成長

そんなに壊しちゃうの?

 

成長には

2種類ある。

 

自分の枠内での

成長と、

 

自分の枠を壊す

成長だ。

 

一般的な成長とは

ほとんどが

前者だ。

 

本当の意味で

後者を行なう人は

わずかだ。

 

なぜならここは

他者の力や支えの

及ばない場所だから。

 

そこは、

本人の意志と意思と

覚悟のみで

決まる場所だから。

 

しかもそこは、

あまりに強い

恐怖と不安と不安定の

場所だから。

 

私はこの仕事を

させていただく中で、

なんとかして

後者の成長のサポートが

できないものか、と

試行錯誤して来た。

 

現時点での

結論は、

 

「できない」

 

だ。

 

自分の枠を壊す

その直前までは

サポートできる。

 

しかし最後の一歩は

本人が

「一人で」

越えねばならない。

 

現時点での私は、

そこを「一人で」越えること

そのものが

人間としての尊厳であると

思っている。

 

だから、

もしたとえ何らかの

サポート方法が見つかったと

しても、

そこは他者が

手をかけてはならないのだと

思っている。

 

でも、

であるが故に

私は祈る。

 

自分の枠を

その人が自ら壊し、

本来の自分を

取り戻せますように。

 

そして、

その人が本当に望む

人生の役割を見出し、

それを全うできますように。

 

これが私の

祈りだ。

 

ところが。

 

今の若い人達の

中には、

果敢に後者の成長に

向かう人が

増えて来た。

 

ある意味、

無茶とも言えるし、

無謀とさえも言える、

そんな勢いだ。

 

しかしなぜ彼らが

それをするかと言うと、

そこには

目を見張るほどの

使命感がある。

 

自分の決めた

自分の使命を

何としてでも果たすのだ、

という

人生への覚悟がある。

 

逆に私は

そういう人達をみると、

 

ちょ、ちょ、ちょっと

待って。

大丈夫?

もう、その辺で

やめておけば?

 

と、

ついつい言ってしまう

くらいだ。

 

しかしそんな私の

助言などには

一切構わずに、

彼らは、進む。

 

枠を

次々に壊していく。

 

さすがの私も

感動する。

 

すげーな、

人間って!

 

改めて感嘆する。

 

私のすべきことは、

それだけの覚悟と

勢いを持った

彼らを、

 

彼らが

自らのエネルギーに

呑まれてしまわないように、

 

彼らが本当に

自由に進めるように、

 

他者だからこそできる

最大のサポートを

し続けることだと、

つくづく

思ったよ。

 

つづく

 

あなたも逸脱するか

 

人ってやっぱり、

 

自分の成長を

自分が実感

しているとき、

 

・・・が一番幸せ

なのではないか、と

よく思う。

 

それは

子どもも大人も

変わらない。

 

真の成長は、

明らかに

周りに影響を与える。

 

その波及効果は

凄まじく、

 

その人は

自分自身の成長を

通じて、

周りのすべての人の

成長を喚起する。

 

そして、

自分も周りも

根こそぎ

成長させていく。

 

今、

「させていく」

という表現をあえて

使ったが、

 

そんなクライアントさん

が増えてきた。

 

「共に成長しよう」

ではないのだ。

 

ある意味、

強引にでも

「成長させてしまう」

のだ。

 

それくらいの

「スピード」を

今、望んでいる人が

増えているということだ。

 

これは一見、

不自然なことをしているように

思えるかもしれないが、

 

実はこれこそが

今の潮流。

 

自然の潮流だ。

 

今、私達共通の

真本音の想いは、

 

「これまでの

延長線上にはない

逸脱した成長」

 

だからだ。

 

逸脱した成長を

望む人達を

これまで私は

「変態」と呼んできたが、

 

ひょっとすると

これからはもう

その「変態」が

普通になるかもしれない。

 

それくらいに

そういった人達は

急増している。

 

世の中は

やっぱり

根こそぎ変わろうと

しているのだ。

 

今日、

ある経営者のコーチングを

していたのだが、

彼がとても

面白いことを言われていた。

 

「この地球とは、

70億人の異星人が

集まってきている星

ではないか」

 

と。

そして、

 

「私は、70億人の

異星人達が、

そのまま、

異星人のままでいられる

世界にしたい。

どうせビジネスを展開

するならば、

そこに貢献できる

ビジネスにしたい」

 

と。

 

70億の異星人が

調和する世界へ。

 

なんか、

楽しそうだな。

 

つづく

 

他者にできる最大のこと

 

人の成長を

決定づけるのは、

やはり

本人の意志だ。

 

「変わる」ことへの

勇気だ。

 

ここだけは、

なんともし難い。

 

・・・ということを

わかっている人じゃないと、

本当の意味での

サポートは

できないのだろう。

 

「私がこの人を(この組織を)

変えてやる」

 

という意識では、

残念ながら

表面的な変化しか起こせない。

 

上手くいっても

単なる、「膨張」しか

起こせない。

 

「膨張」は必ず限界が

来る。

 

そして「破裂」する。

 

それを成長とは

言わない。

 

それは単なる

膨張の果ての破裂

だ。

 

膨張をさせて

「俺が変えてやった」

と喜ぶ人もいるようだが、

それは単なる

傲慢だろう。

 

・・・・・・

 

皆、本当は

「変わる勇気」を

持ちたがっている。

 

「変わりたい」

「勇気を持ちたい」

 

という彼らの

真本音の気持ちに

アプローチすることが

 

他者ができる

最大のサポートなのだと

私は思う。

 

もちろん、

「変わりたい」

というのは

別物(別者)に変わる

という意味ではなく、

 

「本来の自分に

変わりたい」

ということだ。

 

ところが、

その変化の道

というのは、

スムーズではない。

 

緩やかにずっと

坂道を登るような

過程であれば楽なんだろうが、

 

そうはいかない。

 

道には

大きな段差がある。

 

時には、

垂直の壁を

攀じ登らねばならない。

 

それを

「怖い」

と認識する。

 

壁の前に立てば、

誰だって不安定になる。

 

そして

躊躇する。

 

もう、ここからは

進まなくていいのでは

ないか、と。

 

もう、ここまで来たから

いいじゃないか、と。

 

・・・・・・

 

他者にできるのは、

壁の攀じ登り方を

教えることだ。

 

それを私は

「セルフコーチング」

という形で

お伝えしている。

 

自分と正しく向き合う

ことで、

次の一歩として

何をすれば

壁を攀じ登ることが

できるか?

 

がわかる。

 

自分で自分を

指南する

正しい方法だ。

 

・・・・・・

 

セルフコーチングの

正しいやり方を

じっくりと教えるための

講座を今、

用意している。

 

が、

ちょっと苦戦している。

 

動画などももう

撮ったのだが、

 

今回、本当に集まるべき

人達に

ちゃんと届くメッセージに

なっているか?

 

となると、

ちょっと何らかの

違和感を覚えるからだ。

 

もういつでも配信

できるのだが、

躊躇している。

 

だから、全面的に

撮り直しをしようか、

どうしようか、

パートナーと共に今

悩んでいる段階だ。

 

この講座に関しては

ありがたいことに

よくお問合せをいただく。

 

いつ始まりますか?

と。

 

今は、

年末にはスタートできる

ように、というのを

目指しています。

 

ただ、

届くべき人に届かないと

意味がないとも

思っていますので、

 

もうしばらく

お待ちください。

 

・・・・・・

 

壁は、

自分自身の真本音が

自らに

与えているものだ。

 

真本音は、

決して無茶は

しない。

 

本当はちゃんと

それを攀じ登り、

次の世界

次のステージへ

入ることは

すべての人に

可能だ。

 

その事実を

知るだけでよいのだが、

 

それにはやはり

壁を超えた経験が

必要となる。

 

他者として、

経験の仕方は

教えることはできるが、

 

経験そのものは、

本人の意志に

かかっている。

 

つづく

 

真本音、とはね・・・

 

最近、多くの方々との

出会いがあり、

私のこのブログを

読み始めていただいている

人も増えているようだ。

 

大変、ありがたいこと。

 

こんなマニアックで

大衆受けの対極のような

内容のものを

読んでいただけるとは。

 

このブログでは私は

『真本音』

という言葉を

当たり前のように

使っているので、

 

この「真本音」について

改めて解説するような

記事を

今後は増やしていこうかと

思っている。

 

・・・・・・

 

「真」

 

という文字を辞書で

引くと、

 

・まこと、本当、本物、真実

・真理

・真剣なこと

・嘘偽りのない、真実の

・正確な、ぴったりでズレのない

・混ざりけのない

・美しい

・ありのまま

・自然のまま

 

などの言葉が並ぶ。

 

まぁ要するに

そういうことだ。

 

私の会社の社名は

そのまんま

『株式会社真本音』

なので、

初対面の人の多くは、

 

「真本音って何ですか?」

 

と訊いてくださる。

 

そんな時、私は

一言でお答えするように

している。

 

「本当の本当の本当の

本音です」

 

と。

 

すごく短絡的な表現だが、

このくらいが

面白い会話になるからだ。

 

「ということは、

本当ではない本音

というのもあるのですか?」

 

と、それこそ真剣に

訊いてくださる人も多い。

 

「はい。その通りです。

ご本人は

本当の本音だ、

と思っていても

実はそうではない本音

というのが

いっぱいあるんですね」

 

と、

大概の場合は

お答えすることにしている。

 

「でも、本当の本当の本当の

本音に基づいて

行動する人は、

とてつもないエネルギーが

出るんですよね」

 

というお話をすると、

この時点で

ご興味をいただける人と

そうでない人が

明確に分かれる。

 

ご興味をいただける

人とは、

ここからかなり

深い話に入っていける。

 

・・・・・・

 

人の育成や

成長に関して、

本当に真剣に

取り組んでこられた人は、

 

この「真本音」という

言葉に、

すぐに「ピン」と来てくれる。

 

ほとんど私が

何の解説もしないのに、

「真本音」という言葉を

知るだけで、

 

「なぁなるほど」

 

とおっしゃってくださる。

 

と同時に

その時点もう

目がキラキラされる。

 

そういう人は

本当に「現場」を大事に

され、

人といつも向き合いながら

試行錯誤を

続けている人だ。

 

そしてそういう人は

かなり具体的なご体験や

ご質問を

私に投げてくださる。

 

例えば、

 

「人が本当に真剣に

仕事に取り組むには

どうすればよいのでしょうか?」

 

という質問ではなく、

 

「弊社にこんな傾向の社員が

います。

そして、こんな時にこんなことが

あったのですが、

それをどうすれば良いか、

すごく悩んでいます。

これまではこういった手を

打ったのですが、

なかなか効果がなく、

・・・・」

 

というような

かなり具体的なご質問

となる。

 

こういったお話の方が

私はとても嬉しい。

 

具体的なお話や

リアリティのあるお話には

具体的でリアリティのある

お答えができるからだ。

 

もちろん私の答えが

すべて

ではないし、

私が正しい答えを

言えている保証などない。

 

でも、

人の育成や成長について

真剣に

意見交換ができる。

 

その真剣さが

お互いに確認できると、

これが

新たなご縁となって

発展する。

 

・・・・・・

 

「真本音」

というのは

私の造語だが、

 

しかしこれはどう見ても、

私が考えた言葉

のようには思えない。

 

この言葉のおかげで

私は随分と

素敵な出会いを

広げられた。

 

この言葉がなければ、

23年間も

この仕事を続けることは

できなかっただろう。

 

だから私は

この言葉にとても

感謝している。

 

この「真本音」について、

いろんな角度から

語っていく記事を

今後は増やしていこうかと

思っている。

 

つづく

 

変態よ、しっかり生きよ

 

通常、

私達人間の

自然な成長の途上では、

 

成長している本人は

自分の成長には

気づかないものだ。

 

例えば、

身長が日々、伸びている

ことを、

本人は、ほぼ自覚しない。

 

成長が自然であれば

あるほど、

自覚はない。

 

ところが、

たま〜に、ではあるが、

本人が

自ら気づくケースがある。

 

あっ、

今、私は大きく

変わろうとしている。

 

・・・と。

 

もちろん

自己満足でそう思い込む

というケースも多い。

 

それはともかくとして、

自分で自分の

本質的な成長に気づく

大半のケースは、

 

特異点にある時

 

だ。

 

これまでの成長の

道のりからは

かなり大きく外れた

成長を

突然、

人はすることがある。

 

それをよく私は

「脱皮」

と表現しているが、

 

ただし今回の話の

特異点とは

脱皮をも超えている。

 

完全に逸脱した

成長。

 

「変態」

 

とも言える。

 

幼虫が羽化して

成虫になるような

ものである。

 

この「変態」の

直前、

もしくは最中、

もしくは直後に、

 

自分のあまりの

変化に

自分で気づくのだ。

 

その場合の多くは、

人は自分の

根本的変化に

 

慄(おのの)く。

 

そして

慄きのあまりに、

せっかくの「変態」が

中途半端になったり、

 

本来とは違う方向に

進んでしまうことも

ある。

 

だから

「変態」の心構えを

ここに書いておきたい。

 

・・・・・・

 

心構えを

一言で表現すれば、

 

「抗うな」

 

となる。

 

「変態」の不安定さは

尋常ではない。

 

自分が

まったくわからなくなる

ケースも多い。

 

私のサポートを

受けてくださっている

人の場合は、よく

 

「自分の真本音がまったく

わからなくなりました」

 

という表現をされる。

 

それはもう、

人生が終わってしまう

のではないか、

という恐怖に近い。

 

いや、

それ以上かな。

 

自分が「無」になるような

恐怖だ。

 

そうなるともう

やみくもにもがいて

もがいて

もがきまくってしまう

のだが、

 

それを

いっさい諦める

のだ。

 

自分自身を

大いなる大自然に

委ねてしまうくらいに。

 

その時の

オススメの心のつぶやき

がある。

 

『どうでもいいじゃん』

 

だ。

 

ある意味、

すべてを投げ捨てて

しまうのだ。

 

川の激流に

飲み込まれて、

もう諦めて

命を投げ出し、

激流のままに流されていく

ような感じだ。

 

これを

続けてほしい。

 

かと言って、

 

日常生活は

ちゃんといつも通りに

すること。

 

えぇ〜っ?

できないよ!

 

と思われるかも

しれないが、

それが

できるのだ。

 

ここが面白い

ところ。

 

「変態」は病気でも

何でもない。

 

むしろ

超健康的な大成長なので

 

どのような状態でも

ちゃんと

日々のすべきことは

できる。

 

ちなみに私は

私自身の「変態」の最中にも

毎日、いつものように

コーチングや研修を

行なっていた。

 

心の中はもう

死んだ状態だったのだが、

 

不思議なことに

いつも以上の

良い仕事ができた。

 

これは

病気ではないのだ。

 

だから、

ちゃんと仕事を

するように。(笑)

 

これが

もう一つの心構えかな。

 

「変態」を理由に

サボるなよ、

という。

 

・・・・・・

 

「変態」の状態は

長く続く人もいる。

 

人によっては

何ヶ月も続く人が

いる。

 

そんなの耐えられないよ、

思われるかもしれないが、

 

何度も言うが、

これは病気では

ない。

 

死にそうな気持ちに

なっている人に

「しっかり生きなさい」

と言うのも

なんだが、

 

でも、

 

ちゃんと

今こそ

しっかり生きなさい。

 

つづく

 

若者はまだ眠っている

 

あなたは

普通の成長の仕方で

満足がいくかい?

 

それとも

逸脱した成長を

してみたいという

欲求があるかい?

 

ステップアップという

言葉があるが、

階段を一段一段着実に

登って行く成長も

私は素晴らしいと思う。

 

しかし、それと共に、

「階段なんて関係ないや!」

という勢いで、

何段もひとっ飛びで

駆け登ったり、

 

もしくは、

登る階段そのものを

根底から変革し、

ロープウェイにしてしまったり、

 

そんな成長も

凄いな、と思う。

 

逸脱した成長。

 

もっとも

本人は、自分は逸脱した成長を

し続けている、

と思いながらも、

本質的には全然そうではない

という例は

たくさんある。

 

それはそれとして

ここでは横に置いておいて、

 

本質的な成長で

かつ

逸脱した成長を遂げようと

する人を見ると、

 

結構、私は

シビれてしまう。

 

応援したくなる。

 

実はそんな若者が

増えている。

 

・・・・・・

 

若い人が

逸脱した成長を

目指す姿を見ると、

ついつい

「もっと着実に行けよ」

と言いたくなるのは

人間味だろう。

 

しかしこれからの時代、

本当に必要なのは、

 

「もっと行けよ!」

 

と、

後ろからさらに

加速をサポートするような

大人達の意志である

と、

私は思っている。

 

もちろん若者にも

いろんな人がいる。

 

だから一概に

決めつけてはならないが、

 

しかし

はっきり言おう。

 

特に20代以下の

若者達の何割かは、

 

それ以上の世代の

我々には持っていない

「何か」がある。

 

その「何か」は

非常に次元の高い

何かだ。

 

それを、

我々世代の価値観をもってして

潰してはならない。

 

ちょっと極端に言えば、

縛りつけることによって

成長を促す時代は

終わった。

 

もっと極端に言えば、

 

あえて

「レベル」という言葉を

使えば、

 

彼らは

我々よりも明らかに

レベルが高いのだ。

 

何のレベルか?

 

と問われれば、

 

一つは、

意識のレベルであり、

 

一つは、

それに伴う

能力のレベルだ。

 

彼らがそれらを

素直に発揮できるように

なれば、

 

この世の中は

次世代、次々世代へとつながる

素敵なものと

なって行くだろう。

 

そのための

想いと、手段と、仕組みの発想を

彼らは

持っている。

 

ただし。

 

それらすべては

まだまだ彼らの心の奥に

眠っている。

 

眠ったものを

掘り起こすのは

彼ら自身だ。

 

我々世代は

それをサポートすることが

役割だ。

 

と、私は強く思うのだ。

 

これから私は

もっともっと

若い人達と接し、

共に進もうと思う。

 

そして、

同じように考える私と同じ世代の

人達とつながり、

やはり、共に進もう

と思う。

 

企業サポートも、

「若い人達が活躍できる組織」

に進化するためのサポートが

主となるだろう。

 

これが

現時点における私の

志だ。

 

つづく

 

本当の成長を欲しているんだ

 

人生を進めている

つもりになっていても、

実は

まったく進んでおらず、

同じ場所で

足踏みをし続け、

 

足踏みをすることで

汗をかき、

 

汗をかくことで

「私は頑張っている」

自己満足している

人は、

残念ながら

とても多い。

 

以前にもよく

書かせていただいたが、

 

成長には

2種類があって、

それをあえて

名付けると、

 

・進化

・膨張

 

となる。

 

「進化」とは

次元を高めること。

 

「膨張」とは

同じ場所で

規模や能力など

のみが

大きくなることだ。

 

単なる膨張を

しているだけで、

満足をしている人が

多いのが

今の社会だ。

 

私は、

膨張のことを

成長とは

思っていない。

 

本来の成長とは

進化があっての

もの。

 

そして、

進化のないサポート、

つまりは

膨張のためだけの

サポートは

一切やらないと

決めている。

 

しかし

とても残念なことだが、

 

進化など

どうでもいい。

とりあえずは、

膨張さえすれば

それで

いいではないか。

 

思っている人は

とても多い。

 

経営者も

含めて。

 

注意していただき

たいのは、

 

能力の成長

 

も、

それのみであれば

膨張である

ということだ。

 

言い換えれば、

実力のみの成長

単なる膨張だ。

 

以上を踏まえた

上で

あえて断定すれば、

 

今の若者の

何割かは、

 

進化への欲求が

極めて高い。

 

逆に言えば、

単なる膨張に

対して

やりがいや生きがいを

感じなく

なって来ている。

 

膨張のために

頑張れ!

を言われても、

無気力・無関心に

なる。

 

私は、

登校拒否になって

しまっている

未成年者のサポートを

させていただくことも

あるが、

 

彼らの何割かは、

(本質的には)

膨張のみを

強いろうとする

社会に対しての

拒絶感を持っている。

 

しかし

そういった彼らでも、

進化を感じられる

物事に対しては、

途端に

エネルギーを

発揮したりする。

 

進化に対しては

苦労をしてもいい。

 

どころか、

 

進化のために

努力や苦労をしたい!

望んでいる人は

多い。

 

しかし、

それが一体

どういうことなのか、

 

どうすれば

いいのか、

 

まったくもって

わからない。

 

大人達は

そこのところを

何も教えてくれない。

 

だから

単なる無気力

無関心になる。

 

という状態だ。

 

もちろん、

そのような状態でも

私は

自らの人生は

自ら進むことで

拓いていくことが

重要だと思っている。

 

進化への欲求が

あるならば、

自ら動けよ。

 

とも思う。

 

しかし人は、

あまりにも

何もわからなければ、

何もできなくなってしまう

ものだ。

 

「守破離」という

成長の段階があるが、

 

彼らはまだ

(多くの若者はまだ)

「守」の段階だ。

 

例えば2歳の子供に、

「進化のために

自ら人生を創りなさい」

と言っても

ほぼ不可能なのと

同じだ。

 

ちゃんと彼らに

「教える」

ことのできる大人が

必要だ。

 

その役割を果たすのは、

これからの時代に

おいては、

私は

 

「企業」

 

だと思っている。

 

ビジネスや仕事を

通じて、

生活を成り立たせ、

その土壌の上で

進化を起こす。

 

そういった「企業」が

増えることこそが、

これからの時代を

創る若者達を

活性化させる

最も重要な方法だと

思っている。

 

逆に言えば、

そういった「企業」が

増えなければ、

若者達の本来の力は

発揮されない。

 

若者達の本来の力

を発揮できる

「企業」

を増やさねば

ならない。

 

しかし、

現時点では

どうすれば進化できるか?

を明確に知る「企業」は

 

実に少ない。

 

だから、

そういった「企業」を

増やすことに

私は邁進する。

 

そしてこれは当然

私一人でできることでは

なく、

進化をサポートできる

「コーチ」を

増やすことも

必須だ。

 

そして

「コーチ」の

最低条件は、

 

進化とは何か?

 

どうすれば

進化できるか?

 

を知っていること

だ。

身をもって。

 

それを知るために

絶対的に必要なのが、

 

進化のための

セルフコーチング

 

だ。

 

進化のための

自分との向き合い方

 

であり、

 

進化のための

自己マネジメント

 

だ。

 

セルフコーチング法を

広めることが、

やはり

肝要だな。

 

つづく

 

開き直りが必要な時もある

 

人の成長には

段差がつきもの。

 

比例直線のような

成長は

普通はしない。

 

緩やかな

成長を普段は続け、

 

しかし

ある時、突如として

「段差」が来る。

 

階段のステップアップ

と同じ。

 

段差を登り、

次の緩やかな大地に

たどり着くまでは、

 

恐らく人生の中でも

最も

あらゆるものが

不安定となるだろう。

 

「あらゆるもの」とは、

心の内と外の

あらゆるもの。

 

心の内は常に

不安と不安定で

いっぱいとなり、

結果として、

過去の最も

戻りたくない自分の

心のパターンが

復活することもある。

 

心の外では

環境が大きく変わる

ことがある。

 

仕事が変わる

とか、

人間関係が変わる

とか。

 

いずれにしても

「変化」

が大きく始まる。

 

多くの人はここで

「変化を収めよう」

としてしまう。

 

不安定はもちろん

嫌なことだからだ。

 

しかし

何をやっても

収まらない。

 

収めようと

すればするほど、

より不安定になる。

 

実はそういった

状態の人が

私にコーチングの依頼を

されることが

多い。

 

収めるために

サポートを受けようと

するのだ。

 

しかし私は

逆のサポートをする。

 

「不安定のままで

いてください」

お願いしたり、

 

時には、

「もっと不安定さが

増す方向に

進みましょう」

提案することもある。

 

すべては

「段差」をしっかりと

乗り越えるためだ。

 

「段差」を乗り越える

ことで、

真の安定と

次の人生のステージが

始まることが、

側から観ていれば

よくわかるからだ。

 

「不安定さ」は

恐れるものでは

ない。

 

いや、

恐れてもいいが、

逃げるものでは

ない。

 

恐れつつも

立ち向かって

ほしい。

 

ここで後退すれば、

間違いなく

より多くの不安定が

自分の前に

立ち塞がり、

 

今後は、

その不安定さから

逃げ続ける人生へと

悪い意味で

変化してしまう。

 

ちょっと酷な

言い方かもしれないが、

「不安定さ」を

楽しんでほしい。

 

今は

段差を乗り越える

時。

 

そんな時は

何をやったって

どうせ

不安定だ。

 

ならば、

人生において

そんなに頻繁には

起こらない

今の時期を

味わいながら

進もうか。

 

・・・そんな

開き直りを

してみてほしい。

 

あなたなら

できるはずだ。

 

つづく

 

それは本当に望む成長か

 

生まれてからずっと

地中にいた生き物が

初めて地上に出て、

太陽の光を浴びた時の

驚きとは

どのようなものだろうか。

 

実際の生き物が

どうとか言うことではなく、

自分がそうなったつもりで

想像してみよう。

 

例えば、

最初から目が

見えるとしよう。

 

初めて地上に出たら、

どうなるだろうか。

 

もちろん、

太陽のあまりの明るさに

目は眩むだろう。

 

地中にいた

窮屈さがなくなり

戸惑うだろう。

 

しかし

そういった表面的な

こととは別として、

何かがとても

「静か」になるのでは

ないだろうか。

 

と、

私なんかは

思うのだ。

 

なぜなら

似た経験を私は

何度もしている。

 

あの

独特な感覚。

 

戸惑いと

嬉しさと

静けさと。

 

そしてその後に

やってくる、

内側から

溢れ出ようとする

自らのエネルギー。

 

しかしそのエネルギーは

やはり

静けさを伴う。

 

むしろ、

「安心する」

「安寧を得る」

と表現した方が

よいだろう。

 

何か大いなるものに

包まれる感じだ。

 

それを自らが

発していると知ったとき、

みんな

誰しもが驚くと同時に、

思い出すのでは

ないか。

 

あぁこれが

私であった、

と。

 

安心と安寧とは、

自らを思い出すことによる

わかりやすい

感覚なのだろう。

 

・・・・・・

 

コーチという

お仕事をしていると、

とても多くの方々が、

 

「私、成長しました!」

 

と喜び勇む瞬間と

出会う。

 

その時こそ私は

とても注意する。

 

何かから

解放された瞬間の

喜びに

私は注意する。

 

その視点として

最も大事にしているのは、

その人が、

 

静かかどうか?

 

である。

 

もちろん表面的な

ことではない。

心の奥底、

それを、魂、と言っても

いいが、

そこの静けさを

観察する。

 

成長は

エネルギーを呼ぶ。

 

やる気を呼ぶ。

 

前向きさを

呼ぶ。

 

しかしその根底が

静かかどうか?

によって、

 

その「成長」が

永続的か

刹那的か

がわかるのだ。

 

要するに、

「刹那的な成長」

という

ものがあるのだ。

 

これによって

生み出される

エネルギーは、

 

短期間で

枯渇する。

 

間違いなく。

 

そしてその後には

必ず、

「虚無」

が来る。

 

つまりは

「反動」が来るのだ。

 

そしてその人は、

「成長の喜び」と

「反動としての虚無」

行き来するようになる。

 

それは結果として

とてつもなく

疲れることだ。

 

そしてそこに

「進化」

はない。

 

このような成長の

ことを私は、

 

「膨張」

 

と呼んでいる。

 

・・・・・・

 

とても残念であるが、

「膨張」を

成長と信じて、

そして、

「膨張のエネルギー」を

成長のエネルギーと

信じて、

邁進する企業は

あまりにも多い。

 

私の役割は

まずはそれを

止めることだと

思っている。

 

なぜならその先に

待っているのは

「破裂」だからだ。

 

実のない膨張は

間違いなく

破裂する。

 

風船が

大きくなり過ぎて

破裂するのと

同様だ。

 

風船の中身は

何もない。

 

ただ、

枠が大きくなっている

だけのことだ。

 

中身がないから

枠が広がれば広がるほど、

その枠は

薄く弱くなっていく。

 

そして

ある限界を超えることで

破裂する。

 

あまりにも

自然な道のりで

ある。

 

しかしそれに

気づかない企業と、

 

それに気づかない

コーチが

多過ぎるのでは

ないだろうか。

 

膨張は

わかりやすい。

 

今の世の中では

ある意味、

実現もしやすいかも

しれない。

 

だからと言って

本当にそれで

いいのか?

 

私達は、

刹那的な

成長に

喜んでいる

場合だろうか?

 

つづく

 

完成がゴールではない

 

仕事の合間に

目を閉じますと、

時々私は

大自然の風景を

観ることがあります。

 

それはまるで

目の前に本当に

展開しているかのように、

 

というよりも、

実際の現実よりも

さらにリアルに

存在感いっぱいに、

 

目を瞑った私の眼前に

現れます。

 

すると、

とてつもなく

心が洗われます。

 

今日、私が観たのは

広大な海。

 

海を観続けていたら、

海から島が

隆起してきました。

 

その島はどんどん

拡大し、

成長し、

ついには大陸に

なりました。

 

するとその大陸に

緑が芽生え、

それは大陸全体に

広がりました。

 

そこで様々な

生命が生まれます。

 

海にも

数え切れないくらいの

生命。

 

そして、

空にも鳥が

飛び交い、

 

大自然は

生命に満ち溢れます。

 

そんな光景を

目の当たりにしながら、

私はその「大自然」の

祈りの声を

聴いた気がしました。

 

その祈りとは、

言葉にすれば、

 

『すべてのものが

未完成で

あり続けますように』

 

でした。

 

・・・・・・

 

大自然は

未完成です。

 

もちろん

私達人間も

未完成です。

 

どれだけ成長しても

どれだけ進化しても

未完成のままです。

 

そこにこそ

価値も意義も

あります。

 

完成は

ありません。

 

人間として

完成する、

ということは

あり得ないのです。

 

それなのに、

多くの人が

自分の未完成ぶりを

嘆きます。

 

嘆くだけでなく、

未完成な自分を

責め続ける人も

います。

 

未完成だからこそ

素晴らしいのに。

 

未完成なのが

人間であり

大自然であるのに。

 

そこを否定する

というのは、

宇宙のすべてを

否定するのに

等しい

傲慢さです。

 

・・・・・・

 

未完成を楽しむ、

というのが

人生を楽しむという

ことの本質でしょう。

 

未完成だからこそ

私達は

進むことができます。

 

昨日とは

違う自分。

 

昨日よりも

成長した自分。

 

を、永遠に

楽しむことができます。

 

それをもし

「疲れる」と感じるならば、

その人は、実際には

成長できていない

からこそ、

疲れるのです。

 

成長・進化とは

パワーです。

 

無尽蔵の

エネルギーの

源です。

 

今のレベルが

どうか?

 

よりも、

 

今の成長度合いが

どうか?

 

によって、

その人の放つ

魅力もパワーも

変わってきます。

 

本当に

魅力ある人とは

成長・進化し続ける

人のことです。

 

完成された人

のことでは

ありません。

 

もちろん、

完成など

あり得ないのですが。

 

・・・・・・

 

未完成であることを

見くびっては

いけません。

 

未完成であることは

私達の誇り

です。

 

人間の尊厳

です。

 

未完成は

完成を超える

存在です。

 

つづく

 

どんな人だって本当は花開く

 

人は一気に

 

「花開く」

 

ことがあります。

 

これまでのその「花」は

閉じていたのですから、

「花」が開けば、

その人はまるで

別人に生まれ変わった

かのように

周りからは見えます。

 

もちろんそれは、

ただその人の中に

眠っていたものが

開いただけのこと

ですから、

 

その人は

その人のままです。

 

別の存在に

なるわけでは

ありません。

 

しかも当の本人は

自分が大きく変化した

という自覚を

まったく持たないケースさえ

あります。

 

昨日までの自分と

今日の自分は

何も変わらない。

 

と本人は

思っているのに、

周りからは

「あの人、生まれ変わった」

と見られるのです。

 

人の面白さと

人間関係の面白さは

こんなところにも

あります。

 

・・・・・・

 

「私、花開きたい!」

 

と本人が意図している

うちは、

残念ながら

本当の意味で「花開く」

ことはありません。

 

よく

「私はこんなところが

変わりました!」

と喜び勇んで

報告してくる人がいますが、

 

残念ながらその多くは、

自己アピールの域を

出ません。

 

とはいえそれが

いけないことであると

私は思っていません。

 

自己アピール自体は

全然OK。

 

ただ、

自己アピールに余念の

ない人が、

肝心の「花開く」チャンスを

自己アピールのために

逸してしまっている場面も

多く拝見しました。

 

そうならないといいな、

とは思います。

 

・・・・・・

 

人が本当の成長(進化)を

遂げているときは、

その人の意識は

「自分」には

向いていません。

 

その人の意識は

内側へは向いていません。

 

常に

「外」に向かっています。

 

「社会」に

向かっています。

 

この世の中で

自分がすべきことや

本当にしたいことに

集中しています。

 

しかしこういった書き方を

すると

次のような誤解も

生まれやすいです。

 

「ということは、

自分とは向き合わない

方がいいのか」

 

「周りのことだけを

考えればいいのか」

 

というような誤解です。

 

これについては

まったく逆です。

 

自分自身と

向き合い続ける人ほど、

社会とも現実とも

向き合えるのです。

 

本当に

自分と向き合っている

人は、

 

自分の素敵な部分も

自分の素敵ではない部分も

すべてを

「あるがまま」に

捉えることができます。

 

それが本当にできると

実に面白いことが

起こります。

 

つまりは、

そこまで自分と向き合うと、

 

「自分のことなど

どうでもよくなる」

 

のです。

 

成長しようが、

しまいが。

 

プラス指向だろうが、

マイナス指向だろうが。

 

元気があろうが、

疲れていようが。

 

「どちらでもいいや」

 

となるのです。

 

そして、

「それよりも

自分のやるべきこと

やりたいこと

を粛々と進めよう」

となるのです。

 

この状態こそが、

意識が外に向いている

状態です。

 

逆に、

自分自身と

中途半端にしか

向き合っていない人は、

多くの場合、

 

自分の都合の良い

部分にしか

目を向けなくなります。

 

ということは、

自分の見たくないものには

フタをします。

 

そして

フタをしている自分を

本当はよくわかりながらも

それを

誤魔化そうとします。

 

誰に対して誤魔化すかと

言えば、

自分自身に対して

誤魔化そうとします。

 

その結果、

 

「私はこんなところが

成長できた!」

 

という自己アピールに

なったり、

 

「私はこんな

社会貢献をしている!」

 

という、

これも自己アピールに

過ぎない状態と

なったりします。

 

つまりこれは、

意識が内側に

向かっている状態です。

 

内側を誤魔化すために

外に向かう

フリをしているのです。

 

当然ですが、

 

本当に意識が

外に向かっている人は

外(現実)がよく

観えていますから、

結果として「調和」が

次々に起こります。

 

そして、

外に向かっているフリ

をしている人は、

きちんと外(現実」が

観えていませんから、

「不調和」が

起き続けます。

 

似て非なるもの。

 

この違いは

大きいですね。

 

・・・・・・

 

意識を外に向ける

ためには、

 

まずは徹底的に

自分自身と向き合う

こと。

 

私が

セルフコーチングを

推奨する理由は

ここにあります。

 

自分と向き合う

とは

現実と向き合う

同義語なのですね。

 

それができる人こそが

自然に花開きます。

 

そんな人を私は

増やしたいのです。

 

つづく

 

周りは進まなくても、自分は進もう

 

今の世の中、

残念ながら

「進もうとしない人達」

は、たくさんいます。

 

「進もうとしない」

とは、

進化の道を行こうとしない

ということです。

 

そういった人は

進化よりも

膨張への道を

ひた走っています。

 

膨張とは、

規模のみが大きくなったり

影響力のみが大きくなったり、

つまりは

中身が伴わない

成長のことを言います。

 

次元の上がらない

現実レベルだけの成長を

言います。

 

例えば、

企業で言えば、

売上や業績が上がり続けると、

「このまま行けばいい」

と思ってしまいがちです。

 

現実レベルで

「上手くいく」

という状態に入ると、

人は

進化を止めてしまう

可能性があるのです。

 

しかし、

膨張の先には必ず

「破裂」

があります。

 

膨張しきった上で

破裂するのです。

 

現実が壊れて

いくのです。

 

例えば、

わかりやすい例では、

売上が上がって

いい気になっていたら、

ある日を境に突然に

商品が売れなくなってしまった

とか。

 

業績が上がって

いい気になっていたら、

ある日、突然に

社員さんが大量離脱

してしまった、とか。

 

中身のない成長には

必ず

「終わり」

が来るのです。

 

それが、

自然の摂理です。

 

・・・・・・

 

永続的成長。

 

それが「進化」の

道です。

 

「次元を上げ続ける」

道です。

 

ところが、そこに本気で

進んで行く人は

現時点では

まだまだ少ないのが

今の世の中です。

 

本当は、

進化の道に

入った方が、

私達人間はとても

楽なんですけどね。

 

とても心が

満たされるし、

人としての根本的な幸せを

日々、感じ続けることが

できるのですけどね。

 

それがあるが故に

永続的に、そして自然に

成長できるのですけどね。

 

でもなかなか

そうはならない人が

多いです。

 

でも、一方で

一部とは言え、

進化の道を本気で

進もうとしている人も

います。

 

今はそういった人が

急増している状態です。

まだまだ割合的には

少ないですが。

 

ところが。

 

最近、一つ困った傾向が

現れてきています。

 

進化の道に入った人が、

周りの人達を見て、

皆があまりにも

進化とは真逆な方向に

進もうとしているので、

 

「失望」

してしまっているのです。

 

ガックリ

してしまっているのです。

 

そしてある意味、

クサってしまっているのです。

 

進化の道に入る人は

自然の流れとして、

周りの人達も

進化の道に入れるように

サポートを始める人が

多いです。

 

「共に進化して行こう!」

と思うのですね。

 

そして、

周りの人達に力を注ぐ

ようになるのですが、

 

その周りの人達が

あまりにも

進もうとしないので、

クサってしまうのですね。

 

気持ちは

わかります。

 

実は私も

何度も何度も

クサりかけました。

 

気持ちはわかりますが、

 

ここは

あきらめずに

がんばりましょう。

 

私達がクサってしまったら、

それで終わってしまいます。

 

すべてが

止まってしまいます。

 

まずは、

私達は私達自身を

幸せにしましょう。

 

周りがどうこうではなく、

まずは

私達自身が

自らの進化の道を

自ら、味わい

楽しみ尽くしましょう。

 

その姿が

周りの人達に与える

影響は

測り知れないです。

 

そして、

何が起ころうとも、

何か起きなくても、

私達は

自らの行動の一つ一つは

 

真本音で

決め、

真本音で

実行しましょう。

 

それを日々、

今この瞬間、

やり続けるだけです。

 

物事は、

意図したように進まない

ことばかりです。

 

であれば、

意図を手放して

しまいましょう。

 

そしてただ純粋に

今この瞬間の

自らの真本音の意志に

自分自身を

委ねてしまいましょう。

 

それをし続ければ、

意図通りには

進まなくても、

願いは必ず

叶うのですから。

 

つづく

 

もっと自然な成果を出そう

 

私は常に

人や組織の「成長」というものを

・進化

・膨張

という二つに区別しています。

 

かなり極端な言い方で

書きますと、

 

私は

「膨張」では

まったく意味がない

と思っています。

 

そして、

膨張のためのサポートは

頼まれてもやらないと

決めています。

 

まぁ本当は

私の中では全然、極端では

ないのですが。

 

「進化」とは

次元を高めていくことを

言います。

 

面白いことに

このブログでは、

次元を高めることを

幾度となくテーマとしながらも、

これまでに一度も、

次元そのものについては

詳しくご説明していません。

 

ちょっと、かじる程度の

説明はしてるんですけどね。

 

恐らく近々

きちんと説明させて

いただくと思います。

 

取り急ぎここでは

「進化」とは

次元を高めること

だとしておきます。

 

そして、

「膨張」とは

次元は一切高まっていない

状態です。

 

同じ次元、

同じ場所にずっと

います。

 

その状態で、

規模が大きくなったり、

能力のみが高まったり、

経験のみが積み重なったり

する、という

そんな状態です。

 

つまりはですね。

 

規模のみが大きくなること、

能力のみが高まること、

経験のみが積み重なることに

私は

何の価値も置いて

いません。

 

ごめんなさい。

 

本当に極端な

言い回しです。

 

でも、私の中では

本当にそう思って

いるのです。

 

・・・・・・

 

これもよく書かせて

いただくことですが、

私達人間の本能の中心

(もしくは、根底)

にあるのは、

進化への欲求です。

 

もちろんそれが

顕在化している人も

いれば、

していない人も

います。

 

しかし根底には

必ず、これがあります。

 

そして

私達の真本音は

「いかにしたら、私は

進化できるか?」

という視点からの

発想と行動を望みます。

 

つまり、

真本音度合いを高め、

真本音に素直に

日々を過ごすことで、

自然に私達は

進化を続けます。

 

真本音度合いを高める

とは、

進化度合いを高める

こととイコールです。

 

ですから、

先ほどの私の考え方を

別の言い方で表しますと、

 

どれだけ規模が大きくなっても

どれだけ能力が高まっても

どれだけ経験を積んでも、

真本音度合いが

高まらなければ意味がない、

 

ということになります。

 

・・・・・・

 

これも、いつも私が

書かせていただくことですが、

 

真本音度合いが高まる

ということは、

調和性も高まる

ということです。

 

人との調和。

 

現実との調和。

 

それらが

高まります。

 

ですから、

真本音度合いの低い

人達同士が集まれば、

戦いや争いや

足の引っ張り合いや

自己主張のし合いが

多くなります。

 

まったく同じメンバーでも

真本音度合いが高まれば、

共に向き合い、

共に新たな何かを

創り出せるようになります。

 

一般的に

協調性が高まるという

状態ですが、

それは表面的なものではなく、

本質的なものですので、

ただの仲良しこよしでは

ありません。

 

共に、刺激をし合い、

良い意味での

競争をし合い、

共に相乗効果を発揮し合う

ようになります。

 

それが、

調和性が高まる

ということ。

 

一人一人が

自分自身の真本音に

素直に生きれば生きるほど、

そういった現象が

起こります。

 

・・・・・・

 

つまり、

何が言いたいかと

言いますと、

 

真本音度合いが高まり

進化度合いが高まる

ことで、

調和は起きやすくなり、

それが組織であれば、

結果的に

成果につながりやすくなる

ということです。

 

逆に言えば、

真本音度合いを高めず、

進化もせず、

成果のみを上げ続ける

というのは

至難の業です。

 

難易度が

高いのです、

こちらの方が。

 

ですからもう、

難易度の高いことは

やめましょう。

 

・・・・・・

 

人も組織も

「変えよう」

なんて、傲慢なことは

私は思いません。

 

というか、

思えません。

 

ただ、

その人の「本来」が

そのまま表に出る。

 

その組織の「本来」が

そのまま表に出る。

 

そんな状態を

目指して

私はサポートを続けます。

 

つづく

 

プロだから得られる幸せ

 

ちょっと極端なことを

書きますよ。

 

よく、

「プロとは、

自分のできないことを

できない、と

きちんと言える人のこと」

と言われますよね。

 

そうだよな、とは

思うのですが、

しかし一方で

私は、いつも

こう思っているんです。

 

「あぁ、もうダメだ。

私の手に負えない」

 

と思ったところからが

本当のプロの仕事の

スタートだ、

と。

 

逆に言えば、

「もう自分の手に負えない」

と思っていない

ということであれば、

それは

その時点では、

まだ私はプロとしての

仕事をしていないのだ、と

 

ちょっと極端かも

しれませんが、

そう思うのです。

 

だって、

プロって、

その道では

誰よりも「進化」を続ける

存在だと思うから。

 

プロというのは

能力があるのは

当たり前。

 

期待に応えるのも

当たり前。

 

100%がんばるのも

もちろん

当たり前。

 

結果を出すのも

当たり前。

 

そういった当たり前の

さらにプラスアルファを

し続ける存在。

 

そして、

そのプラスアルファとは

これまでのやり方や

これまで培ったものを

すべて壊すくらいの

もの。

 

前と同じやり方を

しました。

 

・・・なんてのは

その時点で私は

プロではない、と。

 

前の仕事よりも

今の仕事の方が

明らかにレベルアップしている

こと。

 

進化を

続けていること。

 

誰よりも

進化の度合いが

高いこと。

 

速いこと。

 

そうなれている時に

初めて私は

「その道のプロである」

と言えると

思ってるんです。

 

極端?

 

いやでもこれって

当たり前ですよね。

 

・・・・・・

 

私は企業様のサポートに

入らせていただいた場合、

そこにいらっしゃる社員さんの

どなたよりも

私自身が成長(進化)しよう

と思っています。

 

公開講座をやる場合も

同じです。

 

参加されるいかなる受講生さん

よりも

自分の方が進化度合いが

高い、

ということを

私自身の存在意義の

必須項目として

決めています。

 

それが実際に

できているかどうかは

わかりませんが、

この本気の意欲がなくなったら、

その時点で私は

この仕事をプロして

辞めようと

いつも思っています。

 

私は、

少なくとも

人の心や人の成長に

関わる仕事をしている人間は

これが当たり前だと

思っています。

 

厳しすぎる?

 

いやぁ、やっぱり

当たり前のことでしょ。

 

だって、

これがなければ

毅然と皆さんに

何も伝えられないからねぇ。

 

私が毅然と

していられるのは

私の能力云々ではなく、

私は自分の進化意欲の高さを

知っているからだと

思うのです。

 

現時点の自分が

どうなのか?

よりも、

どれだけ今、

進化し続けようと

しているか?

実際に進化が

できているか?

これこそが大事だと

思うのです。

 

そしてそれは

決して辛いことでは

なく、

そう思いながらお仕事が

できるのは、

とてつもない幸せです。

 

なぜなら、

人の本能の根底は

この「進化意欲」

ですから。

 

・・・・・・

 

真本音度合いが

高まることで、

どのような変化が

起きるか?と言いますと、

 

それは

いろいろありますが、

 

私がいつも感動するのは、

真本音度合いが

高まることで、

その人の「進化意欲」が

目を覚ます瞬間です。

 

もっと成長したい。

 

もっと進化したい。

 

今のままの自分では

もの足りない。

 

もっと挑戦して

まだ知らない自分を

発掘したい。

 

そういった自分の欲求に

素直になり始めるのです。

 

それがグングン高まる

様子を拝見していますと、

本当に感動します。

 

で、

私もそうあろうと

余計に思えます。

 

そして、

自分の進化意欲に

素直になっている時、

人は本当に

心も魂も穏やかになり

安定し、

安寧を得るのです。

 

つづく

 

もっと成長したいよー!

 

私は、

私自身の力のなさと

自分の未熟さに

いつも

愕然とします。

 

またまた謙遜して・・・、

と思われるかも

しれませんが、

本当に

そう思うのです。

 

と同時に

こうも思うのです。

 

未熟なのが

人間なのだ、と。

 

未熟にこそ

人間としての

魅力が

いっぱいに詰まって

いるのだと。

 

とはいえ、

未熟さは

心と魂を搔きむしるくらいに

悔しいです。

 

もっと自分に

力があれば!

本当に思います。

 

目の前の

Aさんの力になれない

自分自身の

未熟さを思い知った時、

私は

傲慢だとわかっては

いるのですが、

何もできない自分を

本当に責めてしまいます。

 

私はここにいて、

Aさんの何が問題か?

がわかっているのに、

私には

何もできないのか・・・。

 

この悔しさを

現場でいつもいつも

私は

味わい続けてきました。

 

その悔しさと

申し訳なさが

私の道を創ってきた

という言い方も

ある面では

その通りに正しいのです。

 

・・・・・・

 

私は

もっと成長したい。

 

もっともっと

成長したい。

 

この世で

できることを

もっと増やしたいし、

もっと深めたい。

 

毎日毎日

そう思っています。

 

恐らく私の

この想いは、

世の中全体の

真本音の想いと

一致します。

 

高い次元においては

すべての人が

「一つ」

です。

 

すべての人の

真本音はつながっており、

いつも

同じ思いを共有

しています。

 

今、

すべての人の

共通の想いの

根底にあるのは

 

搔きむしるほどに

何とかしたい!

と思う

成長意欲です。

 

そこに共鳴している

からこそ、

私の中からも

その成長意欲が

ダムが決壊したかのように

放流されています。

 

・・・・・・

 

今の私の

最大のテーマは

後継者育成

です。

 

私と同じことの

できる人の

育成です。

 

おかげさまで

何人かの人達が

私と共に進もうと

してくれています。

 

私が彼らに

最も伝えたいのが、

この

成長への貪欲さ

です。

 

進化への

貪欲さです。

 

もちろんこれは

伝えてわかってもらう

類のものではありません。

 

しかし

すべての人に

そういった進化への

貪欲さは

既に最初から

存在しているのです。

 

その自らの欲求に

気づけるかどうか?

 

気づいた者は

その欲求に

素直に進むでしょう。

 

一見、

あまりに無茶なことでも

笑いながら

その方向に

進むでしょう。

 

私の後継者には

そここそを

受け継いでほしい

ですね。

 

・・・・・・

 

今日、私は

自分にできる

最大のことを

し尽くしました。

 

もうこれ以上の

一日はないな、

と思います。

 

そういった一日一日を

少なくとも

この8年間は

続けています。

 

でも・・・。

 

それでも私は

もっともっと

何とかならないか?

もっともっと

できることは

あるのではないか?

本当に強く

思うのです。

 

一日一日の

満足感は

半端ないです。

 

もちろん

後悔もありません。

 

でも、

これまでのままでは

いやだ!

とも、

一方で思うのです。

 

私は

もっと脱皮したい。

 

脱皮すべきものが

なくなったとしても、

それでももっと

脱皮したい。

 

そう思える

この素直な気持ちこそが

人間な本性なのだな、

と思い、

私は明日からも

これを大切にしながら

生きていきます。

 

つづく

 

少しずつでも進むことに価値がある

人は着実に

成長します。

 

本当の成長とは

次元を高める

ことです。

 

次元の高まらない

成長を

「膨張」

と言います。

 

そして

次元の高まる成長を

「進化」

と言います。

 

膨張と進化の区別こそが

人や組織のサポートの

真髄であると

私は思っています。

 

膨張には

必ず終わりがきます。

 

破裂

の瞬間が来ます。

 

しかし

進化には終わりが

ありません。

 

よく、

「次元」というのは

何次元まであるのですか?

というご質問を

いただきます。

 

次元は

無限にあります。

 

本当に無限です。

 

3次元の世界における

「規模」を表す手段として

「数字」というものが

ありますが、

最高次元を

「数字」で表すことは

できないのです。

 

それくらいに

無限です。

 

・・・・・・

 

数字で表せられない

くらいの最高次元から

今の私達を観れば、

それは

赤子のような未熟さ

でしょう。

 

いえ、

赤子までもいかない

でしょう。

 

しかしそれでも

私達人間の本当の価値は

次元の高低に

あるのではありません。

 

私達の価値は

「成長」(進化)

にこそあります。

 

昨日よりも今日、

今日よりも明日、

・・・と、

わずかずつでも

進化を続けていること。

 

そこにこそ

価値があります。

 

私は

コーチを目指している人に

必ずいつも

お伝えしています。

 

「コーチは

クライアントさん以上の

成長(進化)をしなさい」

と。

 

なぜなら

進化し続ける人にしか

進化のサポートは

できないからです。

 

自分の経験に

満足したり、

自分の能力に

満足したり、

自分の功績に

満足し、

「俺のようになりなさい」

となった瞬間に

その人のサポートは

まったく

意味を成さなくなります。

 

進化を放棄しているにも

関わらず、

他者に影響を与えようと

する行為を私は

「傲慢」

と呼んでいます。

 

私は

傲慢な人を見ると

とても腹が立ちます。

 

きっと

以前の私が

傲慢の塊だったから

でしょうね。

 

・・・・・・

 

人は

着実に

成長(進化)

します。

 

その進化は

無限に続きます。

 

よく

人の可能性は無限大

と言われますが、

本当にそうです。

 

私は

人と向き合う時、

いつもその人の目の奥に

無限の深さを

感じ取ります。

 

誰とお会いしても、

この人は

無限の可能性を

持っているんだな、と

実感します。

 

人間とは

無限の可能性

なんです、

やっぱり。

 

ですから、

私達はもっともっと

胸を張って

進化していきましょう。

 

今の自分のレベルがどうか?

ではありません。

 

昨日よりも

ほんのわずかでも

前に進んでいれば、

そこに価値があるのです。

 

進み続けることで

私達は

安心し、安定し、

幸せ感や満足感を

高めます。

 

人間とは

そういうものです。

 

それが

人間の本質です。

 

進化の楽しさを

知る者が

コーチになるといいなぁと

思います。

 

つづく

 

真の成長とは、これまでの自分を壊すこと

私達は、

「これまでの自分の範疇」

であれば、

誰もが

存分に成長し続けることができます。

 

しかし、

ぐんぐんと成長をし続けると、

ある時、

一つの「境界」がきます。

 

その「境界」の先に進めば、

新しい世界、新しい自分が

待っています。

 

とは言え、それは自分とは

別物の自分

ということではなく、

本来の自分に一気に近づく

ということです。

 

その「境界」を越えれば、

とてつもない開放感と

自由を

手に入れることもできます。

 

ところが。

 

その「境界」を越えるためには、

「これまでの自分」を

手放さなければなりません。

 

もう少し激しい表現を使えば、

「これまでの自分」を

破壊する必要が

あるのです。

 

・・・これが、なかなか

できません。

 

「境界」まではぐんぐん進めますが、

「境界」の先へ

行けないのです。

 

「境界」の前で立ち止まり、

もといた世界に

戻っていってしまう人も

多いです。

 

しかし、

一度「境界」を見てしまった人が

もとに戻っても、

元通りの自分になれるわけでは

ありません。

 

だって、「境界」を

見てしまったのです。

 

その先の世界を

何となく感じ取ってしまったのです。

 

もとの世界に戻っても、

「なんで先に進まなかったんだよ!」

と、

自分で自分を責め続けることに

なります。

 

それが結構

きつい。

 

もとに戻っても、

以前よりも苦しみは

大幅に増してしまいます。

 

じゃあいっそのこと、

「境界」まで行くことすら

やめればいいじゃないか。

 

そう考える人も

いるかもしれません。

 

しかしながら、

それもできないのです。

 

なぜなら、

私達人間は

進化のために存在しているから

です。

 

私達の本能の中心には

進化欲求

があります。

 

それがある以上、

つまりは、人間である以上、

遅かれ早かれ

必ず「境界」の前まで

行ってしまいます。

 

しかも今は、

「早く境界まで行きたい!」

「早く境界を突破したい!」

と真本音レベルで望んでいる人が

本当に増えています。

 

その欲求が

世の中全体に新たな潮流をも

生み出しています。

 

まるで川の水が

川上から川下へ流れるように、

私達は止まっているつもりでも、

どんどん「境界」に向かって

進み続けてしまうのです。

 

ですから本当は

私達に選択肢は

ないのです。

 

「境界を突破する」

という選択肢しか

ないのです。

 

その事実を

受け止めること。

 

他には選択肢はないのだ、

と、ある意味

あきらめること。

 

それを

『覚悟』

と言います。

 

あきらめた方が

楽です。

 

思い切って「境界」を越えて、

その先の世界へ

行きましょう。

 

その先の自分、

つまりは、

もう一つ上の次元の自分に

なりましょう。

 

その方が

幸せです。

 

・・・というよりも、

それこそが、私達人間の

真の幸せです、

と言った方ががよいですね。

 

一度、「境界」を突破できた人は

「境界を突破」するとは

突破する直前は大変だけども、

突破した瞬間から

いかに気持ちがよくなるか、

を知ることができます。

 

その喜びを知った人は

次々に「境界」を突破し続けます。

 

つまりは、

どんどん次元の壁を

乗り越えて行くのです。

 

次元とは、

無限に高まります。

 

突破しても突破しても

次々に「境界」は

現れます。

 

そのうちに、

「境界」があるからこそ

幸せだ、

と思えるようになります。

 

そんな人が

今、急速に増えています。

 

もっともっと

増えるといいなぁ、と

私は強く思います。

 

つづく

 

今の世の中の多くの成長には終わりがある

真本音で生きる、とは

「進化」の速度を最大にする

ということになりますが、

では、「進化」とはどういうことでしょうか。

 

以前に、「成長」には

2種類あるというお話をしました。

 

一つは、

単なる「膨張」。

もう一つが、

「進化」です。

 

まず、「膨張」とは。・・・

 

これは、規模や能力などが

ただ高まっていくだけの状態です。

 

現時点でのこの世の中では、

「成長」と言われるものの多くが

「膨張しているだけ」です。

 

「膨張」には必ず

終わりがきます。

 

「膨張し切る」ことで

それは破裂するからです。

 

例えば、昔よく言われた

企業の30年説など、

企業が終わりを迎えるのは、

それは「膨張」の結果です。

 

長期的にせよ、短期的にせよ、

必ず終わりが来るのが

「膨張」の特徴です。

 

それに対して

「進化」には終わりがありません。

 

もちろん、

「形」は変わっていく可能性は

あります。

 

「形」とは、

この世における「現象」です。

 

「現象」は変われども、

「実在」は受け継がれます。

 

「形」は変われども、

「命」は受け継がれるのです。

 

そして「進化」とは

シンプルに言えば、

「次元を高めること」

です。

 

少しずつでも

次元が高まり続けているのであれば、

それは「進化」です。

 

それに対して、

何がどれだけ変化しても

「次元が変わらない」のであれば、

それは単なる「膨張」です。

 

では、

「次元」とは何でしょうか?

 

「あの人、次元が変わったね」

とか

「この組織は明らかに

以前とは違う次元になった」

とか、

本当に時々ですが、

そのような表現を聴くことがあります。

 

普段、何気なく

さりげなく、

私達は「次元」という言葉を使いますが、

そもそもそれは

何でしょうか?

 

この説明は実は、

かなり難易度が高いのですが、

ちょっとそれに挑戦してみようかなと

思っています。

 

なぜなら

私のさせていただいている

人や組織のサポートは、

「次元を高める」ことだからです。

 

単なる「膨張」のためのサポートは

一切行なっていません。

絶対に、

したくありません。

 

「次元が高まる」ことで、

自然に成果が高まる、という状態創りが

私のミッションです。

 

ですので本当は、

私のサポートの本質を表現するためには

「次元」のお話を抜きにすることは

できないのです。

 

ちょっとドキドキしますが、

「次元」について、

ゆっくりじっくりと

語っていくことにします。

 

今、

平井さん、木村さん、弓江さんのお話も

止まってしまっていますが、

どうしても、「次元」という概念を

取り入れなければ、

先に進めないのです。

 

「先に進む」のが

2018年のテーマです。

 

明日から挑戦してみます。

 

つづく

 

人の影響力は、ここで決まる

人が人に与える影響力の大きさ

というのは、どこで決まると思いますか?

 

能力ですか?

 

経験ですか?

 

人格ですか?

 

生き方ですか?

 

立場ですか?

 

役割ですか?

 

個性ですか?

 

それらすべては確かに

重要な要素です。

 

しかし私は、

人が人に与える影響度を左右している

要素として、超重要なものとして、

 

「その人の成長度」

 

があると、いつも実感しています。

 

「成長」とは

このブログでも申し上げている通り、

単なる「膨張」ではなく、

「進化」のことを指します。

 

現時点における力の大きさよりも

今、その人がどれだけ日々進化しているか?

によって、私達人間は

本質的な影響を受けます。

 

なぜなら、私達人間の根本欲求は、

・・・つまり、本能の中心にあるものは

「進化」だからです。

 

私達は本能的に

「進化」しているものに対して

畏敬の念を覚えます。

 

どこまで進化したか?ではなく、

どれだけの勢いで進化し続けているか?

に畏敬の念を覚えるのです。

 

それは、

本能的な信頼

です。

 

本能的な信頼を感じる人の言葉は

私達の心、というよりも

魂に響きます。

 

ですから私はいつも

コーチを目指す人達に言い続けています。

 

「クライアントさん以上に

コーチが進化をし続けなさい」

と。

 

クライアントさんの進化スピードよりも

遅い進化スピードのコーチは

クライアントさんに良い影響は

起こせないのです。

 

そういった意味で、人のサポートというのは

非常に厳しいものです。

 

サポートされる側よりも

サポートする側の進化の度合いが

高くなくては、

本質的なサポートができないからです。

 

このように書くと、恐らく多くの人は

うわっ、進化というのは大変そうだ、

そんなのは自分には無理だ、

と思われるかもしれません。

 

しかし先ほども書きました通り、

進化とは人間の本能の中枢です。

 

ということは、

進化とはとても

「気持ちいいもの」

なのです。

 

「進化」とは

安定です。

 

「進化」とは

安心です。

 

止まっている方が安定したり

安心できるのではありません。

 

人は、進化し続けている時こそが

最も安定し、安心できるのです。

 

ですから、

進化し続けている人は

端から見れば

「あの人、凄いなぁ」となりますが、

本人にとってはまったく

凄いことをしているという認識は

ありません。

 

むしろ、自然体で淡々と

普通に毎日を生きているだけであり、

それが最も幸せであり

安定・安心であるのです。

 

そういったことを

クライアントさん以上にコーチは

実感として知っていることが

重要です。

 

私ももうすぐ50歳ですので、

さすがに最近は年下のクライアントさんが

増えてきましたが、

以前は、私のクライアントさんは

10歳も20歳も年上の方ばかりでした。

 

しかも経営者が多かったものですから、

人生経験も、経営経験も

私以上の人達ばかりでした。

 

本当に素直に尊敬できる方達が

多かったです。

 

そんな方々をクライアントさんにするわけですから、

私にできることはただ一つ。

クライアントさん以上のスピードで

自分自身が成長(進化)すること

でした。

 

もちろんそれは

勝った負けた、

ということではありません。

 

でも私は、

自分の進化スピードを加速

し続けました。

 

加速して、加速して、加速して・・・。

 

その中で初めて知ったのです。

 

どれだけ加速しても、

まだ足りない、と。

 

まだ自分は満足できない、と。

 

まだ、自分が本来望んでいる

進化スピードには程遠い、と。

 

それは、

私個人だけに当てはまることでは

ありません。

 

すべての人が、

自分の進化スピードは

まだ遅過ぎる、という

ジレンマを持っていると

ある時に気づいたのです。

 

その時から私のコーチングの

テーマの一つが決まりました。

 

どんなクライアントさんにも

当てはまるテーマです。

 

それは、

「その人の望む進化スピードまで上げる」

ということです。

 

すべての人が、

自分の進化スピードに

満足していないのです。

 

本当に満足している人とは、

現時点ではまだ一人もお会いしたことが

ありません。

 

それだけ私達人間は、

「進化」したい存在なのです。

 

今のスピードは

気持ち悪いのです。

 

もっと気持ちよく

なりたいのです。

 

だからこそ、です。

 

だからこそ、

コーチは、クライアントさん以上の

スピードで

進化し続けることが必要であると、

私は思います。

 

クライアントさん以上に

気持ちのよい人生を送るのが、

コーチの必須条件です。

 

つづく

 

試行錯誤のない「順調」はない

「物事が順調に進む」

とは、私は

「順調に試行錯誤ができている状態」

であると考えています。

 

試行錯誤には、

・意味のある試行錯誤と

・無意味な試行錯誤

があります。

 

無意味な試行錯誤とは、ほとんどの場合

その人が自己満足で繰り返している

試行錯誤です。

それを繰り返したところで、

何の進化も発展もありません。

 

進化発展があったと、

本人が自己満足するだけです。

 

逆に言えば、

物事の進化と発展のためには、必ず

意味のある試行錯誤が

存在しています。

 

よく、

「真本音で進めば物事がスムーズに進む」

と、私は書かせていただいていますが、

その真の意味は、

「意味のある試行錯誤を続けることができる」

ということです。

 

つまり、結果だけでなく

そこに至るまでの過程(プロセス)も

私達の真本音は大事にしているということです。

 

そういった意味で、

木村さんと弓江さんの新規事業プロジェクトは

意味のある試行錯誤を続けた

と言えます。

 

それを私は確信したのです。

ですから、

 

「新規事業プロジェクトは

ここまで順調だったということです。

実は、何の問題もなかったのです。

そして、ここまで順調だったからこそ、

この場があるのです。」

 

・・・と申しました。

(→前回記事)

 

特に木村さんは、失敗もありましたが、

順調にここまで進んできたということです。

その失敗こそが、必要な試行錯誤だった

ということです。

 

まぁ、そういう「失敗」は

「失敗」とは言いませんが。

 

そして・・・。

 

新規事業プロジェクトは順調にきたからこそ、

壁にぶち当たったのです。

 

順調に来なければ決して遭遇しない

壁まで来たのです。

 

その壁を、一言で表現すれば、

 

『脱皮の壁』

 

となります。

 

人も組織も、

比例直線的には成長(進化)しません。

 

人や組織の成長(進化)とは、

階段状に進みます。

つまり、

緩やかな勾配で進み、

ある時に、階段をステップアップするための

段差にぶち当たります。

 

段差にぶち当たったら、

それを乗り越えなければなりません。

しかし、

それを乗り越えることができれば、

1ランク、ステージがアップします。

 

これまでの延長線上にはない、

新たな次元と視界と能力が

開けます。

 

この段差にたどり着くためには、

しっかりと意味のある試行錯誤を

繰り返さなければなりません。

 

これをちゃんとして来たので、

新規事業プロジェクトは今、

「段差」の下にいるのです。

 

そして、これから「段差」を乗り越えるのですが、

「段差」とは非常に怖いものです。

怖いが故に、人も組織も

この時点では、非常に不安定になるのです。

 

今、新規事業プロジェクトチームは

その不安定さが出始めている状態なのです。

 

以上のことを、

私は木村さんと弓江さんに

ご説明しました。

 

木村さんが言われました。

 

「では、その不安定さを

なくすための方策が必要なのですね?」

 

「いえ、逆なんです。

こういう時は、もっともっと不安定さを

自らに与えた方が良いのです。」

 

つづく

 

あなたは進んでいますか? 止まっていますか?

進む人は心地がいい。

 

私はいつもそう感じます。

 

どれだけ未熟であってもいい。

どれだけ能力がなくてもいい。

どれだけ弱くてもいい。

どれだけバランスが悪くてもいい。

どれだけ尖っていても、どれだけ凹んでいても、

どんな状態でもいいのです。

 

どのような人でもあっても

進む意志さえあれば、

私は、その人と向き合いたい。

 

その人と共に進みたい。

 

そう思います。

 

「進む」とは、「進化」ということです。

 

私はあえて、「進化」と「成長」という二つの言葉を

区別しています。

「成長」という言葉には、様々な意味が

含まれてしまうからです。

 

例えば企業で言えば、

売上や利益や事業規模が年々増加していくことが

「成長」と表現されますが、

私は、その中身をいつも大切にしています。

 

そこに「進化」はあるのだろうか?と。

 

どれだけ事業規模が大きくなっても

そこに「進化」がなければ、私はただの

「膨張」

であると思っています。

 

個人であれば、

どれだけその人の能力が高まったとしても、

そこに「進化」がなれば、ただの「能力の膨張」に

過ぎません。

 

「膨張」することを私は

「進化」だとは思いませんし、

それを「進んでいること」だとも思いません。

 

むしろ「膨張」だけで満足している人を私は

「止まっている人」と見ます。

「止まっている組織」と見ます。

 

「進化」とは、

次元を上げていくことを言います。

 

次元については、改めて詳細に書かせていただくことに

なると思いますが、

次元を上げるために最も直接的な影響を持つのが

「真本音度合いを上げる」ことです。

 

つまりは、

自らの真本音を大切に生きる

ことは、「進化」への最短の道です。

 

私は、

能力を高めるだけのコーチングはしません。

「進化」を拒絶している人のサポートは

しません。

そう決めて、これまでやってまいりました。

 

何のために、「進化」するのだろうか?

「進化」の先に何があるのだろうか?

 

そんな疑問も浮かんだことがありました。

 

もちろん「進化の先」はあります。

そこで手に入れられる「現実」はあります。

 

しかしそれよりも、

「進化」とは、それ自体が「目的」なのです。

 

つまり、私達人間は

「進化を目的として生きている存在」なのです。

 

「進化そのものに喜びを感じる存在」

それが、人間です。

 

人間としての自然な姿は

「進化すること」です。

 

その自然な目的に素直になっている人は

一緒にいて、とても癒されます。

一緒にいて、心地よいのです。

 

進む人は心地がいい。

 

・・・それは、私だけでなく、すべて人が心の根底で

本能的に感じることです。

人は、そういう人と「共に進みたい」と思います。

 

進化への欲求。

進化という本能。

 

そういった、私達すべての人間が持ち合わせている

大切なものに、

素直に、敏感に、そして大胆に

立ち向かっていく人を増やす。

 

それが、私がコーチをさせていただいている

重要な目的(願い)の一つです。

 

コーチングをしていれば、もちろん

クライアントさんが、立ち止まってしまうことはあります。

 

挫折もあります。

 

立ち直れなくなることもあります。

 

それでも「進もう」という根本的な意志を

その人が持ち続けているうちは、

何とでもなりますし、

とことんまでサポートすることは可能です。

 

「私は、私がこんなにもダメダメな人間だとは

思ってもいませんでした。

こんな私でも、何とかなるのでしょうか?」

 

コーチングをしていますと、

そんな問いを受けることがあります。

 

これまでフタをしていた自分と向き合ったり、

進化しようと思っても、どうしてもその行動が取れなかったり、

いろんな場面で、その言葉を聴いてきました。

 

木村さんもその一人でした。

(→前回記事)

 

実は、木村さんは平井さん以上に大変な

クライアントさんでした。

 

自分の真本音を意識して行動を変えようとしても

どうしても、自分の許容量を超える現実が来ると、

以前の「心と行動のクセ」が出てしまいます。

 

その「クセ」を直したとしても、

さらに別の「クセ」が顔を出す。

 

その繰り返しをしました。

 

そしてついにある時に、

「たけうちさん、

せっかくずっとコーチングしていただいているのに、

自分はずっとダメな自分が出てしまいます。

本当に申し訳ない。

私がこんなにダメダメ人間だとは思いませんでした。

私はこのようにコーチングを受けるだけの価値が

あるのでしょうか?」

と言われたのです。

 

私は逆に問いました。

 

「木村さんは、進化したいですか?」

 

即座に答えが返ってきました。

 

「したいです。」

 

「木村さんは、どんな時も自分の本当の願いを大事にした

行動の取れる木村さんになりたいですか?」

 

「なりたいです。」

 

「でしょ?

その木村さんの想いは、ずっと伝わってきていますよ。

それがあるうちは、大丈夫です。

今は、心の中に余分なものがいっぱいあり、

それが木村さんの生き方を阻害していますが、

木村さんのその想いがあれば、

それらを一つ一つ乗り越えていけますから。」

 

木村さんは、気づいていないのです。

どれだけ自分が変わったか、ということを。

 

どれだけ彼を見る周りの目線が

変わってきているか、ということを。

 

あえてそこには触れず、

私はただ、木村さんに、ある一つの「現実」が

訪れるのを待ちました。

 

そしてそれは、必然的に訪れたのです。

 

つづく

 

強みは見つからないもの?

私達人間の強みとは、

本来どういったものでしょうか。

 

それを明らかにするために、

まずどうしても触れなければならないのが、

私達人間の本能についてです。

 

私が企業現場において常に実感することですが、

私達人間の本能の中心に存在するのは

「進化への欲求」

ではないでしょうか。

 

いえ、それを言えば恐らく、

それは私達人間のみならず、宇宙のあらゆるものが

「進化への欲求」に基づいて存在している

というのが真実かも知れません。

 

「自然の摂理」という言葉がありますが、

その中心は進化であり、

すべてのものは進化への過程の中にある。

・・・と私は多くの方々と向き合う中でいつしか

確信するようになりました。

 

あまり話を大きくしすぎると

わかりづらくなってしまいますので端的に言えば、

私達人間は生まれた時から皆、

先天的に成長意欲を持っています。

 

例えば、

できなかったことができるようになる

のがとても嬉しいですね。

それは生まれたばかりの幼い頃から

私達の中には脈々と存在しています。

 

ただしあえて私は

「成長」という言葉と「進化」という言葉を

使い分けています。

その使い分けにつきましては、

今回のテーマとは少し外れますので、

また改めて書かせていただきます。

 

さて、

「人間の本能の中心は進化欲求である」

ということを言えば、ひょっとすると

何割かの人は反論したくなるかも知れません。

 

いやいや、人間はそんな素晴らしいものでは

ないよ、と。

 

私も一方では、そういった見方もしています。

 

ただ事実として私がとても面白いと思うのは、

「人間の本能の中心は進化欲求である」

という見方をしながら人と向き合うと、

その人の強みの伸び具合いが

明らかに違ってくる、ということです。

 

「この人は進化したがっている」

という考えを中心に、人をサポートするのです。

 

たったそれだけのことで、

その人の「強み」が非常に見つかりやすく

なるからです。

 

多くの場合、

人の強みとは「ありありとわかる」ものでは

ありません。

もちろんそういったわかりやすい強みもありますが、

その人の「天性の強み」とは、

ほんの些細なところに、ほんのわずかだけ

芽をのぞかせるものです。

 

その、わずかな芽を、ほとんどの人達は

見逃しています。

 

もちろん本人も気づきません。

 

わずかな芽に気づくためには、

「みんな進化したがってるんだ」という視点を

当たり前のように持ちながら、

人々を観察した時のみ、なのです。

 

そう考えますと、

私達人間の強みとは、本来どういったものか?

の一つの答えがわかります。

 

私達人間の強みとは、

「他者に見つけてもらわないとわからないもの」

であり、それは

「この人には強みが必ず存在している

と信じる者にしか見つけられないもの」

である、ということです。

 

むしろ、安易に強みを見つけたつもりになると、

その強みは本来の強みとはズレていることが多く、

それによりその人の進化はかなり遅くなって

しまうのです。

 

この件につきましては、

もう少し具体例を交えてお話を続けます。

 

次回に続きます。

良い人生と悪い人生を決めるたった一つのもの

これから大事なお客様とお会いするとします。

そのお客様との面談が
充実したものになるかどうか、
を左右するものとはなんでしょう?

 

いろんな答えがあると思いますが、
一つの重要な答えとして

「自分の心の状態」

があります。

私達の心。

それは常に、揺れ動いています。

心の状態の良いときにお会いするのと、
悪いときにお会いするのでは
そのお客様との面談の展開は
ひょっとすると
180度変わるかも知れません。

例えば、
お客様が発した、たった一言。

その一言に対して、
どのような姿勢と
どのような空気感と
どのような表情と
どのような言葉で
咄嗟に対応するか?

心の状態は
ここに大きな変化を
もたらします。

そのたった一度の対応が
その次の反応を呼びます。

その積み重ねで物事は展開します。

 

お客様だけではありません。

 

社内でのコミュニケーションも同じです。

 

同じメンバーで
ミーティングをしても、
その時その瞬間の各自の心の状態によって
話し合いの流れは大きく変化します。

 

もちろんこれは
仕事に限ったことではありません。

家族との関わり。

お友達との関わり。

ご近所様との関わり。

人と人が関わるあらゆる場面で言えることです。

つまりは、

「自分自身の心の状態が人生の展開を決める」

と表現しても
言い過ぎではないでしょう。

そして
私達の性格とか個性も、
結局はこの”心の状態の積み重ね”によって形成されます。

一人ひとりの成長も
組織(チーム)の成長も、
心の状態の積み重ねによって形成されます。

一人ひとりの業績も
組織(チーム)の業績も
心の状態の積み重ねによって形成されます。

そして実は、
心の状態の整え方
というのは、とても簡単なのです。

そこには極意があります。

それは「摂理」と言ってもよいです。

しかしとても残念なことですが、
その摂理をご存知の人、
本質理解をされている人は
極めて少ないのが、今の世の中の現状です。

『チームパフォーマンスコーチ』とは
その摂理を知り、
自らが実践し、
確信をもって人と組織を
サポートできる人です。

つづく

“個”が組織を決める

人も組織も
2極化が進んでいます。

成長する人(組織)は
どんどん成長し、
衰退する人(組織)は
どんどん堕ちていきます。

これは世の中全体の
潮流です。

自然の流れです。

これまでの生き方と
今の生き方が
すべて結果として
反映されます。

昨年までは
その反映まで
タイムラグが
かなりありました。

でも今は、
こういう生き方をすると
こういう結果が出る、
というのが実にわかりやすく
リアルタイムに近い形で
現れます。

タイムラグのある時代は
多少の「ごまかし」や
心の中の「淀み」や
「妥協」があっても
それなりに進めました。

しかし今は
違います。

いかに
ごまかしのない生き方
淀みのない生き方
妥協のない生き方
をするか?

それは
自分自身の
問題です。

一人の心の中の
問題であり、
一人の行動の
問題です。

そしてそうした一人ひとりが
集まることで
組織が形成されます。

ですので、
一人の生き方が
組織全体の生き方に
モロに反映されます。

しかもタイムラグが
非常に少ない状態で。

ですからこれからは

『個人が変わることで
組織が変わる』

この順番が極めて
重要です。

この順番を逆さにして
方策を立てても
結果は極めて
出づらいでしょう。

一人の心があり、
その心が行動を生み、
その行動が
組織そのものの流れを
決める、
のです。

これは
摂理です。

特にこれからの時代の
摂理です。

この摂理を
本質的に理解しながら
組織の活性化を
サポートする。

そういった人のことを
『チームパフォーマンスコーチ』
と言います。

つづく