後悔とは、チャンスである

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人はなぜ

後悔するのでしょうか?

 

後悔にも

様々なものがあります。

 

次元の低い後悔も

あれば、

次元の高い後悔も

あります。

 

次元が低いからダメ

という話では

ありません。

 

高くても低くても

後悔ときちんと

向き合いながら進むことは、

間違いなく私達に

進化をもたらします。

 

ただ・・・。

 

一つ、しっかりと

お伝えしなければ

ならないことがあります。

 

それは、

後悔には

「真本音の後悔」

もある、という

ことです。

 

・・・・・・

 

「真本音の後悔」

とは、

正確に表現すれば、

「真本音が

もたらしている後悔」

と言えば

よいでしょうか。

 

どういうことかと

言いますと、

一言で言えば、

 

「後悔のその奥に

願いあり」

 

ということです。

 

つまり、

真本音レベルの非常に

強い願いがあり、

その願いに気づくための

後悔の経験であった、

と。

 

その後悔が

あったからこそ、

自らの真本音の願いに

気づくことが

できた、

と。

 

願いに気づくための

重要な経験としての

後悔。

 

ということです。

 

しかも、

そういったもので

あればあるほど、

後悔の念は

深く、強く

なります。

 

ある意味、

立ち直れなくなるくらいの

魂が慟哭するかのような

後悔。

 

それが、

真本音のもたらす

後悔です。

 

ところが、

そういった強い後悔からは

どうしても私達は

逃げたくなります。

 

その後悔と

向き合うことは

非常に辛いことです。

 

そこでその後悔から

逃げ続ける一生を

続ける人も多いです。

 

でもそれは、

自らの真本音の願い

に気づくチャンスを

逸していることになります。

 

何のために

自分の人生が

あるのか?

 

自分は

何に向かって

生きていけばよいのか?

 

その大事な大事な

答え、

人としての

幸せをもたらしてくれる

答えに

気づくチャンスを

逸していることになります。

 

・・・・・・

 

では。

 

後悔との向き合い方。

後悔についての

セルフコーチング法の続き

をいきましょう。

(→【後悔する自分を責めてはならない】)

 

後悔の出来事の中でも

自分が特に

どのポイントにおいて

深く後悔しているか?

を特定するところまで

きました。

 

それが特定できたら、

次にまた

とても大事な質問を

「後悔の念」に対して

投げます。

 

それは、

 

「君は私に

何を伝えたいの?」

 

もしくは、

 

「君は私に

何をわかってもらいたいの?」

 

という問いです。

 

これも、

自分自身の「後悔の念」を

理解しようとする

質問です。

 

理解しようとすることで

自分自身との

信頼関係を深めていきます。

 

この問いに対しての

答えとは、

多くの場合

反応本音レベルのもの

です。

 

例えば、

 

「もう俺は嫌なんだよ。

逃げたいんだよ!」

 

とか、

 

「俺がこんなに苦しんで

いることを

知ってもらいたいんだよ!」

 

とか、

 

「俺はもう、

あいつとは一緒に

やっていけないんだよ!」

 

とか。

 

そしてここから先は、

まるでカウンセラーになった

気持ちで、

自分の後悔の念と

向かい合ってください。

 

「それは

どういうことなの?」

 

「もう少し

詳しく教えてくれる?」

 

「どんな理由から

そう思うの?」

 

「そう言いながらも、

本当は私に

何を伝えたいの?」

 

「本当に、一番

解消してもらいたい

苦しみは何?」

 

「私に直してもらいたい

ことはある?」

 

「私にしてもらいたい

ことはある?」

 

「君はどうすれば、

もっと楽になれる?」

 

「君は本当は

何を望んでいるのだろう?」

 

「君は何のために、

私の両肩に乗っかっている

と思う?」

 

「君の切実な

願いとは何だろう?」

 

・・・などなど。

 

すべてが

「理解しよう」

とするための質問

です。

 

大切なのは、

返ってくる答えに対して

いっさいの

評価・判断をしないこと。

 

つまりそれは

否定をしないことは

もちろんですが、

肯定もしないこと

です。

 

否定も

肯定も

なし。

 

「知ろう」と

するだけです。

 

「あなたのことを

もっとよく知りたいんだ」

という意志を

その後悔の念に

向けていきます。

 

「愛」

という言葉がありますが、

愛のファーストステップは

「理解しよう」

という意志です。

 

私は、「愛」というのは

「エネルギー」だと

思っていますが、

「理解しよう」という

意識を向けることで、

そのエネルギーは

発生し、相手に

伝わります。

 

これは、

他者との人間関係でも

まったく同じですね。

 

・・・・・・

 

「理解しよう」という

愛のエネルギーを

受けることで、

後悔の念はさらに

浄化されるでしょう。

 

ポイントは、

その「後悔の念」が

最も伝えようとしていること、

わかってもらいたいと

思っていることを

ピンポイントで

特定・理解することです。

 

そこが特定できれば、

後悔の念は

ほぼほぼ浄化されます。

 

両肩がかなり

軽くなるのを

感じるでしょう。

 

そうなったところで

初めて、

いよいよ

「真本音」の

登場です。

 

つづく

 

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