チームパフォーマンスコーチ

自覚なき魅力の人

この人は
いったい、
どこまで
伸びて
行くのだろう?

と、
愕然とする
ような人。

サポート
するのが
怖くもある。

それくらい
の人。

なのに
本人の
自己イメージは
低いんだ。

そこが
面白い。

自分には
何も
力がないと
思い込んでいる。

皆の
おかげだ、

本気で
思っている。

もちろん
それは
そうなのだが。

でもね、
あなたが
いなければ
このような現実は
決して
成っていない
のですよ。

たった
一人が
起点となり、

組織は
変わる。

きっと
社会も。

あなたの
その
覚悟。

生き方。

その
たったの
一言が、

どれだけ
そこにいる
人達を
救っている
ことか。

あなたは
それを
知らない。

きっと
知らない方が
良いのだろうな。

それこそ
あなたの
魅力なのだから。

つづく

新たな時代の組織だ

月が
観えた。

みんなの
その
中心に。

確かに
それは

満月
だった。

丸く
まとまったな、

感慨に耽った。

いや、
丸くまとまる
と言っても、
お互いがお互いに
合わせている
わけではない。

むしろ
一人一人は
キレッキレに
尖っている。

尖り
尽くしている。

しかも
自由だ。

ブンブン
勝手に
動き回っている。

なのに、

満月、
だ。

丸く
まとまった。

こんな状態に
なれるとは。

もともと
素晴らしい組織
だと思ってきたが、

まさか
ここまで、
とは。

人の可能性、

表現すれば
安直だが、

今また
まざまざと
それを
見せつけられた。

人の可能性。

組織の可能性。

ここは
それを示す
見本のような
会社と
なっていける
のだろうな。
きっと。

成長
よりも、

進化
の激しい
組織。

これからの
時代を
象徴する
進み方。

新たな
時代の
組織だ、
きっと。

つづく

急変化中だ

あぁなるほど、
今、
皆が
すごい変化を
している
最中だな。

・・・と、
わかる。

人は皆、
繋がっている。
本当は。

だから、
人を傷つければ、
自分自身が
傷つく。

そんな単純な
こと、
実はみんな
わかっている。

のに、
わかっていない
フリを
無意識にしながら、

分離している
つもりになって

個人の思惑で
生きている。

もったいないねぇ。
本当に
今の世の中は。

しかし
繋がりさえ
感覚的に思い出せば、

わかる
はずだ。

今、今日、
私が強く
実感したこと。

あぁ今、皆が
同時に
急変化している。

今、最も
重要なのは、
それを
妨げないことだ。

放っておこう。

少なくとも、
急変化が
完了するまでは。

それまで
あと
1週間くらいかな。

つづく

セッション直後の至福

個別にしろ
チームにしろ、

一つのセッション
が終わると、

その直後の
私は、
放心状態になる。

ほんのわずかの
間だが。

恐らく、
すごい勢いで
今行われたセッション
で、得たことを
自分の中に
インプット・整理
しているのだろう。

その間は
あらゆる顕在意識が
作用しなく
なる。

そしてその間は
私の頭には、
今のセッションでの
やり取りが
走馬灯のように
反芻される。

ただ私は
それを
他人事のように
ボーッと
眺めている。

・・・・・・

私が、
この仕事が大好き
な理由の一つは、

その時間
にこそ
あるのかもしれない。

終わった直後の
放心状態。

それは
実に満ち足りた
時間だ。

そして、
さらにその後の
大きな気づきへと
繋がる。

人と向き合う
ということは、
それ自体が
気づきをもたらして
くれる。

人と向き合う
のは
人生の宝だ、
と思うのは
その実感からだ。

だから私は
一人一人
一回一回
とても
丁寧に向き合う。

・・・・・・

人の変化は、

その人と
向き合わねば
わからない。

いや、
ある程度は
観察だけで
わかるかもしれない
が、

本当の変化は、
向き合ってこそ
実感できる。

「皆、成長
しないんだ」


言う人の多くは、
向き合っていない
から
気づいていない
だけなのかも
しれない。

そう考えると、
この仕事は
私にとっては
自分の人生を
10倍以上の
密度にしてくれた
とても有難い
存在だ。

仕事に感謝
するとともに、
やはり
生涯ずっと
現役でいたい、
と願う。

つづく

思い込みの世界にいた

知らぬ間に、
小さな世界に
入り込んで
いたようだ。

人とは
恐ろしいもの
だ。

自分のことは
本当に
よくわからない。

自分が
陥っている状況も
わかっている
ようで、
実は全くわかって
いない、
ということは
よくある。

どれだけ
人のサポートを
させていただいても、
自分のことは
わからない時は
わからない。

それは、
小さな小さな
世界だった。

その世界に
あえて
タイトルをつければ、
こうなる。

『成長の先に
進化がある』

・・・そういった
思い込み前提の
世界。

そこで私は
試行錯誤し続けて
いた。

成長と進化は
イコールで
結ばれることも
あるが、

ある意味
別物として
捉えた方がよい、

あるきっかけで
気づけた。

そうしたら、
サーッと
視界が晴れた。

そして
自分が入り込んで
いた小さな世界が
急に
観え始めた。

あんな中に
いたのか、

愕然とした。

いわゆる
私達が「成長」と
認識している
ものよりも、

「進化」の方が
本当は
余程、楽なもの
だ。

成長の先に
進化がある、
のではなく、

『進化とは
自由そのものだ』

という
ことだ。

人の本能は
進化。

進化の中に
成長も
含まれるが、

進化への
道のりは、

もっと
自由で
あっていい。

自由が
進化なのだから。

つづく

愚かな人を止めるか?

この人は
なんで
こんな愚かな
ことを
するのだろう?

側から観れば
すぐに
わかるのだが、

そういう私
だって、
ずっと愚かさを
続けてきた
ではないか。

しかし、
愚かさを
わかっていて、
それを止めない、
というのは
もっと
愚かではないか?

だがそれは
本人の
問題だ。
他者が
口出しすべき
ではない。

それは
上から目線
だな。
いつから
お前は
そんなに
偉くなったんだ?

最初からだ。
最初から、
上から目線で
いくと、
決めていた
ではないか。

決めてないよ、
そんなこと。

いーや、
決めていた。

・・・・・・

やめろよ、
そんなこと!

と、
思わずダイレクトに
伝えて
しまった。

逆効果
だった。

やつは
さっき以上に
反発し、
勢い込んで
去ってしまった。

ほらみろ。

だから
言わんこっちゃ
ない。

正直にそのまま
伝えること
だけが、
善じゃない。

お前は
無責任なことを
したのだぞ。

・・・・・・

人よりよく
わかるなら、

人よりよく
わかるという
事実を
受け入れよ。

無理に
目線を合わせる
ことこそ、
傲慢ではないか?

しっかり
踏ん張って
誠心誠意、
上から目線で
いけ。

しかし
私は、
上から目線が
嫌いなんだ。

嫌いなものは
嫌いなんだ。

好き嫌いで
判断するな。

それは
どこまで行っても
自分目線だ。

相手だけを
見よ。
観よ。

そうすれば
わかるだろう。

どう
接すれば
良いか?が。

自ずと、な。

・・・・・・

大地に
ドサっと
寝転び、

大の字に
なって、

大きく
息を吸う。

青空を
抱くように。

新鮮な空気が
胸一杯に
なったところで、

すべて
吐き出す。

私の中は
空っぽと
なる。

空っぽに
なれば、
すぐにわかる。

また不毛な
自己対話を
してしまったな。

どっちでも
いいじゃないか。

どうでも
いいじゃないか。

私は私を、
ただ
その場に
預けるだけだ。

つづく

実は簡単

崩れていく。
崩れていく。

ガラガラと
音を立てながら、

壊れていく。

ただ、
揺るがなさは
変わらず。

だからきっと
あの、
崩れゆくものの
奥から、
何か本質的なもの
が、姿を
現すのだろう。

それはきっと
シンプルなもの
に違いない。

それはきっと
大地から空まで
延々と
垂直に貫いて
いるだろう。

まっすぐに。

・・・・・・

その
垂直のものの
頂点に
立ってみる。

そこは
強烈なエネルギーの
収斂の場所でも
あった。

そのエネルギーに
全身を
預けると、

大勢の人達の
姿が観えた。

これはきっと
この人の
部下の皆さん
達だ。

そして
お客様もかな。

大勢の人達が
輪になって
笑顔になっている。

これが
この人の
本質か。

この人は、
皆を
支える存在だ。

大きな
器を持った。

ところが
この人は、
自分の器を
信じきれず、

すべて
自分でやろう

し続ける。

自分がまずは
先頭に立たねば
と。

前からも
後ろからも
あらゆるものを
受けて立ち、

闘う。

それはこの人の
本来の
姿ではない。

本来の
リーダーシップ
ではない。

・・・・・・

簡単なんだ。

人の尊重

覚えればいい。

もともと
その素質に
溢れる人だから、

実はとても
簡単なんだ。
この人に
とっては。

今、

とてもいい感じ
で、
崩れている。

自信喪失
状態。

だからこそ、
簡単だ。

まずは
すべて
崩れるものは
崩してしまえ。

つづく

恥ずかしいわ

訳もわからない
ままに
理念だけを
語っていた。

必死に。

当然、
理解は
浅いものだった。

今から
思えば。

未熟。

浅はか。

軽率。

そんなような
言葉が
浮かぶ。

でも
それが
どうした?

あの時の
自分が
なけりゃ、
当然
ここまでは
来ていない。

今の仲間達
とは
出会えていない。

たくさん
間違った。

間違った
ことを
認められずに、
正しいのだと
思い込ませていた
時期も長かった。

愚か。

傲慢。

狭量。

そんな言葉が
ピッタリだ。

そんな以前の自分が
よく私の前に
現れる。

未来の自分が
現れるように。

以前の自分が
現れるたびに、
赤面している
私がいる。

が、
しっかりと
向き合う。

眼を逸らす
ことは
しない。

意味があって
今、ここに
来ているのだ。

つぶさに
観察することで
今の私にとって
必要な気づきを
得られる。

同じ間違いは
しない、
というよりも、

もはや
別ものとなった
自分を
確認する、
というケースは
多い。

それを
確認できることで
初めて、
私は
自己開放しても
良いのだな、

思える。

その状態で
お客様の前に
立てる。

以前の自分は
一言で言って

恥ずかしい。

だからこそ、
その
恥ずかしさを
胸に
抱きながら、

私は

と向き合う。

今、
ここで
生きる。

つづく

風車の生き方

風車(かざぐるま)は
風が吹けば
回る。

吹かなければ
回らない。

自分の意志
如何を問わず。

ある意味、
他力本願とも
言える。

が、
非常に
美しく回る
風車がある。

その美しさは
どうみても、
他力本願とは
思えない。

自らの
最上の意志に
基づいている
としか。

自力では
回れない。

しかし
他力本願でも
ない。

風が吹けば、
最も美しく
回る。

ふと、
私はそのような
生き方を
目指し続けてたのか?

思った。

特にこの10年は、
私は先頭には
立たない、

決めていた。

先頭に立つ者が
いれば、
その人の風に
よって
私は回転しよう、
と。

振り返れば、
その在り方に
よって、
私は今の仲間達と
出会えた。

ただ、

この在り方は
想像以上に
大変だった。

自分が先頭に
立つ方が
10倍も楽だと
思う。

よく
この在り方を
曲げずにきたな、
と、
ふと、今日、
風に吹かれながら
思ったんだ。

今となって
よくわかるのは、
私がもし
私の人生において、
先頭に立って
進むとしたら、

私は
私との約束の
7割しか
実現できない。

そう
わかる。

人が起こす
風によって
最も美しく回る
ことで、
初めて
私は私との約束を

人生の
目的を

成就できるんだ。

それにしても
ギリギリ
だ。

ずっとそう。

間に合うか
どうか?

ずっと
ギリギリのところを
進んでいる。

気が緩むと
すぐに
自分が先頭に
立とうとして
しまう。

その度に、
風を
思い出す。

いかんいかん、
風は
私が起こすもの
ではない。

私は
最上のやり方で
風に乗るのが
役割だ。

風を起こす
人達を、
私はまだまだ
探さねば
ならない。

つづく

あなたも来たか

大輪の花が
咲くのは
わかっている。

わかっては
いるが、
その道のりが
わからない。

結果はよく
わかるし、
そうなる確信も
ある。

が、
道のりが
全くわからない
のだ。

完全に
自分の範疇を
超えているのだな、
と思う。

これまでの
経験など、
何の役にも
立たない。

これまで培った
能力では
全く歯が
立たない。

ということは
わかる。

だから余計に
どうすれば良いか?
何から
始めれば良いか?

見当が
つかない。

ところが、
そうなってしまう
ことは
最初から
想定済みで、

そこで
茫然と佇むだけに
なる自分も
想定済み。

むしろ
予定通りだ、

思えてしまう。

こういった状況に
入るからこそ
開く道がある、
という確信が
くる。

確信は
確信なので、
そう
信じきれて
しまう。
無理にそうして
いるわけでは
ない。

いったい
私は何という
人生を
選んでしまったのか、

やはり茫然と
しながら、

で、同様に
そんな自分を
予定通り

観つめている。

この感覚と
全く同じことを、
あるクライアントさんが
突如として
語り出した。

これはいったい、
どういうこと
でしょう?
と。

私は
ニンマリした。
思わず。

そりゃ
そうでしょう。

あなたも
その道に
入っちゃったね、
ついに、
と。

この人は
きっと
来るだろうな、

出会った瞬間から
思っていたが、

あれから
2年。

本当に
来たね。

どうしようかね?

つづく

ここは海の底だ

海が割れて
その裂け目に
落ちたとしても、

不変の青空
は観える。

落ちながらも、
観える。

きっとこれから
私は水中に
没し、

深海まで
沈むだろう。

しかしそれでも
今、観えている
あの青空だけは
忘れまい。

そう
固く誓ってから
意識を失う。

それは
短時間のこと
だったかも
しれない。

しかし
まるで生まれ
変わったかの
ような感覚で、

私は
目を覚ました。
何も見えない
真っ暗闇で。

やはりここは
深海だな。

光も
届かない。

静寂では
あるが、
怖い。

何がいるのか、
何が 
飛び出して
くるのか、
わからない。

不気味な
恐怖が
鳥肌を立たせる。

が、
これは最初から
覚悟していた
ことだ。

私はこれに
耐えられるように
自分を
鍛えてきた
つもりだ。

だが、
怖い。

怖いが、
耐える。

そして
ここですべき
ことをする。

胸には
ちゃんと
あの青空が
ある。

これさえ
あれば、
何とか
いけるだろう。

水圧は
すごい。

思うように
動けない。

10動こうと
思っても、
0.1くらいだろうか。

しかもこの
粘着質な密度。

スローモーション
にもならない
くらいの
超スローモーション
で、

やれることは
やり続けよう。

やり切ろう。

再び、
青空のもとに
出られるのは、
遥か彼方の
未来だろう。

その未来には
あえて
想いは馳せない。

ただ、
今ここにのみ
全意識を
集中させる。

青空のみ
胸に
抱きながら。

つづく

落ちるのを恐れるよりも

足元がない、

気づいたら、

人は
落ちる。

気づいたら、

落ちる。

気づかない
うちは
落ちないのだ。

だから
気づきたくない
という人が
多い。

でもそれは
本当に
幸せなことか?

と、
ずっと
問うてきた。

人にも、
自分にも。

知らないことが
幸せなことは
確かに
あるだろう。

が、
足元が
本当は自分には
ないのだ、
という恐怖は、

その
ストレスは、

自覚していない
だけで
ずっと「ここ」に
あり続けるのだ。

それによって
その人の
心は、
ずっとえぐられ
傷つき続ける。

そして
その痛みを
誤魔化すことに
エネルギーを
使い続け、

ついには
エネルギーが
限界を迎え、

自覚して
しまう。

で、
足元がない
ことに気づき、

落ちる。

実際に
落ちてみて
わかることは、

「落ちる」
とは
底がある
ということだ。

永遠に
落ち続けることは
ない。

必ず
底があり、
そこまで落ちれば、
あとは
再浮上しかない。

こんなこと
なら、
最初から素直に
落ちておけば
良かった、と、

しっかり
落ちた人は皆、
思う。

自分はなぜ、
あんなにも
落ちることを
恐れ、
自分を
誤魔化し続けて
いたのだろうか?
と。

要らぬ恐怖を
溜め続け、
自分を誤魔化す
ことに
エネルギーを
費やし続ける
という

終わってみれば
意味のないことを
なぜ
あんなにも
長い年月、
続けてきたの
だろうか?
と。

それなら
もっと早くから、
自分の足元を
自らの力で
少しずつでも着実に
醸成し続ければ
よかった。・・・

私も
そうだったし、
多くの
そういった人たちを
見てきた。

足元が
ないなら、
落ちるしか
ない。
が、
落ちて
もう一度。

初めから。

難しいようで、
実は
そうでもない。

私達は
いつからでも
始められる。

つづく

怖がらなくていいのに

あの氷山の
頂上に
光が観える。

あの
尖塔の
ような、

鋭利な
切先に

輝いて
いる。

あれは
何だ?

意識を
向けたら、

その
氷山そのものが
幻影だと
わかった。

しかしその
光は
実在だ。

ということは、
そこには

しかない。

なぜ
あの光は
氷山などという
幻影を
創り出したのか?

すると、
私は
光の目線に
なっていた。

遥か下から
こちらを
見上げる
私の小さな姿が
わかる。

小っぽけな
あの存在が
こちらに
じっと意識を
向けている。

まるで
挑んでくる
かのように。

その目線が
痛く、
私は目を
逸らした。

あいつには
幻影が
効かない。

この巨大な
氷山が
あやつには
観えていない。

いや、
観ようとして
いない。

あいつは
怖いやつ
だ。

私は
消えると
するか。

と、
ふと私は
私の目線に
戻った。

私は
改めて
光に意識を
向ける。

私は
挑んでいる
わけではない。

ただ、
不思議なのだ。

なぜあなたは
氷山を
創り出す?

そのような
幻を。

その意味を
知りたいのだ。

氷山が
あれば、きっと
多くの人は
恐れ慄く。

あなたを
崇めるだろう。

が、
それは
あなたにとって
必要なことなのか?

あなたの
道にとって。

それは
回り道になる
のではないか?

むしろ
遠のくのでは
ないか?

しかしそれは
私の
感覚だ。

私は単に
その氷山の
意味を
知りたいだけだ。

・・・と、
光は
消えた。

消えて
しまった。

消えなくても
いいのに。

逃げなくても
いいのに。

むしろ私は
あなたから
いろいろ
学びたかった
のだ。

一般的に
豪傑と言われる
あなたからこそ。

つづく

1ヶ月、1ヶ月、・・・

5月31日までに
すべきことは
すべて
整った。

次は
6月30日までに
すべきことが
ある。

それが
完了すれば、
7月から
また
加速する。

今は、
1ヶ月1ヶ月
着実に
進むとき。

一度として
未完了は
許されない。

かなり
繊細で、かつ
大胆な
日々。

それが
今、だ。

7月から
何が加速する
のか?

わかっている
ようで
わかっていない。

あと1ヶ月
で、
すべきことが
すべて終われば、

その時点で
全貌は
観えてくるの
だろう。

基本的に
私は
このような
先の観えない進み方
が好きなので、

全く苦は
ない。

まぁ、
開かれていく
感覚だけは
日々、
増しているので、

それの
おかげかな。

1ヶ月
1ヶ月。

この区切りが
ここからは
さらに
重要となる。

皆さんは
どうかな?

この1ヶ月

何をする?

何を
完了させる?

かなり
明確にした方が
いいよ。

つづく

未来と現実の一致のために

より
遠くの未来を
見つめよう
という
眼差しが
大切だ。

たとえ
何も
見えなくとも。

意識を
未来に
向け続ける。

すると、
何ものかを
受け取るものだ。

それが
何かは
わからなことが
ほとんどだ。

が、
確かに
「未来」が
「今の私」に
何かを
贈ってくれる。

それを
大切に
受け取り、

受け取ったよ!


丁寧に
「未来」に伝え、

粛々と
今を生きる。

言葉に
ならない
未来との対話。

これを
皆が行なうと
いいな、と
思う。

未来と現実
の一致、
とは

未来を
実現すること
だけではない。

未来と
今この瞬間を
一致させること。

未来を
感じながら
今この瞬間を
生きること。

それによって
完全一致
とまでは
いかないが、

それでも
未来と現実は
重ね合う。

それが
大切。

これは
未来を予測する
という
レイヤーの話では
ない。

感覚
の話だ。

未来の感覚を
持って
今という現実に
向かう。

これも
皆にやって
もらいたいことだ。

つづく

人は祈りか?

ずっと
祈り続けている
自分がいる。

心の中心、
魂の中心
で。

それは、
宗教とか
信仰という
枠の中の
ものではなく、

もっと
広くて
深いもの。

言葉には
到底
できない。

表現
できないのだ。

が、
確かにずっと
祈り続けて
いる。

一日24時間、
一瞬も
絶えず、
ずっと
ずっと。

もし私が
死んだとしても、

この祈りは
ずっと
残り続けるのでは
ないか、
とも
思える。

ということは、
もともと
先に
祈りがあり、

それが
一つの形として
私が生まれたのか?
とも思う。

もちろんそれは
私だけの
話ではなく、

みんな誰もが
そうではないか?
と。

ある時に
そう仮説を
立てた。

そして
それを確かめ
始めた。

きっとこれが
私が
この仕事を
続ける
本当の動機だ。

確かめ
始めてから
もうすぐ30年に
なる。

まだ、
結論は
出してはいない。

が、
誰とどう
向き合っても、
やはり
その人の中心には
その人の祈りが
あるんだな、
という実感は
続く。
毎日。

それでも
ひょっとして
そうではない人も
いるのではないか?

思い、

あえて
そう思いながら、

あえて
疑いながら、

私は人と
向き合い続ける。

経験則で
言えば、

人の中心は
祈りだ。

・・・となる。

祈りが
形となって
生まれたものが
人、だ。

・・・となる。

経験則
ではね。

でも、
あえてまだ
仮説のままで
行きたい。

もっと深く
もっと強く
私は
それを確かめたい。

もうあと
20年強、
それをし続ける
つもりだ。

つづく

閉塞から脱却するには

トンネルが
観えて来たら
しめたもんだ。

何がどう
閉ざされている
のか?

観えて来れば。

それは一見
八方塞がりに
見えて、
しかし
それがトンネルで
あれば必ず
出口があるから。

トンネルの
奥へ奥へ
流れて行けば
いい。

出口のない
トンネルは
なく、

出口まで
遠いことも
あるが、

流されて
行けば
必ず
辿り着けるから。

大変なのは、

トンネルの
実感を
得るまでだ。

何がどう
塞がれている
のか?

どこに
モヤモヤ
しているのか?

何が問題で
何が本当の
閉塞の源なのか?

それらが
あまりに
わからない、

もしくは、
わかったつもり
になっていて、
実際は
ズレている
というケースは、

辛い。

流れることも
できず、
希望も見えず、

もがいても
もがいても
手応えがない。

私の場合、
そのような
状況の
クライアントさんからの
ご依頼が多いので、

最初は
大変だ。

私の役割は、
第三者だからこそ
わかることを

いち早く
見つけること。

それが、
「トンネル」だ。

「出口」は
すぐには
わからない。

しかし、
「トンネル」は
比較的
見つけやすい。

トンネルを
見つけ出す
嗅覚。

それを
養い続けることが
大事だし、

それは
私だけでなく
クライアントさん、
特に社長さんに
養っていただくのも
私の
すべき役割だ。

「出口」
ではなく
「トンネル」だと
わかると、

一般的には
みんな、
引く。

トンネルなぞには
入りたくない
からだ。

しかし
まずは
トンネルに入らねば、
出口には
辿り着けない。

この真理、
というか
自然の摂理
というか

こここそが
肝だと
思うんだな。

出口は、
トンネルの
向こうにだけ
ある。

つづく

予想を超えて

こんなに
硬くて
大丈夫だろうか?

という
私の心配を
よそに、

ぐんぐん
伸びる。

どこまで
伸びるのだろう?

無尽蔵さを
思い知らされる
くらいに。

私はまだまだ
人を観る目が
甘いな、
と思う。

伸びる人は
私の予想を
遥かに超えて
伸びていく。

伸びない人は
頑なに
伸びないの
だけど。

伸びない人は
「私は今の私を
変える気はない。
絶対に
変えてなるものか!」
という
信念が凄い。

本人が
そう決めて
いたら、もう
他者は
何もできない。

ところが、
逆に、

「私は私を
変えたいのです。
根本から
変えたいのです!」

という人は、
完全に私の
予想を
超える。

こういう人は
今、また
急激に
増えている。

この二極化が
激しい。

世の中の
流れが
そうさせるのか?

実在は
より安定し、
現象は
より混乱する。

この、
ギャップのある
流れが
このような
進み行きを
後押ししているのか?

まぁそれは
ともかくとして、

ぐんぐん
伸びる人には、

その伴走も
大変だ。

私はギアを
一つ上げる
ことにする。

より繊細な
サポートが
必要だ。

私の悦びの
瞬間の一つ。

つづく

舐めんなよ

小さな
小鳥のように
見えるだろ?

可愛らしい
だろ?

その通り
さ。

でも、
舐めんなよ。

しっかり
あるがままを
見つめて
みろよ。

わかるかい?

すごい
エネルギー
だろ?

このエネルギー
を、
誰も知らない。

だからみんな
あの人を
舐めている。

だが、
あれは凄いよ。

人に深く
インパクトを
与える。

可愛らしく
素直そうに
見えて、

実は
ぶっとい芯を
持っている。

みんな
表面しか
見てないんだ。

誰もあの人を
評価していない。

だからこそ、
だ。

あの人の
すごさを感じられる
我々の出番だ。

あの人を
起点に
この組織は
変わるよ。

面白い
くらいにね。

もちろん、
あのすごさは
あの人自身も
自覚できていない。

だからこそ
面白いんだ。

さぁ、
何しようか?

初めの
一歩だ。

結構、
強い刺激でも
あの人は
大丈夫だよ。

いくか?

やるか?

ダイレクトにさ。

つづく

その岩か

岩が
あるかい。

しかし
そいつは
大したこと
ないよ。

ヨッと
よじ登れば
すぐに
越えられる。

ただ、
初めての岩
なので
慣れてない
だけさ。

注意すべきは、
最初に
手をかける
場所。

そこだけ
じっくり
見極めて
始めることだ。

そこだけだね。

あとは
むしろ
楽しめばいい。

初めの一歩
だけ、
慎重に
よく観察して

迷いのない
一歩をね。

つづく

祝福の時

祝福。

もうすぐ
祝福の
時が来る。

皆の
大きく開いた
笑顔が
浮かぶ。

気を抜けば、
ウキウキと
私はもう
笑顔になりそうだ。

慌てては
ならない。

動いても
ならない。

ここは自分を
抑え、

じっと
していよう。

・・・・・・

足元に
滝がある。

あえて私は
ここから
飛び降りて
おこう。

人知れず。

あの
滝壺の奥深くに
何か
あるはずだ。

今後、
どうしても
必要となるものか、

もしくは
逆に、

今後は
破壊せねばならない
ものか。

その正体は
わからない。

が、
祝福のさらに
先で、

それは
多大なる影響を
及ぼす。

今のうちに
正体を
観ておこう。

・・・・・・

それ、は
私に
語りかけてくる。

私は彼らの
敵では
ありません。

かといって、
味方とも
言えません。

彼らが
私を
どう扱うか?

それにより
私の存在は
大きく
変貌します。

ある意味、
彼らの鏡が
私です。

・・・・・・

私は問う。

君が
彼らの敵にせよ
味方にせよ、

それ以外に
せよ、

君が本来の
役割を
全うするために
必要なことは
なんだ?

彼らが
どうこうではなく、

君自身の
存在としての
意味を
果たすために、

それのみの
視点で
答えてほしい。

・・・・・・

彼は
答えたよ。

私には
確信が
ありません。

この状態の
まま、
彼らの前に
出ることに
意味があるのかも
しれません。

しかし、
たった一つで
良いので、
私は
確信がほしい。

それさえ
あれば、

私は
揺るがずに
彼らと
向き合える。

鏡として。

・・・・・・

なるほど。

よく
わかったよ。

君の確信は
私が
与えよう。

どうやら
それが私の
役割のようだ。

というか、
これだけだよ、
私が
ここですることは。

彼らのために
すべきことは。

・・・・・・

確信。

それは
簡単なことだ。

君は
揺れていい。

いや、
正確に言えば、

揺れること。
それこそが
君だ。

君という
存在だ。

揺れなきゃ
いけない。

制御しては
ならない。

自分で自分を
制御できない
状態を、
むしろ
保ちなさい。

それが、

ということだよ。

どうかな?

確信
できたかな?

・・・・・・

はい、
おかげで
すっきりしました。

私は
私という存在を
確信できました。

これで
準備完了です。

いつでも
大丈夫。

ありがとう。

・・・・・・

それは
良かった。

さぁ、
祝福の時が
来たようだ。

このまま
一緒に
この滝壺から、

彼らの
祝福の時を
眺め、
楽しもう。

彼らと一緒に
味わおう。

つづく

強さの予兆

芽が
輝いている。

この芽は
まだ
小さいが、

強そうだ。

行けそう
だな。

・・・・・・

大地の質が
特に良い
わけではない。

もともとの種が
飛び抜けて
良いわけでも
なさそうだ。

ただ、
この芽は
逞しい。

逞しい
意志を
持っている。

・・・・・・

この
ひたむきさ。

真面目さ。

ひたむきな
人は
不器用だし、

すぐに
必要以上に
深刻になりやすいが、

不真面目で
浅いレベルでの
軽さよりは
余程マシだ。

・・・・・・

深刻さの
壁を正面から
乗り越えたり、

壊したり
しなければ、

真の軽さ


生じない。

真の軽さ
とは
安定感という
土壌の上で
成り立っている
もの。

ひたむきな
人は、
この安定感を
手に入れやすい。

中途半端で
ないからだ。

・・・・・・

この芽、
ぜひ
育てたいな、

思う。

が、
それをするのは
私ではない。

本人だ。

この人には、
「芽が出ましたね」

一言も
言わないで
おこう。

すべて
自力で見つけ、
自力で進んで
行くだろうから。

私は
見守るだけだ。

本当の
ピンチが
来たら、
その時だけ
ちょっとだけ
後押しをする。

それくらいの
関わりが
ちょうど良い。

・・・・・・

この人の
芽は、

恐らく周りに
伝播する。

この芽は
きっと
この組織を
救う。

だからこそ、
私は
何もしない。

見守るだけ。

この組織は
きっと
とてつもなく
強くなるだろう。

つづく

絶望したなぁ

耕し続けて
きたものが、

ようやくに
して

芽を
出し始めた。

初めての
人と
出会えば、

それは
よくわかる。

変わったな。

本当に
そう
実感する。

・・・・・・

以前は、
耕す大地そのもの

なかった。

言ってみれば、

ドロドロの
沼のような
状態。

そこに
立つことすら
できない。

こんな状況で
どうやって
耕すんだ?

さすがに
絶望的になった。

それでも
やれるところ
から
始めた。

小さく
小さく
だったが。

・・・・・・

だから
大きなことは
当然、
できなかった。

ほんの、

手で
掬い取れる
くらいの

小さな
小さな
土を、

まずは
健康にする
こと。

それを
地道にやって、

それだけでも
長い年月が
かかり、

ようやく
畳一畳分
くらいの
土地ができて、

そこに
最初の種を
植えてみた。

ところが
ようやく創り出した
大地と
種が
合わず、

種は
芽も出さずに
死んだ。

その時の
私は
膝が崩れるように
ヘナヘナと
しゃがみ込み、

もう本当に
今度こそダメだ

泣いた。

・・・・・・

あの
絶望感に
比べれば、

今の
なんと希望に
満ちたことか。

よく
ここまで
来れた、と

たまには
自分を
褒めようか、
と。

やっぱり、

私達には
できることしか
できない。

できないことは
できない。

できないことは
諦めて、

できる最大を
やり続けよう。

そうすれば、
なんとかなる
ものさ。

つづく

今日も合間に書いている

今日は、
チームコーチング
5つと、
個別コーチング
二つ。

最近は
こうやって合間に
ブログ書くのが
ちょっと楽しい。

さっきまで
新幹線と
特急電車に
乗っていた。

ご存知の
通り、

電車は
私の活力の
もと。

私にとって
電車での移動は
「移動」
ではなく、
「至福の時間」。

もちろん、
お客様との
時間も
「至福の時間」。

至福で始まり
至福で終わる
一日。

・・・・・・

実は
今日のこの
会社、

ここしばらく
ずっと
揺れていた。

壊すべきを
根本から
壊す、
というのを

とことん
やってきた
ためだ。

特に、
根幹となる
トップを含めた
幹部さん達が

大揺れに
揺れた。

今日はまだ
その
真っ盛り
なのだが、

なんか
今のところ、
みんな、

とてつもなく
良い感じだ。

越えた
かな?

これはどうも
越えた
ようだ。

・・・・・・

今、
あの人が
私に
一声かけて
くれた。

スーッと
爽やかな
風を
感じた。

新たな風が
この会社には
吹き始めて
いる。

組織だって
脱皮する。

生まれ変わる
ことも
あるんだ。

・・・・・・

一日、終わり
帰途。

今日も
良い一日
だった。

突発的な
展開もあり、
結局、今日は

チームコーチング
7つと
個別コーチングを
4つ行なった。

夢中になって
あっという間の
一日。

今日お会いできた
皆さんの
最後の清々しい
「お疲れ様でした!」
の声と、
あのお顔。

その残像を
味わいながら、

新幹線も
味わっている。

つづく

今日も研修で

実は、今日も
研修だった。

とは言え、

講師をしたのは
私のビジネスパートナー
だ。

私は後ろから
その場を
楽しんでいた。

真剣に学ぶ
社員さん達。

オープンな
社長さんが
自由に講師と
掛け合いを始めたり
して、

共に創り出す
場だった。

最後の方で
場の次元が
グッと
高まるのが
わかった。

あぁ皆さんの
準備が
整ったな、

思った。

・・・・・・

準備が整う。

・・・これは
大切な感覚だ。

準備が整う。

・・・これが
なければ
始められない。

破壊と
創造。

本質的な
成長を
進めるためには、

破壊せずに
創造することは
ますます
難しい世の中に
なった。

一つ
壊して、
初めて
一つ
進める。

一つも
壊さなければ、
一つも
始まらない。

どころか、
後退
衰退
のみ加速する。

それを
本能的感覚的に
素直に
捉えられている
企業は、

破壊を
始めようと
する。

が、
怖くて
できない。

やり方も
わからない。

そんな時、
我々の
出番となる。

・・・・・・

今の私に
とっては、

それを
仲間と共に
お手伝いできる
というのが
幸せだ。

歳をとった
から
私は第一線を
離れる、

なんて
話ではない。

私はまだ
あと20年は
現役を続けるし、

進化を
続けるつもりだ。

老害には
ならんように
して。

ただ単純に
私一人では
もう
間に合わない、

という
世の中の
情勢だ。

必然的に
若い仲間達が
増えた。

人数は
少ないが
精鋭ばかりだ。

これからも
増やしていく。

いや、
増えていく。

・・・・・・

経営者の
恐怖。

組織を
変えようと
する時の。

その多くは、
ご本人が
顕在意識で
感じているよりも

数十倍も
深い。

しかしそれでも
やろうと
する。

そういうのを
見ると

人は
尊いな、


思う。

その尊さに
純粋に
お応えしたい。

ずっと
そうやって
きたが、

それを
仲間と共に
できるのが、

本当に
ありがたい。

つづく

久しぶりの研修

ここ10年、

できるだけ
「研修」
という形をとらずに
企業様のサポートを
しよう、


意図してきたので、
年々、
「研修」回数は
減り続けており、

今ではもう
年に数えるほど
となった。

でも今日は
久しぶりに
丸一日の研修を
行なった。

で、
改めて思った
のだけど、

あぁ私って
講師という役割も
好きなんだ、

ということ。

場に自分を
完全に委ね、

一体化し、

あとは
自然に自分の口から
発せられる言葉を

そのまま
素直に
お届けする。

そして
受講者の皆さんとの
会話や
空気感のやりとりを
通じて、

その場でしか
生まれない
言葉を
紡いでいく。

以前は
これを毎日行なって
いた。

それによって
学んだことは
果てしなく
多かったな、

改めて
思ったんだ。

・・・・・・

基本、

集団に
向き合うのと
個人に
向き合うのは

全く
同じだ。

ただ、
集団の場合は
色んなものが
混在する感覚
がやはり
多い。

しかし
そここそが
醍醐味だ。

今は、
チームコーチング
という形態が
多いのだが、

それとも
やはり
違う。

彼らは
「学ぶ」ための
時間として
ここにいるからだ。

「教える」
という行為も
やっぱり
尊いのだな。

教え、
教えられる、
ことでしか
生まれない言葉も
ある。

・・・・・・

実は
研修の休憩中に
この文章を
書いている。

さて、
ここから
山場だ。

どうなるかな?

つづく

足枷が痛い

足枷が
あったとしても、

それが何だと
言うのだ。

むしろ
ある程度の
足枷がある方が、

安定するのでは
ないか。

イケイケどんどんに
ならないから。

足枷のない
現実などない、

くらいの
生き方の方が

この世の中では
ちょうど良い
のではないか。

・・・・・・

というのは
ある意味、

真理だとも
言える。

が、
本当のことを
言えば、

足枷が
あるとかないとか、

どっちも
良いでは
ないか?

そんな視点
自体が
不必要なのでは
ないか?

・・・・・・

とも思い
ながら
進んだ時期も
あったが、

知らぬ間に、
その姿勢は

足枷を
無視する

という在り方に
変換されて
いた。

で、
当然だが、

無視すれば
するほど、

結局は
それに囚われ、

かつ
執着する
自分に
なっていた。

難しいな、
人間は。

・・・・・・

足枷とは
大概の場合、

自分きっかけ


形創られる。

どれだけ
理不尽さを
感じていても、

多くの場合、
その
理不尽そうに
見える現実は

自分自身が
起点と
なっている。

それに
気づきなさい!


言いたいところ
だが、

それに
気づけないのも
人間の
特徴だ。

そう簡単に、
自分で自分の
ことは
わからない。

・・・・・・

何が
足枷か?

という
視点で生きれば、

すべてが
足枷のように
見えてくる。

真実は
どうか?

よりも、
そんな見方を
している
自分自身を

そのまま
見つめよう。

あぁ今の私は
全てが足枷だ、
という
気持ちに
なっているな。

そうなんだな。

で、
終わりだ。

それ以上でも
それ以下でも
ない。

対策も
要らない。

・・・・・・

足枷と共に
進みたいなら、

そうすれば
いい。

私は結構、
足枷と友達で
いたいタチなので、

いつも
ジャラジャラと
様々な足枷を
引きずっている。

むしろ
いろんな種類が
あるので、

今回は
こんな種類の
足枷が来たか、


楽しんでいる。

足枷を
外そう、という
気分になれば、

そうする。

そう。

外そうと
本当に思えば、
その瞬間に
外れるのが
足枷。

それに
例外はない。

・・・・・・

現実は、
思う通りに
運ばない?

まぁ
そうだろうね。

足枷で
足が痛い?

足が重い?

まぁ
そうだろうね。

痛いのも
重いのも
しょうがない。

足枷が
あってもなくても

私のすることは
最速で
進むことだ。

そこは
変わらない。

変えないように
している。

つづく

素敵な再会

ここのところ、
「再会する」
という機会が
増えている。

数年ぶりに
お会いする
人達。

その多くは
元クライアントさん
だが、

皆さん本当に
より素敵に
成長されており、

再会の度に
泣きそうになる。

そしてその
「再会」には
やはり意味があり、

皆、
ある一つの

「境界」


越えようと
している。

そのタイミング
での
再会。

これは、
私にとってみれば、
最高の再会
かもしれない。

数年前とは
また
違ったサポートが
必要となる
のだが、

それがまた
何とも
楽しいこと!

人の進化は
無限だな!

改めて思うこと
しきり。

・・・・・・

特に印象的
なのは、

以前は
夢を持たなった
人が、

突然に
夢を持ってしまう
こと。

「持ってしまう」
という表現も
変だが。

持とうと思って
持つわけではない
のだ。

自然に
夢が
浮上してきて
しまうのだ。

ビジョン
とか
人生の目的
とか
言い換えても
いい。

とにかく
「このために私は
私のすべてを
注ごう!」
と 
思える未来への
矢印。

これが
出てくると
人生は当然だが、
大きく
変わり始める。

変わり始めた
ところでの
再会の人も
いれば、

その予兆を
感じたタイミングでの
再会もある。

いずれにしても
私としては
幸せこの上ない。

・・・・・・

もう、
未来は
観えた方が
いいね。

未来が
見えない世の中
だからこそ、

自分の未来は
観えた方が
いい。

その方が、
余分なことを
せずに
一気に進める。

そこには
当然、
覚悟が必要
だが、

そういった
覚悟があるから
こその
再会だ。

人と人は
時折、
交わり、

時折、
離れ離れに
なり、

という
「交差」の連続。

これも
人生の醍醐味
だね。

つづく

突きつけられた問い

何か、
日本刀のような
ものを、

眉間に
突きつけられて
いる。

私は1mmも
身動きが
とれない。

冷や汗が
出る。

その状態で
問いが来た。

・・・

新たな中心を
何にする?

・・・

やはりか。

かなり
痛いところを
突かれている。

私は
早急に
私自身を
変えていくことに
なるだろう。

つづく

分け入っても分け入っても

大きな葉
だな。

一枚が
こんなにも
大きいのだから、

いったい
この樹は
どれくらい
巨大なのだろう?

葉は鬱蒼と
繁り、

幹は
見えない。

幹を見たいな
と思い、
奥へ奥へと
分け入るが、

いつまで経っても
幹は
見えないままだった。

・・・・・・

夕べ、感じた
あの
眼差しは
何だったのだろう?

誰かが
どこかから
私を
見つめている。
じっと。

その視線が
ずっと
気になり
落ち着かなかった。

見守る視線
というよりも
どちらかと言えば、

私を試す
ような。

もっと言えば、
私の粗探しを
しているような。

・・・・・・

夜明けと
共に、
ここに来た。

ここを
目指してやって
来たのだ。

私は
知りたかったのだ。

その
本質を。

幹を。

幹さえわかれば、
自分の
動き方は
大概、わかるだろう。

ところが
その幹は
依然、見えぬまま。

・・・・・・

私をじっと
見つめる目
の正体は、

何となく
もう
わかっていた。

そいつ
こそが、
幹、だ。

私が幹に
辿り着けない
ということは、

そいつは
まだ
私を
認めていない。

だからきっと
今は、
どれだけ
足掻いても、

幹は姿を
見せて
くれないだろう。

きっと、
私の
足掻き方が
良くないのだ。

不純物が
入っているのだ。

・・・・・・

そうなれば
もう、

私がやることは
ただ一つだ。

足掻き続ける
こと。

今の
足掻き方が
まずかったとしても、

私には
私のできることしか
できない。

もちろん
いろんな足掻き方を
試してみるが、

もう、
上手くやろう
などという気持ちは
捨てた。

ただ、
常に全力で
やろうと思う。

私も
身が持たなく
なれば、
それで終わりだ。

であれば、
きっと私は
それだけの存在
だった、
ということだけの
ことさ。

・・・・・・

足掻き始めて
から、

もうすぐ
30年。

とりあえずは、
30年は
生き続けた。

いつ
倒れるか
わからない。

幹は
いまだに
見えないのだ。

ただ、
わかるように
なってきたのは、

幹は
迷い始めている。

私に
姿を見せるか
どうか?

今は真剣に
悩んでいる。

幹よ、
それでいい。

迷った上で
好きにしろ。

私の純度は
確かに
高まっているよ。

これからも
高めていくよ。

つづく