否定してもさ

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この世は

映し出されたもの

である。

 

・・・などと書くと、

この世の現実を

おろそかにしそうに

なるが、

 

そうではない。

 

映し出されたもの

こそを

しっかりと

あるがままに

見つめることでしか、

 

映し出す本体

(つまりは、実在)

のことは

理解できない。

 

この世は

ただの幻だから、

 

などと

言っているようじゃ

ダメだ。

 

幻なら幻を

よく観なければ、

 

解釈なしに

観なければ、

 

何も

進まないんだ。

 

・・・・・・

 

あらゆるものに対して

まずは否定から

入る人がいる。

 

こんなものは

あってはならない、

と。

 

気持ちは

わかる。

 

でもそれでは

何も始まらない。

 

あるものは

ある。

 

それが

事実なのだから。

 

幻だろうが

何だろうが、

 

それが事実

なのだから。

 

あるものはある

として

そのまま受け入れて、

 

それを

あるがままに

観察する。

 

理解しようと

する。

 

それが全ての

スタートだ。

 

それができて

初めて、

最善の一歩が

見出される。

 

・・・・・・

 

否定の眼差しを

持つ人は、

 

自分自身をも

否定するように

なる。

 

下手をすると

自分の存在そのものを

否定するようになる。

 

それは

「生きる」道では

ない。

 

「活きる」道では

ない。

 

「すべてを前向きに」

という話ではない。

 

「あるがまま」

でいいんだ。

 

すべてを

「あるがまま」に

受け取るだけで

いいんだ。

 

その覚悟を持つことで

人生の道のりは

大きく違って観えると

思うんだけどな。

 

つづく

 

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