ろすことが

頻繁にあります。

 

タイミングが命、

とは

よく言われることですが、

本当にそうだと

私も思います。

 

・・・・・・

 

メールを送るタイミングも、

私はとても、

というか、

とてつもなく

大切にしています。

 

たとえ

緊急を要するメールでも

「今ではない」

と直観したら、

私は絶対に

送らないことにしています。

 

そして、

「今だ!」

と思えたら、

たとえ夜中でも

メールします。

 

もちろん

あまり失礼があっては

いけませんが、

そういったことも含めて

私達の真本音は

最善のタイミングを

計ってくれます。

 

何を伝えるか?

 

も大事ですが、

 

いつ伝えるか?

 

ここの感性を

磨くことも

セルフコーチングでは

重要な要素の

一つなのです。

 

つづく

 

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