シンプル イズ ベスト だと思うよ

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人には

第3の目がある。

 

その目が

開かれた時、

それまで

見えなかったものが

観えるようになる。

 

私の場合、

物事のシンプルさが

観えるようになった。

 

そしてその結果、

本当はシンプルで

あるはずの

現実の中で、

いかに人々が

複雑怪奇なことを

し続けているかを

知ることになった。

 

しかしそれを観て、

人は愚かだと、

私にはどうしても

思えなかった。

 

それよりも、

あぁこれが

私達人間なのだな、

とある意味

感嘆した。

 

そして

恐らくその時初めて、

私は人を好きに

なれた。

 

・・・・・・

 

シンプルなことを

複雑怪奇に

行なうことほど

疲れることはない。

 

私、

あなたのことが

大好きなんだよね。

 

このシンプルな

理由だけで

人はその人に対して

一生懸命になれる。

 

なのに、

そこに変な

理由づけをする。

 

大好き、

という純粋な

気持ちにさえ、

何らかの意味を

持たせようとする。

 

もちろん

意味はあるのだけど、

本質とは別の

意味をそこに持ってきて、

本質とずれるばかりの

行動を付加する。

 

そしてそこに

誤解が生まれる。

 

すると今度は

誤解を解くための

行動を

せねばならない。

 

当然、

上手くいかない。

 

誤解はまた

次の誤解を生み、

結局、最初は

何だったのか?

 

もともとの想いすら、

思い出せなくなる。

 

その連続の

日々。

 

そしてついには、

自分が

何者で、

何をするために

ここにきたのか?

完全に

わからなくなる。

 

皆、

迷子になる。

 

・・・・・・

 

私達は皆、

好きで

人間を

やってる。

 

人間を

味わうために

人間を

やってる。

 

だから本当は

複雑怪奇なこと

それ自体を

味わえばいい。

 

だけど

そうはなかなか

いかないんだな、

これが。

 

自分を見失うことの

辛さは

私には本当に

よくわかる。

 

私は随分と長い間、

自分を失ったままで

いた。

 

これが自分だ、と

それこそ誤解も

していた。

 

わかったつもりにも

なった。

 

人生とは

こんなもんだと

投げやりにもなった。

 

人間とは

こんなもんだ、と。

 

・・・・・・

 

私は

紛れもなく

私なんだろう。

 

そして

あなたは

紛れもなく

あなただ。

 

私とあなたは

別の脳を持ち、

別の体を持ち、

別の心を

持っている。

 

もちろん、

別の人生を

生きてきた。

 

そんな別ものが

今ここで

交わっている。

 

その場合、

私は、

私のすることとは、

あなたとの関わりを

あらゆる意味で

シンプルにすることだと

思っている。

 

私はもう

シンプルな人生を

進むと決めた。

 

もう

複雑怪奇は

飽きた。

 

本来の私として

私は生きていく。

 

だから

私と関わるすべての人、

つまり、

あなたにも

シンプルに戻ってもらおうと

思っている。

 

ちょいと傲慢な

表現だが、

それが私という

人間だ。

 

とは言え

そこに対して私は

これまで

かなり躊躇しながら

来たような気がする。

 

その躊躇を

もう取ろうかと

思っている。

 

私はあなたの

あらゆるものを

尊重しよう。

 

でも、

私の想いは、

私もあなたも

シンプルになることだ。

 

そのために

私は

あなたと関わっていく。

 

つづく

 

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