コーチングを超えたコーチになろう

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真のコーチとは

真のコーディネイター

でもある、と

私は思っています。

 

例えば、

Aさんが何かに悩んで

いたとします。

 

Aさんの悩みの

解決策を

見つけようとする場合、

「答えはAさんの中に

あるから」

ということで、

Aさんに様々な問いを

投げることを、

一般的にはコーチングと

言われています。

 

もちろん必要に応じて、

コーチが何らかの

アドバイスや提案も

するでしょう。

 

しかし私は

そういったことをする

以前に、

次のことがとても

重要であると思っています。

 

すなわち、

 

Aさんの悩みの

解決策は、

誰と一緒に考えれば

よいだろうか?

 

もしくは、

 

誰がAさんに

アドバイスをすると

よいだろうか?

 

もしくは

 

Aさんのその悩みを

誰にぶつけると

よいだろうか?

 

という視点です。

 

特に組織においては

これはとても大切で、

 

一人の悩みを

一人の中だけで

解決するのは

もったいないと

私は思うのです。

 

これは別に

「悩み」だけに言える

ことではなく、

例えば、

「目標」についても

同様のことが言えます。

 

Aさんの目標を

達成するために、

誰が関われば

よいだろうか?

 

ということです。

 

人と人との

関わり。

 

そして、

人と人との

相乗効果。

 

そして、

相乗効果の上での

一人では到底

実現できないであろう

「現実」の創造。

 

そういったことを

促すサポート役が

コーチであると

私は考えます。

 

ですから

真のコーチとは

真のコーディネイター

である必要があります。

 

・・・・・・

 

AさんとBさんが

タッグを組んだら

100のパワーが出た。

 

でも、

AさんとCさんが

タッグを組んだら、

10000くらいのパワーが

生まれた。

 

ということは、

日常茶飯事のように

あります。

 

ですからその意味でも、

今、このAさんと

誰が組めばよいのか?

 

これを見極める力は

コーチには必須です。

 

しかしその見極めの

力をつけるためには

かなりの経験が

必要である。

 

・・・と、

ちょっと前までの私は

思っていました。

 

しかしどうやら、

そうでもないようです。

 

実は、

経験値の低い

若い人達の感性で、

この見極めができてしまう

という場面に

最近、多く遭遇しました。

 

最近の若い人達の

感性は凄い、

です。

 

しかしそれは

「若い」から凄い

のではありません。

 

次元の高い人達が

どうやら、

今の若い人達には

多いようなのです。

 

誰と誰を

組み合わせれば

よいか?

を見極める力は、この

次元の高さが

直接影響します。

 

・・・・・・

 

今の若い人達、

つまりは

10代や20代、そして

30代前半くらいまで

でしょうか、

 

これらの人達には

次元の高い人が

多いようです。

 

しかしもちろん

そういったことを

彼らは自覚していません。

 

天然で

やっています。

 

そういった彼らに

対して、

彼らをどのように

育成するか?

ということについては、

これまで私達の世代が

培ったやり方では

まったく通用しません。

 

次元の高低によって

育成の仕方は

根本的に変わるからです。

 

そういったことも踏まえ、

そろそろ私は

「次元」について

真剣に語らねばならないかな

と思い始めています。

 

物事には

「区別」が必要です。

 

区別すべきをしっかりと

区別することによって

次の一歩が

初めて観えてきます。

 

人の成長という視点では

最も基本的な区別は

「真本音と反応本音」

でした。

 

そして、次の区別が

「次元」

なのだと思います。

 

ですから「次元」について

多くの方々が

知る必要のある

時代になったのだな、と

今、強く思います。

 

このブログでも

いよいよ「次元」について

ダイレクトに

切り込んで行こうかな、と

思っています。

 

つづく

 

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