ゼロ

次々に道を拓く人の覚悟とは

 

今の自分には

到底無理だとわかっていても、

それでも

立ち向かわなければ

ならないことが

人生にはありますね。

 

自分の範疇を

超えた

現実。

 

自分の範疇を

超えた

挑戦。

 

自分の範疇を

超えた

約束。

 

頭では

絶対に無理!

と叫んでいても

なぜか、

それをやめる方向に

体が動かない。

 

まるで最初から

確信を持っているかのように

自分の範疇を

超える方向に

進んでしまう。

 

自分に対して

「ちょっと待って!」

と止めようとしても

止まらない。

 

勝手に進み、

「おいおいおい!」

と言いながらも

道が開いて行って

しまう。

 

そしてある瞬間から

「まっいいか!」

あきらめ、

あとはその流れと

自分自身に

委ねてしまう。

 

それにより

自分が想像し得ないような

素晴らしい道が

次々に拓かれていく。

 

そういったことを

当たり前のように

日々、続ける人が

います。

 

それは、

ある一種の「覚悟」を

持ち合わせている

人です。

 

・・・・・・

 

その覚悟とは、

 

『ゼロに戻る覚悟』

 

と表現できるかな。

 

いつでもすべてを

「ゼロ」に

できる覚悟です。

 

例えば・・・、

愛する家族が

いる場合に、

その家族が

今日でいなくなってしまっても

いい、

家族を手放してもいい、

と思える

覚悟です。

 

いやいやいや。

 

そんなことは

誰にも無理でしょ、

と言われそうです。

 

もちろん、

無理でしょう。

 

私だって

いやです。

 

一番大切なものを

手放すことは

大抵の人間には

不可能なことです。

 

でも。

 

ちょっとそれとは

別の次元に

目を向けて

いただきたいのです。

 

これまで

培ったもの。

これまで

構築してきたもの。

これまで

手に入れてきたもの。

 

大事なもの。

宝のようなもの。

 

それらを私達は

「ゼロ」から

手に入れ、

育て上げてきました。

 

もちろん、

生まれた瞬間から

手に入っているものは

多いです。

 

しかし、

「ゼロ」から

手に入れたものも

たくさんあるはずです。

 

その

「ゼロ」

に戻ってみる。

 

自分のスタート地点に

戻ってみる。

 

すると、

何が観えるでしょうか?

 

・・・・・・

 

セルフコーチングの力が

強くなると、

ある瞬間から私達は

自分がこの世に

生まれた瞬間の

「決意」を

思い出せるようになります。

 

その「決意」とは、

 

何のためにこの世に

生まれてきたか?

 

の理由であり、

 

私とは何者か?

 

の答えであり、

 

私の人生の目的と

意義、

 

そのものでもあります。

 

それを多くの人は

忘れてしまっています。

 

なぜなら、

「ゼロ」から創り上げたものや、

自分が人生で

培ったものや

手に入れたものを

「守ろう」とするからです。

 

もちろんそれは

人としてとても

大切な気持ちですが、

 

そういった大切なもの達を

いったんすべて

自分自身から分離させ、

 

「ゼロ」に戻った時に

初めて、

私達は

「ゼロ地点」における

自分の意志に

戻れるのです。

 

そして。

 

その「ゼロ地点」に

毎日、戻ることで、

逆に、

今、自分の目の前にある

あらゆる大切なものを

 

どう活かせば良いか?

 

どう関われば良いか?

 

どんな距離感を持てば良いか?

 

などが、ありありと

理解できるのです。

 

結果として、

大切なものを

より大切にできるように

なります。

 

面白いものです。

 

「守ろう」

とするよりも、

「常にゼロに戻ろう」

とする方が、

 

大切なものを

より大切にできるのです。

 

しかし、

「ゼロ」に戻るためには、

「すべてを手放してもいい」

という覚悟が

必要です。

 

つまりは、

 

「すべてを手放しても

いい」

と思える人ほど、

「すべてを

本当に活かす」

ことができるのです。

 

・・・・・・

 

「ゼロ」に戻る勇気は

真本音度合いが

ある一定以上に

高まらないと

出ません。

 

心の中にある

「真本音」という大地を

実感できる度合いが

高まることで初めて、

私達は

ゆとりを持って

様々な決断ができるように

なります。

 

「ゼロ」にも

戻れるのです。

 

真本音度合いが高まり、

常に「ゼロ」から

決断と行動のできる人が

増えれば、

世の中はもっと

調和します。

 

一人ひとりはもっと

幸せになれるのです。

 

つづく

 

 

<ご案内>

今あるものが

当たり前、

 

ではなく、

 

毎日、「ゼロ」に戻ることが

できれば、

あらゆるものの存在が

自分に

次への一歩の

指針を与えてくれます。

 

自分一人のみで

進む人生ではなく、

 

「あらゆるもの」と共に

進める人生へと、

次元を高めませんか?

 

ご興味がございましたら、

以下の電子書籍と動画をご覧ください。

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『人生を真剣に生きたいあなたへ』

 

昨日の自分に縛られてませんか?

当たり前のように

私達は、

毎日24時間という一日を

過ごしていますが、

私はよく思うのです、

凄いなぁ、と。

 

何が凄いかと言うと、

自然の摂理

がです。

 

自然の摂理と言うと、

なんか大袈裟ですが、

でも、

凄いと思いません?

 

必ず24時間サイクルで

一日が終わり、

一日が

始まるのですよ。

 

どれだけ心の中が

荒れようが、

どれだけ悩もうが、

どれだけ叫ぼうが、

時間は同じスピードで

進み、

しかも必ず

「次の日」

が来るのですよ。

 

これって

凄いことだと思いません?

 

この世は

様々な「循環」「サイクル」が

成り立っています。

 

その上で

私達は生きています。

 

「循環」「サイクル」という

存在そのものが

私は凄いと

思います。

 

地球は太陽の周りを

回り続け、

一日は24時間周期で

延々と続いていく。

 

継続していく。

 

循環があるからこそ

継続があり、

循環があるからこそ

進化がある。

 

凄いなぁ。

誰がこんなものを

創り上げたんだろう、

よく私は一人で

感心しています。

 

循環の中においては、

どこを

スタート地点にし、

どこを

エンド地点にするか?

はその人その人の

自由です。

 

でも、

必ず「節目」は

あります。

 

「節目」があるからこそ、

私達は何度も

「再スタート」が

できます。

 

循環がなければ

このようなことは

できません。

 

ホントに凄いなぁ、と

思いますね。

 

・・・・・・

 

人生というのは、

「一日」と「一日」の

コラボです。

 

よく、

一日一日の積み重なりが

人生である

という見方もありますが、

実は私は

ちょっと違った見方を

しています。

 

以前にもこのブログで

書かせていただいたことが

ありますが、

この3次元の世界は

すべてが「分離」しています。

 

昨日の自分と

今日の自分と

明日の自分は

すべてつながっているように

見えますが、

実は、それぞれが

別個の存在です。

 

時間の流れの中に

生きるということは、

それぞれの時間における

別個の自分を

時系列に沿って

一つ一つ順番に体験している、

ということなのです、

わかりづらいかも

しれませんが。

 

つまり端的に言えば、

昨日の自分は

昨日の自分でしか

ありません。

 

今日の自分は

今日の自分という

一つの存在です。

 

明日の自分は

明日の自分という

独立したものです。

 

人生とは、

そういった時系列に沿った

別個の自分達の

コラボなのです。

 

昨日の自分と

今日の自分と

明日の自分の

コラボです。

 

大事なのは、

それぞれの自分達が

良いコラボを

することです。

 

それぞれの自分が

反発をし合って

エネルギーを

打ち消し合っている、

という

そんなことをしている人も

残念ながら多いのですが、

それは実に

もったいない話です。

 

一日一日の

コラボ。

 

そして、

一日一日の

統合。

 

さらに、

一日一日の

融合。

 

そんなことができれば、

人生の展開は

すさまじく加速します。

 

つまり、

人生とは

単なる一日一日の

積み重なりでは

ありません。

 

一日一日の

相乗効果を起こすことこそ

人生の醍醐味であり

面白さです。

 

・・・・・・

 

そのためのコツは

「昨日はこうだったから

今日はこうするしかない」

・・・からの

解放です。

 

昨日の自分によって

今日の自分を

縛らない、ということです。

 

昨日は昨日。

 

そして、

今日は今日。

 

毎日を

ゼロ出発させます。

 

ゼロ発想を

します。

 

そんなことをすると

ちゃらんぽらんな

毎日になるのでは?

と思う人も

いるかもしれません。

 

でも

まったく逆です。

 

きちんと

「ゼロ」から発想すれば、

「ゼロ」は「ゼロ」のままですから、

つまりは、

その人の「原点」ですから、

「原点」は変わりませんから、

「ゼロ」に戻れば戻るほど、

その人には

「一貫性」が生まれるのです。

 

そして、

昨日の自分と

今日の自分の

融合が自然に起こり、

かつ、

相乗効果が起こるのです。

 

昨日のあの事柄が、

まさかこんな展開になるとは!

という驚きと喜び、

想定外の感動、

そんなものが

頻発するように

なるのです。

 

私の言う

『真本音』とは、

その

「ゼロ(原点)からの意志(意思)」

とも言えるでしょう。

 

自らの真本音を知り、

自らの真本音に素直に

行動することで、

一日一日の自分のコラボが

次々に

成されて行くのです。

 

楽しいですねぇ。

 

昨日に縛られた今日。

・・・これは不自由です。

 

昨日に縛られない今日。

・・・そんな日々は

自由です。

 

真本音に生きる人は

自由なのです。

 

つづく