本当の人生の始まりの時

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あなたの

「人生の始まりの地点」

は、どこだと

思いますか?

 

それは、

あなたにとっての

「本当の人生」の始まり

の地点です。

 

今振り返って、

「ここから私の

本当の人生が

始まったんだな」

と思える瞬間です。

 

そこでは

どのような出来事、

どのような体験が

ありましたか?

 

その瞬間のことを

ありありと

思い出してみて

ください。

 

そして

もう一度、

イメージの中で

その瞬間を

体験し直してみて

ください。

 

あなたはその時、

何かを手放した

はずです。

 

そして、

その時に

何か大切なものを

見つけたはずです。

 

その時その瞬間の

あなたには

その自覚はなかった

でしょう。

 

でも、

今、改めてありありと

その瞬間を思い出す

ことで、

それが何か?を

自覚することが

できるはずです。

 

あなたはその時、

何かを手放し、

何かを見つけた。

 

その、

見つけたものは

多くの場合、

とてつもなく強い

「願い」

だったはずです。

 

それが、

「真本音の願い」

です。

 

・・・・・・・

 

私は18歳の時、

初めて縦走登山を

始めました。

 

大学の部活動です。

 

一人50kg以上の

ザックを背負い、

3週間近くも山に入り、

山を縦走します。

 

「夏合宿」と

呼んでいました。

 

私の初の夏合宿は

北アルプスという

場所でした。

 

1日目は、

14時間登りづくめで

体力のすべてを

使い果たしました。

 

2日目は、

3000m近い稜線の上で

台風のような

暴風雨に遭いました。

 

テントが50mくらい

吹き飛ばされ、

みんなで必死にテントに

しがみつき、

雨にびしょ濡れになりながらも

自分達の生活の場を

守り続けました。

 

そして3日目。

常念岳という、

日本百名山の一つを

越えました。

 

その山はとても

急峻でした。

 

実はこの時まで

入山以来、一度も

晴れていなく、

ずっと真っ白なガスの中の

苦しみの登山

だったのですが、

 

常念岳の山頂まで

あと少しというところで

突然、ガス(雲)が晴れ、

青空が見え、

そして、

北アルプスの山々が

目に飛び込んで

きたのです。

 

突然、目の前に

現れた

槍・穂高岳連邦。

 

そのあまりの迫力と

素晴らしさに

私は50kgを背負ったまま

茫然自失と

立ち尽くしました。

 

その瞬間です。

 

私の場合はその時、

はっきりと

自覚しました。

 

今、この瞬間に

私の本当の人生が

始まったのだな、

と。

 

その時、私が

手放したものは、

「私は、誰よりも

劣っていなければ

ならない」

という、

とてつもなく強い

自分への

「リミッター」

でした。

 

そして、私が

得たものは、

「私にはこの人生で

果たすべき何かがある」

という確信と、

「その何かを

35歳までに見つけなければ

ならない」

という使命感にも似た

願いでした。

 

ですから私は

それ以降、

「人生を上手く進める」

ことをやめました。

 

多少ダメージを受けても

よいから、

いろんなものに

ぶつかりながら、

濃密な人生を生きると

決めたんです。

 

35歳までに

人生の目的を

見つけるために。

 

そしておかげさまで

その通りに

なりました。

 

35歳なりたての時、

私は、

「真本音」

と出会うことになります。

 

と同時に、

自分がすべきことを

はっきりと

自覚できました。

 

・・・・・・

 

さて。

 

以上は私の話

です。

 

あなたは

いかがですか?

 

つづく

 

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