タイミング

タイミングに現れる

 

ちょっと極端な

言い方になるが、

 

人間を理解する

 

ということは、

 

タイミングを理解する

 

ということと

ほぼほぼイコールだと

私は思うのだ。

 

人間を本質的に

理解している人は

(というか、もっと正確に

書けば、

「理解しようとし続けている人」

となるが、)

 

あらゆる人との

タイミングが

合ってくる。

 

逆に、

人間を本質的に

理解していない人は

(これももっと正確に

書けば、

「理解しようとしていない人」

となるが、)

 

タイミングが

ズレる。

常に、

ズレ続ける。

 

だから、

 

ある一言を

Aさんに伝えようと

思った時に、

 

そのタイミングが

ピッタリか、ズレるか

によって、

 

Aさんの受け取り方も

その後の展開も

 

根本的に

変わってくる。

 

時には

180度変わる時だって

ある。

 

これは

 

人生が調和するか

どうか、

 

ということとも

イコールだ。

 

だから

「人を理解しよう」

という眼差しは

 

私は

人生経験をどれだけ

重ねたとしても

 

必須のことだと

思うのだ。

 

しかも

本当は、

 

人間理解力

というのは

誰にも備わっている

ものだ。

 

だって、

みんな人間

なのだから。

 

そしてまずはやはり、

人間である自分自身を

理解しよう

とすることだ。

 

この仕事を

25年続けてきて

昔も今もずっと

感じ続けていることだが、

 

みんな

自分自身を理解しよう

という気持ちが

低過ぎる。

 

自分自身を

もっともっと深く

知ろうとすること。

 

それが

人を深く理解することに

直結する。

 

人を深く

理解できれば

できるほど、

 

人と人が共に

醸し出す「流れ」

というものも

何となく掴めるようになる。

 

それが

「タイミングが合う」

という現象として

現れる。

 

つまりこれも

ちょっと極端に書けば、

 

タイミングの合う

人間関係は、

 

タイミングの合う

社会を創る。

 

それが

「調和する社会」

へと育っていく、

 

のだと思う。

 

つづく

 

問う、問う、問う

 

自分自身の

エネルギーを

どう有効活用するか?

 

と言うことは、

 

時間を

どう有効活用するか?

 

ほぼイコール

だ。

 

つまり、

 

「タイミング」

 

だ。

 

人生も仕事も

タイミングで決まる、

 

と言っていい。

 

極端ではない。

 

真本音度合いが

高まる、

 

というのも、

それにより

人生のあらゆる場面

における

タイミングが合う

ようになってくる。

 

という効果が

まずはとても大きい。

 

つまりもっと

具体的に言えば、

 

『今、何をするか?』

 

を明確にすること。

 

そして

 

『今、何をしないか?』

 

を明確にすること。

 

これは

セルフコーチングの

基本中の基本でもある。

 

単純に言えば、

上記二つの問いを

常に

丁寧に

自分自身に

問い続けることだ。

 

私はこれを

一日中ずっと

やり続けている。

 

だから

ひょっとすると

一日で何十回、何百回

問うているかも

しれない。

 

問いというのは

面白いもので、

 

いつもいつも

問うていると、

 

「問う前に

答えが浮かび上がる」

 

ようになる。

 

それが要するに

「直観」

というやつだが、

 

直観とは

本来は

問い

が誘発させるものだ。

 

大事なのは、

頭で考えるのでは

ない、

ということだ。

 

自分自身が

まるで他人のように

 

自分自身に

問うていくのだ。

 

問うて、

 

答えが浮かび上がる

のを

 

待つ、

 

のだ。

 

これを丁寧に

やるだけで、

 

スッキリと

「今」

を大事にできるし、

 

今、やることに

集中できる。

 

それにより、

自分のエネルギーが

有効活用できる。

 

だから

エネルギーに

ゆとりが生まれる。

 

そして

いつも元気な状態と

なる。

 

すべては、

地道な

問いから、だ。

 

何でも

地道さが大事

なんだよな、結局。

 

つづく

 

まだタイミングじゃない

 

私のクライアントさん

とか

私の知り合いには

 

本当に素敵な人が

多く、

 

ある時ある瞬間に

 

あっ!

この人にあの人を

ご紹介し、

コラボをすると

メッチャ面白そうだな!

 

直観することが

ある。

 

しかしだ。

 

そのほとんどが

現時点ではまだ

できていない。

 

いざ、ご紹介しようと

思ったり、

コラボを持ちかけようと

思っても、

 

ストップが

かかってしまうからだ。

 

まだ今は

そのタイミングでは

ない、

 

と。

 

これは

ある企業様のサポートに

おいて

その企業内においても

よくある。

 

この社員とあの社員を

コラボさせると

絶対面白い!

 

わかっていても

それができないのだ。

 

今はまだ

そのタイミングでは

ない、

と。

 

「タイミング」

 

これは大事だ。

 

これがほんのわずかでも

ずれてしまうと、

 

同じ人同士のコラボ

でも

まったく異なる結果と

なる。

 

コラボには

「準備」が要る。

 

AさんとBさんの

コラボであれば、

お二人それぞれの

準備がいる。

 

その準備の多くは、

各々の「脱皮具合い」だ。

 

つまりは、

AさんはAさんで

「私はここまで自分が

脱皮したら

準備完了だ」

というのがあり、

 

BさんはBさんで

「私はここまで自分が

脱皮しないと

Aさんとはコラボしない」

決めている。

 

それはもちろん

顕在意識のレベルで

決めているのではなく、

 

潜在意識とか

 

もっと言えば

実在のレベルで

決めていることだ。

 

Aさん一人が

準備できてもダメ。

 

Bさん一人が

準備できてもダメ。

 

AさんBさん両方の

準備ができて、

かつ

 

お二人がそれぞれ

「今がベストタイミングだ!」

と感じて

 

そこで初めて

 

「コラボ」にOK

が出る。

 

しかもそのタイミングは

多くの場合

実に短い。

 

その短い一瞬のタイミングを

逃さずに、

 

「今だ!」

 

という時に

AさんとBさんに

私は声をかける。

 

それだけ注意を

していても、

それでもタイミングが

ずれてしまうことも

ある。

 

難しいんだよ。

コラボはね。

 

つづく

 

着実に進む「一秒」と共に

 

少し、

「人生」を

意識してみようか。

 

まずは

目を閉じよう。

 

深呼吸をしながら

リラックスしよう。

 

そして、

「時間」に意識を

向けよう。

 

一秒、また一秒と

時間は過ぎていく。

 

何がどうあろうが、

着実に

一秒一秒、時間は

進んでいく。

 

その「一秒」にのみ

意識を向け続けよう。

 

この一つの瞬間と

そのつながりとしての

「時間の流れ」。

 

これが

「人生」だ。

 

これが

私達の「存在」だ。

 

この「時間の流れ」に

乗っかって

今ここに

私達はいる。

 

「時間の流れ」から

外れてしまえば、

私達は存在のものを

失ってしまう。

 

これこそが、

この3次元の世界の

掟だ。

 

・・・・・・

 

そう言えば、

いつも私はこの

「時間の流れ」を

意識している。

 

「時間の流れ」と

共にある自分を

意識している。

一日中。

 

ここに意識を

向けると

明らかにわかることが

一つある。

 

それは、

 

「どの一秒に

何をするか?」

 

こそが大事だ

という真実だ。

 

つまりわかりやすく

言えば、

 

「タイミング」

 

が大事だ。

 

同じ行動でも、

タイミングが変われば、

その後の展開の

「すべて」

が変わると言っていい。

 

例えば、

Aさんに何を言おうと

する。

 

その決めた一言を

「いつ言うか」

によって

Aさんの反応も

その後の展開も

大きく変わってくる。

 

行動だけではない。

 

「決断」も

そうだ。

 

私がいつも

クライアントさんに

お伝えし続けていることの

一つは、

 

「いつ決断するかを

決めましょう」

 

ということ。

 

つまり

「どのタイミングで

決断をするか?」

「どの一秒で

決断をするか?」

によって、

決断の内容も

その後の展開も

やはり「すべて」

変わってくる。

 

真本音度合いが

高まるということは、

その「感性」が

非常に豊かになる

ということでもある。

 

真本音度合いが

高まれば、

 

・今、何をするか?

・今、何をしないか?

 

そして

 

・いつ、何をするか?

・いつ、何をしないか?

 

ありありと確信として

わかるようになる。

 

すると

悪い意味での「迷い」が

なくなる。

 

つまり、

極端に言えば、

 

「タイミング」を掴むことさえ

できるようになれば、

「迷い」はなくなるのだ。

 

それこそつまり、

「時間」を

「一秒一秒」を

そして

「人生」を

大事にしているという

ことだろう。

 

「自分」を

大事にしている

ということだろう。

 

「人」を

大事にしている

ということだろう。

 

つづく

 

ここでやる

 

明日でもなく、

昨日でもなく、

 

今日やらねば

ならぬことが

ある。

 

今日この日こそが

最善最高の

タイミングで、

 

二度とそのチャンスは

来ない、

ということがある。

 

実は人生とは

その連続だ。

 

一見、当たり前の

ように

見えることでも、

 

一見、偶然に

見えることでも、

 

今日のここしかない、

これ以上の

タイミングはない、

 

という事柄は

無数にある。

 

だから

それを

今日やる。

 

そして反対に、

今日が

最善のタイミングでは

ないことも

ある。

 

だからそれは

今日は

やらない。

 

この連続。

 

ここを丁寧に

進むことで

道は開ける。

 

これが

真本音で生きる

基本だ。

 

つづく

 

それを伝えるべきは、本当に今?

 

私は

自分が相手に伝えたいことを

自分が

説明し始めた瞬間に、

 

あっ、ダメだな

 

と判断します。

 

そして、

伝えようとすることを

やめます。

 

説明しなれば

伝わらない

と感じた時は、

説明しても

伝わらないからです。

 

もちろん、

きちんと説明すれば

理屈的には

理解してもらえるかも

しれません。

 

しかし多くの場合、

理屈による理解こそが

本質の理解を

より遅らせる結果となる

ということを、

いやというほど

私は体験しました。

 

「説明して

わからせよう」

 

「説得して

わからせよう」

 

というのは

無理です。

 

と、

私は自分自身の中では

断定的に思うことに

しています。

 

説明しなければ

わかってもらえない

ということは、

今は

まだこの話をする

タイミングではないのだな、

私は判断します。

 

そして、

本当のタイミングが

来るのを、

じーっと

待ち続けます。

 

すると必ず、

そのタイミングは

来ます。

 

今だ!

と思えたその時には

もう

本当に

説明は不要と

なっています。

 

多くの場合、

たった一言だけ

その人にメッセージすれば、

その人はすべてを

合点します。

 

結果として、

この方が

何倍も速く

物事が進展します。

 

これも

調和の一つの

形です。

 

・・・・・・

 

ですから私は

ミーティングとか

面談とか

コーチングをする場合、

 

その内容

そのものよりも

 

そのタイミングを

とても大事に

しています。

 

いつ

その件について

話し合うか?

 

この

「いつ」

をきちんと捉えれば、

ほぼ8割方、

その話し合いは

成功します。

 

ですから、

「あぁ、昨日この話し合いを

したら、絶対に

この結論は得られなかったな」

 

「明日、この話し合いをしても、

まったく別の展開に

なっていたな」

 

「今日この瞬間しか

なかったのだな」

 

と思いながら、

ホッと胸を撫で下ろすことが

頻繁にあります。

 

タイミングが命、

とは

よく言われることですが、

本当にそうだと

私も思います。

 

・・・・・・

 

メールを送るタイミングも、

私はとても、

というか、

とてつもなく

大切にしています。

 

たとえ

緊急を要するメールでも

「今ではない」

と直観したら、

私は絶対に

送らないことにしています。

 

そして、

「今だ!」

と思えたら、

たとえ夜中でも

メールします。

 

もちろん

あまり失礼があっては

いけませんが、

そういったことも含めて

私達の真本音は

最善のタイミングを

計ってくれます。

 

何を伝えるか?

 

も大事ですが、

 

いつ伝えるか?

 

ここの感性を

磨くことも

セルフコーチングでは

重要な要素の

一つなのです。

 

つづく

 

感性を養う、一日の始め方

準備が万全に整ってから

物事を始めよう

とする人がいますが、

それは決して

良い始まり方とは

限りません。

 

むしろ、

準備を整えている内に

機を逸してしまった

ということの方が

多いのではないでしょうか。

 

物事には

タイミングが

あります。

 

良いタイミングで

始めることで

調和は起こりますが、

タイミングを間違えると

同じことをしても

まったく展開が変わります。

 

物事は

タイミングで

決まります。

 

そしてそのタイミングは

私達自身の真本音が

最もよくわかっています。

 

人と人の真本音は

実在のレベルでは

すべてつながっています。

 

真本音の望む

タイミングに合わせる

ということは、

すべてとつながった上で

すべての流れを

見極めて上で

「今、ここだ!」

という最善のタイミングを

掴んでいるという

ことになります。

 

そのタイミングが

来ているのに、

「準備が整って

いないから」

という理由で、

始まりを自分自身が

阻止してしまうのは、

自分の人生を

自分で阻止しているのと

イコールです。

 

・・・・・・

 

「何を始めるか?」

 

これは人生において

とても大事なこと

ですが、

 

「いつ始めるか?」

 

これも超がつくくらい

大事です。

 

この

「いつ始めるか?」

の感性を養う

最も簡単な方法があります。

 

それは、

「一日を始めるタイミングを

はかる」

ということです。

 

以下は、私が毎日

必ず行なっていることですので、

とても簡単ですので、

よろしければ皆さんも

遊び感覚で

お試しください。

 

まず、

私は一日の終わりを

大事にします。

つまり、

いつ寝るか?

のタイミングを大事に

します。

 

「いつ寝る?」

「いつ布団に入る?」

 

という問いを

私は自分自身に

投げます。

 

自分の真本音に

投げる感覚です。

 

すると、

「もう今すぐ寝よう」

とか

「もう少し後にしよう」

とか

時には

「何時何分にしよう」

などの返事が

返って来ます。

 

何度か自分に

問いかけながら、

「今、布団に入る

タイミングだ」

とわかったらすぐに

布団に入ります。

 

ただ、

その直前に必ず

もう一つすることが

あります。

 

「明日、

何時何分に起きる?」

 

と自分に問うのです。

 

すると面白いことに

「6時くらいに起きよう」

というような返事が

返ってくることは

稀です。

 

いつも

「5時57分にしよう」

とか、

「6時3分にしよう」

など、

かなり細かい答えが

返って来ます。

 

で、その通りに

目覚まし時計を

かけます。

 

で、布団に入るのですが、

言われたタイミングで

入れば、

やはり良い睡眠が

待っています。

 

以前、

わざとこういったタイミングを

ずらして

布団に入ったことが

ありますが、

やはり睡眠の質が

根本的に変わってしまったのが

よくわかりました。

 

目覚めの気持ちよさが全然

違うのです。

 

さて、

自分の望むタイミングで

布団に入り、

そのまま眠ると、

大概の場合、私は

目覚ましをかけた時間の

直前に

自然に目が覚めます。

 

結果としてほとんど

目覚まし時計を鳴らすことは

ありません。

 

ただし、

目が覚めたからといって

すぐに布団から

出ることはしません。

 

ここでまた自分自身に

問うのです。

 

「どうする?

すぐに起きる?」

と。

 

これも私の場合ですが、

大概は

「もう少しこのままで

いる」

と返って来ます。

 

ですので、

そのまま横に

なっています。

 

これをやっていると

時には

二度寝をしてしまうことも

ありますが、

それでも良いのです。

 

例えば、

ちょっとウツラウツラと

二度寝をしたと

します。

 

そしてまた

目が覚めたとします。

 

そこでまた

問います。

 

「どうする?

すぐに起きる?」

と。

 

「もう少し」

と返って来たら、

まだそのままでいます。

 

これを繰り返し、

「今、起きよう」

と自分から返事が

来た瞬間に、

布団から出ます。

 

すると、

とてつもなく

一日の始まりが

快適になります。

 

この「快適さ」が

一日を決めてしまう

と言ってもよいのではないか、

とさえ思うくらいです。

 

・・・・・・

 

人生において

「始まり」

はいくつもいくつも

あります。

 

その「始まり」の中で

最も身近なものの一つが

この

「一日の始まり」

だと思います。

 

ここで

このように最善の

タイミングをはかる

という習慣をつければ、

それが、すべての

「始まりの感性」

を養ってくれます。

 

「始まりの感性」とは

いつ始めるか?

を決める感性です。

 

これにより、

人生は劇的に

変化する可能性が

あります。

 

少なくとも私の場合は

劇的に人生が

変わりましたね。

 

つづく

 

その人達の不仲は改善されるのか

出会いというものは

必然です。

 

しかし

出会いというものは

相手のあることです。

 

自分だけの思うままに

行われるものでは

ありません。

 

たとえ自分自身の

真本音度合いが

高まったとしても、

次元が上がったとしても、

相手の準備ができていなければ、

出会いは起こりません。

 

自分の準備と

相手の準備が

きちんと完了した上で

初めて実現するもの。

 

それが

出会いです。

 

そういった意味で、

出会いとは

悦びです。

 

真本音レベルでの

深い悦びです。

 

ところで、以前に

次のようなご質問を

いただきました。

 

「本当は

出会ってはいけない人との

出会いというのは

あるのでしょうか?」

 

はい。

 

実は、

本当は出会ってはいけない人との

出会いは

実際にあります。

 

例えば、準備という視点で

言えば、

まだお互いの準備ができておらず、

本来であれば

真本音レベルでは

まだ出会いたくないと

思っているにも関わらず、

出会ってしまった

というケースはあります。

 

本来であれば、

お互いの真本音度合いと

次元がある一定以上に高まり、

そこで出会うことで

お互いが調和し

相乗効果によって

人生展開が加速する、

・・・そういった相手であったとしても、

タイミングを外した出会いをすることで

不調和が起きてしまいます。

 

すると、

その人のことを

嫌いになります。

苦手意識が出ます。

 

本来であれば、

その人ほど相性の合う人はいない

というくらいの相手であったとしても

嫌いになり、

足を引っ張り合うのです。

 

実は、

そういったケースが

とても多いのです。

 

特に見られるのが、

経営幹部さん同士。

 

本来であれば、

相乗効果を発揮するはずの

縁のある人同士が

共に会社を運営するのですが、

出会いのタイミングのズレが

すべてをずらします。

 

幹部さん同士の

仲が悪い、

というケースはどこでもあること

ですが、

そのうちの何割かは、

そういった

「出会うタイミングを間違った」

ことによる不調和です。

 

なぜタイミングを

間違ってしまうかと言うと、

簡単に言えば、

その人が真本音通りに

生きていなかったからです。

 

日々、

自らの真本音を無視した

動きを取り続けることで、

人生のありとあらゆる

タイミングが

真本音の望むものと

ずれ始めます。

 

その中で起こる一つの現象が

タイミングのずれた出会い

なのです。

 

しかし、

そういった出会いをしてしまい、

不調和が起きたとしても、

その人同士は

もともとご縁のある人同士ですので、

実は

修正は効くのです。

 

顕在意識レベルでは

誰がどう見ても

仲が悪く、

お互いがいがみ合い

打ち消し合い

エンティティを出し合っている

そんな関係でも、

根本的な改善が

できます。

 

その方法は

極めてシンプルです。

 

お互いの

真本音度合いを

高めればよいのです。

 

真本音度合いを

高めた上で、

お互いが

「本当に向き合う」

という状態を創ります。

 

それにより、

徐々に関係が改善したり、

時には、

一気に相乗効果を起こす

本来の関係に

戻れたりします。

 

「この会社の

経営幹部のAさんとBさんの

不仲がなくなり、

お互いが協力し合えるように

もしなれたとしたら、

どれだけこの会社は

盤石になれるだろう。

何とかなりませんか?」

 

・・・というご相談は

本当に多いです。

 

その場合、私は、

そのAさんとBさんの

真本音レベルのつながりを

確認します。

 

真本音レベルで、

距離が近すぎたり、

本来は出会うべきじゃなかった

人同士が

無理に幹部をされているのか?

 

それとも、

ただ単に、

出会いのタイミングのズレが

引き起こしている不調和なのか?

 

後者の場合は、

かなりの確率で

関係改善ができます。

 

それによりその会社は

本当に盤石になり、

次のステージに進むことが

できます。

 

しかし本当は、

出会うべきタイミングで

出会うのが一番。

 

そのためにも、

私達一人ひとりが普段から

一日一日を大切にしながら

丁寧に

自らの真本音に素直に

生き続けることですね。

 

つづく

 

いつ決断するか? ホントに今?

私達の真本音は、

決断のタイミングを

とても大切にします。

 

いつ、決断するか?

 

同じ答えだとしても、

いつその答えを出すか?によって

その後の展開は

根本的に異なる可能性が

あるからです。

 

決めるべき瞬間に

決める。

 

決めてはならない時は

決めない。

 

後回しにすべきことは

きちんと後回しにする。

 

それが、

本当の意味での

「決断」

のポイントです。

 

決断とは、

決めて断つ

こと。

 

つまりは、

一本の道を決めて、

他の道をすべて

断つこと、

手放すことです。

 

完全に一本に

決めるからこそ

私達はそこに全パワーを

集中させることができます。

 

そして、

全パワーを集中させるからこそ、

物事は成就します。

 

逆に言えば、

99.9%のパワーでは

成就しない物事が

とても多いです。

 

私達の真本音は

100%のパワーを出すために、

いつ、どのような決断を

すればよいか?

を見極めているのです。

 

以上を少し別の視点から

表現すると、

 

「準備ができてから

決断する」

 

という言い方もできます。

 

逆に言えば、

 

「準備ができないうちは

決断しない」

 

ということです。

 

「準備」とは、

自分自身の準備もありますし、

決断することで関わることになる

あらゆる環境(人や組織や物事すべて)

の準備もあります。

 

しかも準備とは、

実在レベルの準備もあれば、

現象レベルでの準備も

あります。

 

それは到底、

私達の頭(理屈)では

捉えきれないものです。

 

そういったあらゆるものを

感知しながら、

私達の真本音は

「準備が整ったかどうか?」

を判断します。

 

準備が整う前に

勇み足で決断してしまうことを

私達の真本音は

望みません。

 

そして、

準備がすでにできているのに

それでも決断を遅らせることも

私達の真本音は

望みません。

 

では、

準備ができているかどうか?

今、

決断すべきことがあるかどうか?

はどこで

判断できるでしょうか。

 

それを言葉にするのは

実はちょっと難しいのですが、

あえて言えば、

 

「自分の内に満ちる光」

 

によって判断できます。

 

よく私は

「自分と向き合う」

という言葉を使いますが、

自分と向き合うとは、

自分を客観的に見つめる

ことでもあります。

 

今ここにいながらも、

自分の姿を

自分の少し離れたところから

見つめることは

できますか?

 

これはコーチングでは

一般的に

「デソシエイト」と呼ばれる

状態です。

 

自分から離れて

客観的に自分を観る

のです。

 

それができれば、

今自分の内側に

どれだけの光が満ちているか?

を知ることができます。

 

自分は今、

光り輝いているのかどうか?

 

その光は、

外から与えられたものか、

それとも

自ら、内側から発しているものか?

 

それを確認します。

 

そして、

「あぁ今の自分は、

自分の内側から光が

満ちているなぁ」

と素直に思えたら、

今が決断の時です。

 

それは、

準備が整っているという

証です。

 

私はどちらかと言えば、

自分がその状態になったことを

まずは察知します。

 

で、その後で、

じゃあ今何か、決断すべきことが

あるんだな、

と気づき、

何を今、私は決断しようとして

いるのだろう?

と自分に問いかけます。

 

自分で自分を

コーチングするのです。

つまり、

セルフコーチングです。

 

すると、そういう時はすぐに

答えが浮かびます。

 

あっそっか、

この件についての決断だな、

と。

 

すると次に私は、

では、答えとしての選択肢は

何と何があるのだろうか?

と選択肢を明確にします。

 

選択肢は二つの場合もありますし、

もっと多い場合もあります。

 

どの道とどの道とどの道が

あるのかな?

ということが明確になれば、

あとは簡単です。

 

では、私はその中で

どの道を選択しようか?

 

どの道を

一本道として

選ぼうか?

 

と、問いかけます。

 

するとすぐに

答えがわかります。

 

それは、

確信の答えです。

 

わかった瞬間にそれは

確信となります。

 

迷いは

一切ありません。

 

決断すべき瞬間に

これをすれば、

とてもスッキリと

決断できるのです。

 

上手く決断できない人は、

このタイミングを

外しているという可能性が

高いです。

 

決断とは、

手放すこと。

 

手放すには

確信が必要です。

 

迷いながら何かを手放す

というのは

きついですし、

執着がどうしても

生まれます。

 

決断すべきタイミングを

逃さない。

 

・・・これ、

ぜひ大切にしてみてください。

 

つづく

 

答えがわからない、のには意味がある

迷いを「問い」の形にする重要性を

前々回の記事でお伝えしました。

(→【迷いと向き合い、人生を進める方法】)

 

しかし、

「問い」はわかったけど、

「答え」がどうしてもわからない、

という人がいらっしゃるかもしれません。

 

ですので、このお話、

もう少し続けます。

 

まずは、

「問い」がわかったら

ご安心ください。

 

「答え」は必ず

わかります。

 

ただし、いつわかるか?は

わかりません。

 

最善のタイミングで

わかります。

 

最善のタイミングでわかるためには、

その「問い」をいつも

自分自身に投げ続けることが

大切です。

 

「答え」が浮かばなくても

自分に投げ続けるのです。

 

これを

「自問自答」と

言います。

 

「問い」を自分に投げれば、

グルグルとその「問い」について

考え続けてしまうことに

なると思います。

 

そうなった場合はもちろん、

徹底的に考えるとよいでしょう。

 

しかしその一方で、

次のような問いも

自分自身に投げてみてください。

 

「この問いの答えは、

今、見つかるだろうか?」

 

これに対して、

「今は見つからないな」

と自然に思ったら、

今は見つかりません。

その場合は、

「答え」についてグルグル考えることを

やめるとよいです。

 

あきらめるのです。

今は、見つからないと。

 

そして、

次の問いを自分に投げて

みてください。

 

「答えが見つかるために、

私が何かすべきことは

あるだろうか?」

 

「ない」

と明確に思えたら、

あとは「答え」が出るのを

待つだけです。

 

「あるのではないか」と

思ったら、

「答えを見つけるために

自分は何をしようか?」

ということを

考えてみてください。

 

そういった場合の多くは、

何か自分に「インプット」が

必要なのです。

 

何らかの情報を得るとか、

人に会って何かのアドバイスや

刺激を得るとか、

もしくは、何かの経験をするとか。

 

「答え」を呼び起こす

何らかのきっかけが

必要です。

 

そのきっかけを

自分自身に与えるのです。

 

「答えを見つけるために

自分は何をしようか?」

 

この問いを自分に

投げ続けます。

 

そして、ふと

「これをしよう」と

思えることがあれば、

それを素直に実行します。

 

するとそれがきっかけとなり

「答え」に結びつく可能性が

あります。

 

とにかく言えるのは、

私達の真本音は

「答えの見つかるタイミング」

をとても大切にしている

ということです。

 

その「タイミング」とは、

「こういった情報を得た後で、

答えを明確にしよう」

とか、

「こういった経験を積むことで

答えを明確にしよう」

などの、

真本音の意図に基づいています。

 

私達の真本音とは、

私達自身の「進化」をとても

重要視していますので、

「答え」を見つけるという結果だけでなく、

そのプロセスも大切にするのです。

 

「答え」を見つけるプロセスにおいて

自分は何を得るのか?

を大切にしているのです。

 

そういった

自分自身の真本音の意図に

素直に従うことが、

結果としては

最速で進むことにつながります。

 

もちろん、

「問い」がわかった瞬間に

「答え」がわかることもあります。

 

それらもすべて

真本音の意図です。

 

真本音の意図に委ねることで、

私達は自分自身の

意識の次元を高めていくことが

できるのです。

 

つづく

 

『仕組みを生まないビジネスなんて』

仕組みとは
人の想いの形(結晶)
です。

つまりは、
人の想いがしっかりと
醸成されていなければ、
仕組みを創っても
上手くいきません。

本来、仕組みとは
縛るためのものではなく、
より自由になるための
土台です。

ですから特に
組織(チーム)としての仕組みを
創るならば
チームの想いが
一人ひとりの想いが
一つに集約され、そして
紡ぎ合っている必要が
あるのです。

そのために重要なのは、
いつ仕組みを創り始めるか?
の「タイミング」です。

そのタイミングを図るのは
チームパフォーマンスコーチとしての
重要な役割です。

というのは、そのタイミングは
チームから一歩離れた距離感を持つ
第3者的な立場からでないと
見極めづらいからです。

ベストタイミングを
見極めることができれば、
そのチームの
一人ひとりの想いと
仕組み(形)に
一貫性が取れるようになります。

それこそが
大事なこと。

想いと形の一貫性こそが
ビジネスを育てます。

そしてチームを
さらに育てます。

世の中には既に
優れた仕組みが
たくさんあります。

しかし仕組みとは
もっともっと進化できる
ものです。

社会の仕組みも含めて
我々人類は
もっともっと素晴らしい仕組みを
開発できるはずです。

すべての人の
幸せ度合いが
さらに高まる(深まる)仕組みとは?

その探究ができるのも
ビジネスの魅力の
一つでしょう。

そういった、
人の知恵を掘り起こす
きっかけと刺激を与え続ける。

チームパフォーマンスコーチ
の重要な役割の
一つです。

つづく