1万人の答え

LINEで送る
Pocket

 

以下はあくまでも

私が現場で実感している

話なのだが、

 

決して大袈裟な

表現ではない。

 

私達の心の中には

1万人の「自分」が

存在している、

と考えてほしい。

 

様々な個性を持った

「自分」だ。

 

前向きな自分も

いれば、

後ろ向きな自分も

いる。

 

自信満々の自分も

いれば、

気弱な自分も

いる。

 

親切な自分も

いれば、

わがままな自分も

いる。

 

様々な個性や

考え方を持った

「自分」

が、

1万人いる。

 

決して大袈裟な

表現ではない。

 

もちろんそのほとんどの

「自分」を

自分は知らない。

 

1%の「自分」も

知らないだろう。

 

そして、

 

その1万人の「自分達」が

常に、

話し合いを続けている。

 

発想をし合っている。

 

ブレーンストーミングを

続けている、

考えてみてほしい。

 

例えば、

顕在意識のレベルで

一つの問いが

浮かんだとする。

 

するとその問いに

ついて、

1万人が議論し合うのだ。

 

当然、

宝物のような価値ある

「答え」は

そこかしこに生まれる。

 

珠玉の「答え」は

そこかしこに

生まれる。

 

しかしそのほとんどを

私達は

顕在化していない。

 

珠玉の答えが

たくさん生まれているのに、

それを顕在化

できないのだ。

 

もったいない!

 

しかしそれが

現実。

 

しかし、

時々ではあるが、

 

珠玉の答えの一つが、

何かの拍子に

フッと

顕在化することがある。

 

それがいわゆる

「直観」

だ。

 

だから、

 

直観とは

一つの答えが生まれて、

それがそのまま顕在化する

ということではない。

 

数え切れないくらいに

たくさんある答えの

内のたったの一つが

浮上する、

だけのことなのだ。

 

では、

 

直観力が高まる、

とは

どういうことか?

 

それは、

数え切れないくらいの

答えが、

同時に無数に

顕在化することだろうか?

 

・・・それはそれで

大変面白いかも

しれないが、

 

残念ながら

そうではない。

 

やはり顕在化する答えの

数そのものは

それほど変わらない。

(もちろん、増えるが。)

 

それよりも、

 

本当に今の自分にとって

最高・最善と思える答えを

きちんと選び出して

顕在化することが

できる。

 

・・・というのが

直観力が高まる

ということだ。

 

しかも、それを

 

「答えが欲しい

タイミングで」

 

行なえるように

なることだ。

 

一番欲しい時、

欲しいタイミングで、

一番欲しい答えが

浮上する。

その度合いが高まることが

「直観力が高まる」

ということだ。

 

そして、

それをするのが

「真本音」

の役割だ。

 

真本音とは、

1万人いる「自分」の中の

リーダーだと

思ってもらうとよい。

 

しかもそれは、

1万人すべての「自分」が

心から信頼し

尊敬するリーダーだ。

 

そのリーダーは

1万人の「自分」達が

総力を結集して出した

様々な発想や答えを

すべてチェックし、

 

その中の

最高・最善だと思われる

答えを

選び出す。

 

「今回は

これでいこう!」

と。

 

皆が尊敬するリーダーが

選ぶのだから、

皆、それに従う。

 

「リーダーがそう言うなら

それで行きましょう!」

全会一致となる。

 

その結果として、

1万人の「自分」達は

総力をあげて

その「答え」の方向に

動き出そうとする。

 

「本来の直観」が

発生すると、

自然に体が動いてしまう

のは、

その理由による。

 

だから。

 

真本音度合いを

高めることは、

直観力を高めることに

直結する。

 

真本音度合いが高い人は、

一日の行動のほぼすべてを

直観で決めるようになる。

 

それにより、

ほぼすべての行動が

調和につながっていく。

 

何度も言うが、

大袈裟な話ではない。

 

むしろ

普通の話だ。

 

「直観」については、

今後も度々、

様々な角度から

書かせていただくことにする。

 

つづく

 

参考 →【直観について書こうかな】

 

コメントを残す

*