幻影の中で生きるのか

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心の中の現実を

私は

『実在』

と呼んでいるが、

 

心の中には

現実ではないものも

存在している。

 

それを

『幻影』

と呼ぶことにしている。

 

つまり心の中には

「実在」

「幻影」

の二つがある。

 

残念ながら

ほとんどの人は

この二つの区別が

ついていない。

 

しかし本当は

この二つはまるで

 

本物の青空

 

 

絵の具で描いた青空

 

くらいの差があり、

それくらいの

違いがわかるはずなのだ、

私達人間は。

 

本来は。

 

・・・・・・

 

私の言葉で

表現すれば、

 

実在のことを

「真本音」

 

幻影のことを

「反応本音」

 

と言う。

 

真本音とは

実在であるので、

確固たるものだ。

 

どのような状況でも

揺らぐことはない。

 

しかし

反応本音は逆に

幻影であるだけに

すぐに

揺らぐし、

消える。

 

確固たる度合いを

比喩的に表現すれば、

 

真本音は

地球。

 

反応本音は

雲。

 

くらいの違いがある。

 

雲は確かに

その瞬間は現れるし、

時には大きくなるが、

 

必ず

いつかは消えていく。

 

掴もうと思っても

掴めない。

 

乗っかろうと

思っても

乗っかれない。

 

それだけ

不確かなものだ。

 

ところが、

雲に一度巻かれて

しまうと

何も見えなくなる。

 

例えば、

怒り、という反応本音に

巻かれてしまうと

怒り以外のものが

見えなくなってしまう。

 

そしてそのまま

雲(怒り)に巻かれた状態で

私達は

次の自分の言動を

起こす。

 

本当は

地球はあるのに。

 

いつだって。

 

本当は

私達は地球に

いるのに。

 

それすら

わからなくなる。

 

地球にいることを

思い出せば、

私達は本当は

自分が何を望んでいるか

も思い出せる。

 

しかし

忘れたまま

生きていく。

 

幻影に

巻かれたまま

生きていく。

 

たとえ

一つの幻影から

抜け出ても、

次の幻影に

巻かれる。

 

幻影から幻影に

移り変わるだけ。

 

地球を思い出さずに

幻影の中のみ

を移り変わるだけ。

 

そのような状態で

生きている人が

残念ながら

ほとんとだ。

 

幻影に巻かれて

行動を決める、

ということは、

 

幻影に基づいた

心の外の現実

(これを現象という)

を創り上げることに

なる。

 

幻影に基づいた

現象を創るということは、

 

当然であるが、

 

実在の望む現象とは

別の現象を

生み出すことになる。

 

ここに、

「実在と現象の不一致」

が起こる。

 

そして

その不一致によって

さらなるストレスが

発生し、

 

それが心の中に

大量の「苦しみの幻影」

を巻き起こす。

 

そして私達は

その「苦しみ」からさらに

次の行動を

決めてしまう。

 

そのサイクルを

延々と続ける。

 

それが人生であると

思い込みながら。

 

・・・・・・

 

そのサイクルから

抜け出ていただく

のが、

私のサポートの

第一段階だ。

 

ちなみに、

第二段階は、

抜け出た後に今度は

望む現実(現象)を

創り出していく。

 

それによって

 

「実在と現象が一致」

 

する。

 

これが私のサポート

の本質であり、

 

私はこのような

サポートのできる人を

「コーチ」

と呼んでいる。

 

「実在と現象を一致させる」

ためのサポート力。

 

これを修得していただく

ための場を

春くらいを目処に

立ち上げようと

思っている。

 

それは恐らく

一つではなく、

いくつかの

バリエーションを持たせて。

 

まだ現時点では

明確ではないが、

すでに準備には

入っている。

(→【コーチ探し、始めます】)

 

つづく

 

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