あなたは今、
丘の上に立っている。
かなり
高い丘だ。
見晴らしがいい。
そこから見渡せば、
自然も都市も
様々なものが
目に飛び込んでくる。
・・・そんなイメージを
してみてほしい。
すると、
あなたは
どんな丘に立っている
だろうか?
季節は?
時刻は?
天気は?
空気は?
音は?
そして、あなたは
何を見渡して
いるだろうか?
それを見ながら、
何を感じているだろうか?
あなたの中には
どんな心の声が浮かび、
そして
どんな願いが
その奥に
潜んでいるだろうか?
・・・・・・
私達には
願いがある。
願いがあるから
ここに
存在している。
人生を生きる
とは、
その願いを見つけ、
その願いに向かうこと、
だ。
それにより
願いはさらに
進化する。
願いの進化こそが
自分の進化だ。
人の進化だ。
迷ったら、
願いに戻れば
いい。
願いがまだよく
わからなかったとしても、
願いに戻ろう
という意志を
持つだけでいい。
いや、
違うな。
迷わなくても
毎日それを
するといい。
よくよく考えたら
私は毎日、
いや、
毎時、毎分、毎秒、
それを
し続けているかも
しれない。
だから
人生が満たされるものに
なったのだな、
と
今、気づいたな。
・・・・・・
あなたは
何だ?
あなたは
願いだ。
あなたの
願いは何だ?
それが
あなただ。
私達は皆、
願いなんだ。
願いが
現実化したものが
人間だ。
その本質を
忘れては
ならない、
何があっても。
時代は
変わった。
願いなしでも
ごまかしながらでも
何となく生きていける
時代はもう
終わった。
願いにフタをすることで
発生する空虚感。
それをモロに
感じる時代になった。
惰性で生きていける
時代は
終わったんだ。
だから我々は
これからは
これまで以上に
迷うだろう。
答えのない迷路に
入り込むことも
頻繁にあるだろう。
人生においても
社会的に見ても。
だからこそ
願いに戻ろう。
願いに戻って
「今」
に向かおう。
これがやはり
基本であり、
その基本が
あまりにも重要になるのが
これからの毎日だ。
一日、一日、・・・
時間は着実に
過ぎていく。
願いとして
生きるか、
惰性で
生きるか、
すべては
自分自身に
かかっている。
つづく