人としての生き方を取り戻す最初のステップとは

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「直観力」を増すには、

「普通の生き方」を取り戻すことが

大事です。

・・・ということを前回記事で

書かせていただきました。

(→前回記事)

 

人間としての

普通の生き方・・・。

 

これも前回書きましたが、

まずそのためには、

私達は私達の心にもっと

意識を向けなければ

なりません。

 

私達の心とは

宇宙と同じです。

 

とてつもなく広く

とてつもなく深いです。

 

そこには

すべての真実が

存在しています。

 

すべての答えが

すでにあるのです。

 

にも関わらず、

私達は外に答えを

求めます。

 

本当の答えとは

外にはありません。

 

自分の人生の答えは

自分の中にあります。

 

ただその答えを見出す

きっかけとして

外からの刺激が

必要な時があります。

 

外に意識を向け、

内側にも意識を向ける。

 

両方を観察する。

 

それがまずは、

人としての普通の

生き方です。

 

つまり最初のテーマは

『観察』

です。

 

私達は、あまりにも

観察をしていません。

 

例えば、

机の上に

ペットボトルが置いてあった

とします。

 

それを見た私達は

「あっ、ペットボトルがあるな」

と思います。

 

それで終わりです。

 

しかしそれは

観察ではありません。

 

「ペットボトルがあるな」

という解釈をしているに

過ぎません。

 

観察とは、

そのペットボトルを

あるがままに

よく見ることです。

 

あるがままに見る。

・・・これを

『観る』

と表現することにします。

 

ペットボトルを観る

ことにより、

そのペットボトルの

細かい部分が目に入る

と思います。

 

例えば、

ラベルの模様とか、

そこに書かれている文字の形

とか。

ペットボトルに刻まれている

ギザギザの形とか。

 

もしお手元に

ペットボトルがあれば、

ぜひ一度、まじまじと

観てみてください。

 

普段、気づいていないものを

たくさん観ることが

できます。

 

それが

観察です。

 

ペットボトルの観察が

できたら、

今度は、外にあるあらゆるものを

観察してみてください。

 

観てください。

 

例えば、

いつも会社に行く道のりで

目に映る様々なもの。

 

それらをよく

観てください。

 

世界が違って

観えるはずです。

 

それができたら今度は

人を観察してみてください。

 

いつも接している

職場の人とかご家族とか

お友達とか。

 

電車の中の見知らぬ人でも

よいです。

 

いろんな人を

観てください。

 

ひょっとするとそれだけで

人生観が変わるかも

しれません。

 

実際に昔、

私がそれをしてみた時は、

私は本当に

人生観が変わったと

思いました。

 

自分がいかに

世界を観ていなかったか、

現実を観ていなかったか、

人を観ていなかったか、

ということにかなりの

ショックを受けました。

 

そのように、

外の世界を観察し続けたら、

今度はいよいよ

同じような感覚で、

自分自身を観察します。

 

まずは鏡で

自分の顔や姿を

ありありと観てみてください。

 

どんな表情、

どんな空気感でしょうか。

 

そして

自分の心を観察します。

 

「心を観察する」のと

「心の中で解釈する」のは、

根本的にまったく

異なります。

 

自分の心をまるで

他人の心のように、

あるがままに

観てみてください。

 

最初はそれがどういうことか

まったく理解できない人も

いるかもしれません。

 

でもそれでも、

観察しようとしてみて

ください。

 

どうしてもそれができない人は、

自分の心の中に浮かんでくる

自分の気持ち達を

何か紙にそのまま

書いてみてください。

 

そして紙に書かれた

自分の気持ち達を

観察します。

 

そういったことを

続けてみてください。

 

すると、

ある時に自然にわかるはずです。

 

自分の心の

あまりの広がりと

深さを。

 

心とは宇宙と同じ

であることを。

 

それを実感できるまで

続けていただくとよいですね。

 

心が宇宙と同じくらい

広くて深いものであると

実感できたら、

それだけでもう

人間を観る目が違ってくる

はずです。

 

つづく

 

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