一本道はそこにある

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私達は誰もが

人生の一本道を

決めている。

 

その道は

まっすぐだ。

 

そして、

清々しい。

 

余分なものが

一つもない。

 

不安も不信も

不満もなく、

 

ただただ

汚れなく

まっすぐに

伸びている。

 

私達人間に

そんな道が

あるはずがない。

 

だって

人生はこんなにも

迷ってばかりだ。

 

こんなにも

苦しいことばかりだ。

 

と言う

その気持ちは

よくわかる。

 

しかしそれでも

私は

断言する。

 

誰もにその

一本道はある。

 

・・・・・・

 

一度でも、

一本道に入れば、

 

その清々しさは

よくわかる。

 

そして、

一本道を

辿っているのか?

いないのか?

 

その区別が

つくようになる。

 

そうなるまでの

道のりが

長い、

というだけのことだ。

 

なぜなら

私達は

目を瞑っているから。

 

どれだけ

道がまっすぐに

伸びていても、

目を開けていなければ、

道に迷うのは

当たり前だ。

 

前に進んでいる

つもりが、

横に進み、

知らぬ間に

脇道に入ったり、

路肩で転んだり、

 

そうなるのが

当たり前だろう。

 

ということで言えば、

大切なのは

目を開けることだ。

 

・・・・・・

 

ところが、

目を開けることが

なかなかできない。

 

ここで言う「目」とは、

心の目の

ことだ。

 

つまりは、

自分の心の中を

見つめる目だ。

 

これができない。

 

なぜなら、

心の中を覗くのは、

怖いことなのだ。

 

心の中には

何が潜んでいるか

わからない。

 

それは、

真っ暗なお化け屋敷

に入るような

怖さだろう。

 

手探りで

暗闇に入っていく

あの怖さだろう。

 

・・・・・・

 

だから私は、

懐中電灯を

渡すことにしている。

 

残念ながら

いきなり心の中全体に

電灯をつけることは

不可能に近い。

 

だから懐中電灯で

徐々に中を

探検する。

 

それをすれば、

ある時ある瞬間から、

 

思ったよりは

怖くないな、

 

とわかるようになる。

 

そうしたら、

もっと大きく明るい

懐中電灯に

取り替える。

 

そうやってどんどん

明かりを増やして

いく。

 

気がつけば、

懐中電灯なしでも

見れるようになる。

 

すると、

自分を信じられる

ようになる。

 

そして、

一本道が

見えるようになる。

 

・・・・・・

 

自分を本当に

信じることのできる人

のみが、

自分自身の

一本道

を見ることができる。

 

99.9%信じても

見えない。

 

100%信じて

初めて、

見えるのだ。

 

それは一見、

とても難しそうだけど、

いやいや、

そう思い込むのは

やめよう。

 

懐中電灯をつけ、

徐々に明かりを

増やしていけば、

誰もが

できること。

 

そのやり方を

私は

「セルフコーチング」

と呼んでいる。

 

そして、

セルフコーチングを

指導できるコーチを

私は

増やしたい。

 

つづく

 

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