世界が語ってくるもの

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目を閉じて

静かにしている。

 

何もせずに

いる。

 

すると

自分の心の中が

ありありと

観えてくる。

 

心の一つ一つを

丁寧に

横に置いていく。

 

すると

心の中には

何もなくなった。

 

しかし実は

そうではない。

 

何もなくなった

ように見えて、

本当は

「すべてがある」

状態となる。

 

光と同じで、

「すべてがある」

と、

それは

無色透明となる。

 

実は心とは

焦点化に

過ぎない。

 

焦点を当てた

ところが

強調されて、

他から分離

される。

 

分離されたものを

自分の心だ

と、

私達は

認識しているに

過ぎない。

 

本当は

最初から、

すべてここにある

のだ。

 

まぁそれは

ともかくとして、

 

一つ一つの

分離されたものを

横に置き終えると、

 

心は

無色透明に

なり、

 

すると、

 

世界のざわめき

聴こえてくる。

 

森羅万象の

ざわめき

言えばよいだろうか。

 

私はいつも

このざわめきを

聴きながら、

 

世の中全体の

把握を

している。

 

自分の仕事の

影響力と

自分の仕事の

未熟さと

自分の仕事の

成長ぶりを

 

把握している。

 

そして、

明日からのテーマ

明らかにする。

 

世界のざわめき

は、

数年前に比べれば

随分と

静かになった。

 

それはそれで

良いことだが、

 

静かになるが故に

聴こえてくる

雑音もある。

 

それらを

聴きながら、

 

一つのテーマが

明確になった。

 

それをあえて

言葉で表現すれば、

 

『助けない』

 

となる。

 

もう、

助けるのは

やめよう。

 

明日から。

 

随分と

助けちゃった

かな。

 

助け過ぎちゃった

かな。

 

もうちょいと

あらゆることに

厳しく

関わることに

しよう。

 

つづく

 

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