私は、
私自身の力のなさと
自分の未熟さに
いつも
愕然とします。
またまた謙遜して・・・、
と思われるかも
しれませんが、
本当に
そう思うのです。
と同時に
こうも思うのです。
未熟なのが
人間なのだ、と。
未熟にこそ
人間としての
魅力が
いっぱいに詰まって
いるのだと。
とはいえ、
未熟さは
心と魂を搔きむしるくらいに
悔しいです。
もっと自分に
力があれば!
と
本当に思います。
目の前の
Aさんの力になれない
自分自身の
未熟さを思い知った時、
私は
傲慢だとわかっては
いるのですが、
何もできない自分を
本当に責めてしまいます。
私はここにいて、
Aさんの何が問題か?
がわかっているのに、
私には
何もできないのか・・・。
この悔しさを
現場でいつもいつも
私は
味わい続けてきました。
その悔しさと
申し訳なさが
私の道を創ってきた
という言い方も
ある面では
その通りに正しいのです。
・・・・・・
私は
もっと成長したい。
もっともっと
成長したい。
この世で
できることを
もっと増やしたいし、
もっと深めたい。
毎日毎日
そう思っています。
恐らく私の
この想いは、
世の中全体の
真本音の想いと
一致します。
高い次元においては
すべての人が
「一つ」
です。
すべての人の
真本音はつながっており、
いつも
同じ思いを共有
しています。
今、
すべての人の
共通の想いの
根底にあるのは
搔きむしるほどに
何とかしたい!
と思う
成長意欲です。
そこに共鳴している
からこそ、
私の中からも
その成長意欲が
ダムが決壊したかのように
放流されています。
・・・・・・
今の私の
最大のテーマは
後継者育成
です。
私と同じことの
できる人の
育成です。
おかげさまで
何人かの人達が
私と共に進もうと
してくれています。
私が彼らに
最も伝えたいのが、
この
成長への貪欲さ
です。
進化への
貪欲さです。
もちろんこれは
伝えてわかってもらう
類のものではありません。
しかし
すべての人に
そういった進化への
貪欲さは
既に最初から
存在しているのです。
その自らの欲求に
気づけるかどうか?
気づいた者は
その欲求に
素直に進むでしょう。
一見、
あまりに無茶なことでも
笑いながら
その方向に
進むでしょう。
私の後継者には
そここそを
受け継いでほしい
ですね。
・・・・・・
今日、私は
自分にできる
最大のことを
し尽くしました。
もうこれ以上の
一日はないな、
と思います。
そういった一日一日を
少なくとも
この8年間は
続けています。
でも・・・。
それでも私は
もっともっと
何とかならないか?
と
もっともっと
できることは
あるのではないか?
と
本当に強く
思うのです。
一日一日の
満足感は
半端ないです。
もちろん
後悔もありません。
でも、
これまでのままでは
いやだ!
とも、
一方で思うのです。
私は
もっと脱皮したい。
脱皮すべきものが
なくなったとしても、
それでももっと
脱皮したい。
そう思える
この素直な気持ちこそが
人間な本性なのだな、
と思い、
私は明日からも
これを大切にしながら
生きていきます。
つづく