子ども達は感じ取っている

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私の息子は5歳で

子ども園に

通っている。

 

毎日はとても

無理であるが、

週に何回かは

できるだけ夕方に

お迎えに行くように

している。

 

息子との会話の時間

を取りたいという

目的があるが、

 

子ども園にいる

子ども達の「集団」を

感じてみたい

という

目的も大きい。

 

あの「集団」の中に

入ると、

今の幼い子達の

真本音からのメッセージ

をたくさん

知ることができる。

 

今、彼らは

世の中を

どのように捉えていて、

何を感じ、

自分がどう動こうと

思っているのか?

 

それを

真本音のレベル

(魂のレベル)

で知ることが

できる。

 

これは実は、

私のお仕事の

大きなヒントと

なっている。

 

なぜなら私は

彼らのような子ども達が

将来、

大活躍できる社会に

したいと思っている

からだし、

そのためにも、

そういった組織(会社)を

増やしたいと

願っているからだ。

 

子ども達の

感受性は

素晴らしい。

 

我々の世代よりも

真本音の度合いも

意識の次元も

明らかに

高い。

 

我々が創り出した

のとは

違った社会を

彼らは創り出して

くれるだろう。

 

その土台を

今のうちから

創っておく必要が

あると

私は思っている。

 

・・・・・・

 

これまで彼らから

いくつもの

真本音メッセージを

感じたが、

 

最近、最も

印象的なのは、

 

「大人達みんなが

こなし過ぎてる」

 

という

メッセージだ。

 

もちろんそんなことを

言葉で言われた

わけではない。

 

しかし彼らの

空気感を言葉にすると

こうなる。

 

「こなす」

というのは、

「魂を込めていない」

ということだ。

 

「妥協している」

ということだ。

 

日常の一つ一つの

行動、

それはほんの些細な

ことかもしれないが、

 

一つ一つの

大人達の振る舞いに、

子ども達は

悪い意味の「適当さ」を

感じてしまっている。

 

しかもそれが今は

日々、

増大している

ようなのだ。

 

そこに子ども達は

「気持ち悪さ」を感じ、

そのストレスが

私に伝わってきた。

 

子ども達は

親や、

周りの大人達に対して

「幸せであってほしい」

と常に

願っている。

 

自由奔放に見えて、

実は、

親や大人達の

幸せのために

「こうしよう」と

彼らなりに思いながら

行動していることは

とても多い。

 

子ども達は

親(大人達)の生み出す

ストレスに

敏感になっており、

 

多くの子ども達が

親(大人達)が

発生させたストレスを

肩代わりしている。

 

だから私は、

子ども達を通じて、

大人達のストレスを

子ども園では

よく受け取って

帰ってくる。

 

今、それらの多くは

「妥協のストレス」

だ。

 

自分の真本音を

無視し、

「まぁこれくらいでいいか」

と妥協しながら

生きる大人が

多いのだろう。

 

特にその妥協の度合いが

最近は増えている

ようだ。

 

子ども達の

感受性は高い。

 

大人達の生き方が

彼らにダイレクトに

影響を及ぼしている

という事実を

我々はもっと

知った方がいい。

 

「子ども達に

幸せになってほしい」

 

とか、

 

「次世代につながる

社会にしよう」

 

とか、

 

軽々しく我々は口に

するが、

 

そのためには

まずは、

普段の我々の

生き方こそを

もっとしっかり

するべきではないか。

 

もっと

一つ一つの物事に

魂を込める

べきではないか。

 

つづく

 

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