静かな場所から来る

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私達は現実世界の

中で

生きている。

 

だから

いろんなことが

降りかかってくる。

 

楽しいことばかり

ではない、当然。

 

嵐のようなことが

降りかかることも

ある。

 

現実世界から

嵐が降りかかれば、

心の中も

荒れる。

 

私の言葉で言えば、

 

反応本音が

大揺れになる

 

ということに

なるが、

 

そういうことは

ほぼ毎日のように

ある。

 

しかし。

 

私達の中には、

現実が

どれだけ荒れようが、

心も

どれだけ揺れようが、

 

決して

揺れない場所

がある。

 

何が起ころうとも

いつも

静か

な場所がある。

 

それが

体の中のどこかに

ある。

 

その場所を

見つけよう。

 

それが

真本音の場所

だ。

 

・・・・・・

 

そこはいつも

静かで

落ち着いている。

 

「落ち着こう」

という意思を持って

落ち着いた状態を保っている

のではなく、

 

何の努力も

何の意図もなく、

ただ最初から

静かで落ち着いている。

 

その場所を

見つけることができたら、

そこに

入ってみよう。

 

自分の意識を

そこに入れ込んで

みよう。

 

するとそこには

何があるだろうか?

 

私の場合は、

そこには

「海」

がある。

 

気持ちよく

スーッと遠くまで

広がる

水面がある。

 

海なのに

波は一つもない。

 

まるで

鏡のような

冴え渡った海。

 

そこに

舟が浮かんでおり、

私はその舟に

乗っている。

 

時には、

舟にも乗らず、

その水面や水中に

自分自身の全身を

浸している。

 

その「景色」の中に

いると、

スッと私は

「もとの自分」

「もともとの自分」

に戻ることができる。

 

・・・・・・

 

「直観」

とは、

 

ここから来る。

 

この、

静かな世界から

来るものだ。

 

私の場合で言えば

その「海」は

 

「答え」の

宝庫だ。

 

「海」は

すでにもう

すべてをわかっているし、

すべてを知っている。

 

過去も今も未来も

全部、

「そこ」にある。

 

だから、

今自分が何をすれば

よいか?

ありありとわかる。

 

その「答え」が

「直観」である。

 

真本音の発想

という

やつだね。

 

つづく

 

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