前を見て歩く
ということは、
前しか見ないで
歩く
ということでは
ない。
横も後ろも
斜めも、
すべてを見るから
こそ、
「前」がわかる。
すべての中から
選択する。
これが
自分を生きる
ということだ。
選択には
意志が必要
だ。
意志の根元
には
願いがあり
祈りがある。
自分自身の
それを
どれだけ尊重した
選択をするか?
それを私達は
人生を歩きながら
学んでいる。
進化の道
とは、
願いや祈りの
選択の道だ。
それを外した
選択を
し続ければ、
必ずどこかで
壁が来る。
明確な壁に
当たらなかったとしても、
必ず私達は
不安定になる。
一見、成功している
ように見えても、
その道を
進めば進むほど、
なぜだか日々、
イライラが募ったり、
悲しみや寂しさが
増したり、
絶望感に襲われる
頻度が増えたり、
結局は孤独では
ないか、と
呟いたり、
そんな傾向が
現れたとしたら、
こういうのが
人生であるし、
こういうのを
乗り越えるのが
私のテーマだ、
とは
思わないで
ほしい。
人生とは
苦しみへの道
ではない。
もし
様々な苦しみが
増すのであれば、
それは
あなたのその
道が違うのだ。
願いと祈りの
道ではない
のだ。
ただし
こう書くと、
「じゃあこの環境を
変えなければ
ならないのか」
とか
「仕事を変えよう」
とか
思われがちだが、
そういうことでは
ない。
「道」とは
「環境」とか
「何をするか」
ということ
ではない。
「生き方」のこと
を言っている。
今日の生き方、
今の生き方
のことを言っている。
今日という一日、
自分の
願いや祈りに
基づいた行動が
どれだけできたか?
自分の行動・振る舞いの
選択の一つ一つ
を言っている。
環境が変わっても
人は変わらない。
生き方そのものを
変えなければ。
今この瞬間の
生き方を
変えるだけで、
苦しみの道は
願いと祈りの道に
一瞬で
変わる。
本当に
一瞬で、ね。
つづく