早くスタートラインに立とう

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ある一つの視点から

観たとき、

私は

人の成長には

二つの段階があると

思っています。

 

一つは、

 

「本来の自分を

取り戻す」

 

段階です。

 

もう一つは、

それを成し遂げた上で、

 

「本来の自分を

さらに進化させる」

 

段階です。

 

現時点では、

私がサポートさせて

いただいている

ほとんどのケースは

前者です。

 

そして

本当に数えるほどの

ケースとして

後者に入っている段階の

人がいらっしゃいます。

 

・・・・・・

 

「本来の自分を

取り戻す」

段階で大切なことは、

 

自分の中の

余分なものを

手放し続ける

ことです。

 

私達はともすると、

成長とは

どんどん新しい服を

重ね着していくこと

であると

勘違いします。

 

しかしそれは

まったくの逆。

 

本来の自分を

取り戻すためには

着ている服を

どんどん

脱ぎ捨てていくことです。

 

変な表現ですが、

ある意味

素っ裸に近づいて

いくこと。

 

するとその人は

とても自然体になり、

本当に自分を

取り戻します。

 

そして、

なんで私は

あんなことに

悩んでいたのだろう?

 

何をそんなに

こだわっていたのだろう?

 

もっと

大切なことがあったのに。

 

同じ悩むのであれば、

もっと私の人生にとって

充実した悩みが

あったのに。

 

・・・と、

ふと我に返る

感覚となります。

 

そして本当は、

我に返ってからが

スタートラインです。

 

ここから

本来の人生が

スタートします。

 

ですので現時点では

多くの方々が

まだ、

人生のスタートラインにも

立っていません。

 

極端な表現ですが。

 

・・・・・・

 

本来の人生とは

一本道です。

 

自分で決めている

道があるのです。

 

真本音の道です。

 

我に返ると

その道が

ありありと

観えてきます。

 

と同時に、

こんなにもはっきりとした

太くてまっすぐな

一本道があるのに、

 

自分がわざわざ

その道を外れ、

まるで獣道のように

心もとない脇道ばかりに

入っては戻り、

入っては迷い、

していたことを

自覚します。

 

進んでいるようで

肝心な方向には

ちっとも進んでいなかった、

そんな自分を

認識します。

 

ただし、

そんな自分が

ダメだ、

と思う必要はありませんし、

そう思う感情も

湧いてきません。

 

あっそっか、

ああやって脇道に

入り続けてきたからこそ、

本当の一本道を

見つけることができたのだな、

と自然に思えます。

 

・・・・・・

 

一本道を進むことは

とてつもなく充実し

楽しいことです。

 

もちろん課題や問題は

たくさん来ますが、

それらに取り組むこと

そのものが

幸せです。

 

“進んでいる感”

が半端ないからです。

 

やはり私達は

進むべき方向に

進んでいる時が

最も幸せなんです。

 

それこそ人間。

 

そして。

 

その一本道を

ズンズンと進むと、

一つの「ライン」が

観えて来ます。

 

その「ライン」まで来て

ようやく悟るのです。

 

あぁそうか、

ここでようやく私は

「本来の自分」に

戻れたのだな、と。

 

そしてこの

ラインから先は

未知の領域

なのだな、と。

 

この、

未知の領域こそが、

そこを進むことこそが、

恐らく、

私達の人間としての本能が

最も悦ぶ段階です。

 

「本来の自分を

さらに進化させる」

段階。

 

早く、

多くの人達が

そこまで来れるといいなぁと

願っています。

 

つづく

 

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