チームパフォーマンスコーチ

マルチユニバース?

宇宙という
のは、
たくさんある。

マルチユニバース
という
らしいが、

今の子ども達の
ヒーローもの
の番組では、

もうそれは
当たり前の前提と
なっている。

荒唐無稽では
ない。

実在を
感じ取れば
感じ取るほどに、
私も
そう実感している。

・・・・・・

だからこそ、
私は
「今ここ」の
この世界を
大切にしたい。

「今ここ」にしか
ない現実を

本当に
大切にしたい。

マルチユニバース
だろうが
何だろうが、

どれだけ
宇宙が
たくさんあろうが、

「今ここ」

今ここにしか
ない。

そこに
誠心誠意生きる
ことが、

あらゆる宇宙の
自分を
実在レベルで
大切にすることに
直結する。

そう。

世界も宇宙も
無限に広く、
その中の「今ここ」
など
些細なもの。

・・・なんて
捉えては
ならない。

逆だ。

「今ここ」は
果てしない全てと
直結している。

それを
わかる者だけが
全ての調和を
生み出せる。

・・・・・・

今の
私のこの決断は、

あらゆる宇宙の
私に
届いたな、


実感することが
最近はとても
多い。

真本音度が
高まる
ということは
そういうことでも
あるんだ。

つづく

ちゃんと私は壊れた

外側から
弾けるような
刺激が
たくさんくるのだが、

それでは
私は
動かない。

ただ、
一つ一つの
刺激は、
とても大事だ。

全ての刺激を
あるがままに
受け取る。

それらは
だんだんと
激しくなり、

痛いくらいに
なり、

そして最後は
耐えられなく
なる。

が、
それでも私は
動かない。

ただ必死に
それらを
受け止める。

すると、

ある限界点を
超えた瞬間に、

その刺激に
よって
換気された

内側からの
刺激


始まる。

内側からの
刺激は
激しいなんて
ものじゃない。

身体の内部で
花火が
弾け飛ぶような
もの。

私は
あっという間に
内側から
破壊される。

完全に。

人間は、
外からの刺激には
強いが、
内側からは
とてつもなく
弱い。

私はそれを
よく
知っている。
なぜなら、
そういった経験が
これまでも
あったから。

ここを
中途半端に
誤魔化しながら
進めば、
結局は自分自身が
後々に困る。

だから、
内側からの
刺激は
モロに受ける。

そして
自分を
完全に
壊すのだ。

・・・・・・

今は
その状態。

壊れた
このあとの
ことは
わからない。

きっと
何かは
始まるのだろう。

わからない。

わからない
ままでいい。

ちゃんと
私は
壊れたから。

つづく

超加速の安定

混沌と
中心核は
セットだ。

混沌を
経ずして
真の中心核は
生まれない。

そして、

真の中心核が
生まれれば、

真の混沌


生まれる。

真の混沌
とは、
進化を
超加速させる
ためのもの。

これからの
時代に
必須のものだ。

・・・・・・

真の中心核を
確立しながら、

マイペースで
進むので
あれば、

基本、
混沌は
起こらない。

が、
今はその
マイペースを
嫌がる人が
急増している。

もちろん
マイペースでは
「間に合わない」
からだ。

「間に合わない」
から
「超加速する」

決めた人を

そういった
人のみを

今の私は
サポートさせて
いただいている。

・・・・・・

超加速する
人達は、

それを始めた
当初、

自分の
あまりの
安定度に
かなり戸惑う
人が多い。

自分の
安定度を
受け止めきれずに、
安定
しているのに、
不安定に
なろうとする。

ここで
不安定になるのが
自分である
という思い込みと
共に。

そこを、

いやいやいや、
あなた
全然、安定
してるでしょ。

・・・と、
フィードバックする
という場面が
どれだけ
多いことか。

超加速の
方向に
進もうとする
覚悟。

それは
これまでとは
全く次元の異なる
自分自身を

自分の内側から
掘り起こすことに
なるんだよ。

つづく

実在度を高めよう

私の住む
マンションの
部屋からは、

花火が
見える。

夏の
花火のある
日は、
家族でそれを
眺める。

少し距離は
遠いが、
その美しさは
しっかり
伝わる。

美しいものは
美しさを
楽しむだけで
なく、

誰と一緒に
観るか?


とても大事だ。

美しいものを
一緒に見たい
人が、
人生で
どれだけいるか?

これが
人生の豊かさの
基本だと
私は思う。

そう思うと、
私は本当に
恵まれている。

家族もそうだが、
すべての
クライアントさん。

企業さんも
含め、

私の関わる
すべての人達と
私は、
一緒に
美しいものを
みたいな、

思えるのだ。

こんな
幸せなことが
あろうか。

いつから
こうなれた
のだろう?


振り返ると、
やはり
私自身の
真本音度が
高まってから。

そして、
特に
実在がわかる
ようになってから、
だろう。

そういった
意味で、

真本音度
だけでなく
実在を感じ
把握する能力は
とても大切だな、
と 
改めて思う。

ということで、
実在を把握し
自覚する感性を
高めるための
サポートを
ここのところずっと
させていただいて
いる。

それを
講座化、セミナー化
しようとも
している。

実際にその試みも
既に
始めている。

真本音度
という尺度に
プラス、

最近では
「実在度」
という尺度も
用いるように
なった。

実在度が
高まるという
ことは、

未来を
吸引する力が
高まる

ということ。

つまり、
自分が本当に
想う未来は
どんなものか?を
自己認識し、
かつ
それを実際に
この現実世界で
形にしていく力。

一人でも
多くの人達が
この力を高める
ことだ。
それが世の中全体の
次元を高めることに
直結する。

そのための
後押しを
私は
これまで以上に
強く
していきたいと
思っている。

つづく

できないと決めつけるな

魚は海を
泳ぐものだが、

時々、
空を飛ぶような
変態がいる。

自分が
魚であることは
よく
自覚している。

だから
自分が空を
飛ぶのは
おかしいことだと
よく
わかっている。

わかっては
いるが、
飛ばずには
いられない。

だから、
飛ぶ。

もちろん、
飛べない。

飛べるような
体のつくりを
していないから。

翼も
ないしね。

しかし、
ジャンプくらいは
できたりする。

で、
何度も
ジャンプする。

何度も
何度も。

そのうちに
ジャンプがとても
大きくなってくる。

しかも
美しくなって
くる。

鳥にも
表現できない、
その変態魚でしか
成し得ない
ジャンプを
実現するようになる。

そうなった
時に初めて、

その変態魚も
自覚する。

あぁなるほど、
私は
このジャンプを
実現したかった
のだ、と。

これこそ
唯一無二、
私の
在り方なのだ、
と。

私は魚だから
飛べない。
という決めつけ
があれば、
そもそも
このジャンプは
実現できなかった。

鳥を目指した
からこそ。

そう。

だから、
荒唐無稽でも
いい。

自分の中から
自然に
湧き上がってくる
想いや願いが
あれば、

それに
真剣に
向かうといい。

どう転ぶか
わからんよ。

特に
これからの
時代では。

つづく

沸騰する問い

沸点を
迎えたように、

激しく、

問いが
浮上する。

・・・

ここから
何を
オープンに
すべきか?

・・・

その答えと
徹底的に
向き合い続ける
べきだ。

今は。

その上で、

・・・

その先の
彼方に、
どんな未来が
観える?

・・・

私達は
これまで以上に、
もっと
未来を
見つめなければ
ならない。

つづく

雨に向かえるか

雨が
降っている。
かなり
激しく。

痛い
くらいだ。

雨に
打たれながら
思うことは、

まぁ予定通り
だな、
と。

・・・・・・

一度、
洗い流さねば
ならない。
すべてを。

晴れた日
ばかりが続けば、
様々なものが
埃にまみれる。
いつの
間にか。

少しずつ
いろんなことが
くすんでいく。

最初の
鮮明さを
忘れていく。

だから、

時にはしっかり
洗い流さねば
ならない。

激しく。

徹底的に。

・・・・・・

一人の
人生も

組織も
同じことだ。

雨が降る
時は、
雨を
拒んでは
ならない。

どうせ
降るながら
土砂降りに
なるように。

中途半端な
小雨程度では
洗い流せる
ものも
洗い流せない。

雨の意味が
ない。

雨を怖がり、
雨を避け続ける
人や
経営者は
多い。

実際、
そういう進み方
もある。

しかしそれは
小手先だ。

場合によっては
小賢しい
だけだ。

そうではない
人を、
経営者を、

私はサポート
すると
決めている。

共に、
雨に
向かっていく
人を。

つづく

自分を断ち切る

光の刀

ようなもの。

それが
たくさん。

ブンブン
振り回されて
いる。

振り回す
人はいない。

刀がそれ自体で
ブンブン
振り回されている。

危ない。

必死に
避ける。

しかし
光の刀の数は
みるみる増え、

ついには
逃れられなく
なった。

前後左右、
上下からも
斜めからも、

刀は
襲いかかる。

八方から
めった斬りに
されそうだ。

思わず
目を瞑り、
うずくまる。

・・・・・・

気がつけば、
平原に
いた。

青空と
秋の爽やかな
風。

私は
うずくまった
格好のまま
だった。

何事か?

立ち上がる。

その瞬間、
また
光の刀たちが
襲いかかって
きた。

そして
今度はもう
逃れられなかった。

・・・・・・

次に
気がついた時、

私は
光の刀たちの
根源にあたる
ものの
中にいた。

それを
自覚した時、

あぁなるほど

思った。

さっき
切られた私は、
私であって
私ではない。

正確に言えば、
私の
一部だ。

浅い反応本音
の一つ。

心の表面の
泡のような
もの。

私はそれを
自分の全てである

勘違いし、

その、泡として
生きていた。

光の刀は、
そういった泡を
断ち切るもの。

断ち切る
ことで、
もともとの私の
場所へ、
戻れるんだ。

そう。
もちろん、

光の刀を
生み出していた
のは、
私自身。

本来の
私自身だ。

・・・・・・

自分を
壊さねばならない
時がある。

しかしそれは、
泡の自分
だからだ。

泡に
こだわっている
場合ではない。

泡は
断ち切れ。

その
勇気を持とう。

つづく

小さな志でも

小さな光たち
が集まり、

大きな光を
醸成する。

それが
いつしか
中心核に育つ。

中心核は
さらに
光たちを集め、

徐々に
「世界」が
形創られていく。

始めの
小さな光たち、
一つ一つの
志。

それらは
本当に小さな
ものかも
しれないが、

しかし
ほとんどの
場合、

本質的に
「世界」を動かす
のは、
そのような
小さな光たち
だ。

私達は
自分自身という
存在の小ささを
よく
知っている。

自分一人で
できることなど
どれほどの
ものか?

という疑念と
自信のなさは
常にある。

しかし、
そういうことでは
ないのだ。

大切なのは、
規模は
小さくとも、

その志の
純粋さと
深さだ。

・・・・・・

しかも
自分の中の
小さな志は、

それ自体が
育っていく。

もちろん
育てるのは
自分自身。

小さくとも
その志に
根ざした行動を

今ここで
とり続けること。

想いと行動

繋がりこそ、

光を育てる
最大の力と
なる。

だから、

やる前から
諦めるのは
よそう。

予測し過ぎる
のも
よそう。

やってみなければ
わからないでは
ないか。

つづく

人生のゴールだと思っていたのに

問い、が
私の上空を
いくつも
クルクルと
舞っている。

そのうちの
3つが、
私の目の前に
降りてきた。

1問目
「やはり、
やめるべきことは
何か?」

2問目
「これから、
どちらの方向を
向くか?」

なるほど、
私はどうやら
軌道修正を
しようとしている
のだな。

3問目が
来た。

「本当の未来は
どこにある?」

この3問目を
受けた瞬間、

これまで
私の前、彼方の
方に観えていた
人生のゴールが、

霞となって
消えた。

呆然と
していると、

そこから
わずかに右の
方へ
ズレた、
さらにその先に、

これまでよりも
もっと
明確なゴールが
観えた。

あぁ、あれか。

あれだったか、
本当は。

まぁ、
こんなものか。

私達は
自分が進むに
つれて、
自らのゴールを
変化させていく。

いや、
変化では
ないな。

もともと
それは
そこにあったんだ。

そこに
最短で近づく
ために、

その途上としての
ゴールを
設定していたに
過ぎないのだろう。

どうやら
私が思っていた
以上に、
私が人生で
やらねばならない
ことは
多いらしい。

これまでも
時間がない!

焦っていたが、

これはもう、
これまでの
比ではない。

それでも
私はもちろん
やっていくので
あるが、

私も
人間だ。

少しばかり
このまま
呆然とさせて
おいてくれ。

つづく

これが人間の想いだ

また
ここにも
中心核が
できた。

一つ。

きっと
この一つが
周りに
波及し、

「世界」を
創り出して
いくのだろう。

ここでは
どのような
「世界」が
展開して
行くのだろうか。

・・・・・・

人の想い
というのは
永遠だ。

もちろん
刹那的な
ものも
無数にあるが。

でも、
基本は
永遠の想い
なのだ。

私達は
それをもっと
自覚した方が
良いと思う。

・・・・・・

あの時の
あの人の
たった一つの
想いが、

あの場に
そのまま
残って、

多くの時間
を経て、

ここでまた
開花した。

それが
中心核
として

波及し始め、
波及し続け、
「世界」を
形成する。

あの本人
には
思いもよらぬ
ことだろう。

だが、

これが
人間だ。

人間の
想いだ。

つづく

自分を休ませる法

私達の
周りには、

目には
見えないが、

様々な
エネルギーが
飛び回っている。

正のエネルギーも
負のエネルギーも
ある。

それらが
混在する中に、

ある意味、
混沌とした
中に、

私達は
いる。

そして
それらのエネルギーを
浴び過ぎてしまう
ことで、
調子が狂ってしまう
こともある。

そのため、
ある瞬間には
自分を守ることも
必要だ。

守り方で
最も簡単な
ものは、

バリアを張る

という
やり方だ。

イメージを
すればいい。

自分自身の
体を
バリアのような
球体の中に
入れてあげる。

すると
しばらくの間は、
エネルギーが
自分には
届かなくなる。

何か妙に
疲労を感じる
ときは、
試してみるといい。

・・・・・・

ただし、

正のエネルギー
だけを
自分に取り込み、
負のエネルギー

拒絶しよう、

とは
思わない方が
いい。

そういった
意図を働かせる
のは、
それ自体が
不自然さを
生む。

この世界に
いる以上、

混在した
エネルギーの中に
いる、
という状態が
自然だ。

混在した
エネルギーそのもの
を、
コントロールしよう
とは思わないこと。

ただ、
たまに自分を
休ませてあげる。

それが
重要だ。

つづく

貪欲に出会おう

動き続ける
ことで
活性化していく
人は多い。

今でこそ私は
セルフコーチング力の
おかげで、
随分と自己コントール
できるようになったが、

昔は
どうしても
エネルギーの出ない
日などは
ざらにあった。

モチベーション
が上がらない。
動けない。
何もしたくない。・・・

そうなった
時ほど、
当時の私は
強引に
誰かに会いに行った。

ほとんどは
営業活動として。

実際に
誰かと会って
話をしていると、
自然に
エネルギーは
戻っていたりした
ものだ。

エネルギー減退
の理由の
多くは、

動いていない
から

というのは
結構多いのでは
ないか。

人間は
止まると
落ちるのだ。
ある意味、
マグロのようだと
思う。

・・・・・・

闇雲に動く
ことは、
あまりお奨めは
しないが、

しかし
何もせずに
止まっている
よりは、
マシだと思う。

そして
動く、ので
あれば、

せっかくなので、
たくさんの人と
向き合うといい。

可能であれば
初対面の人達
と。

人間関係や
人との繋がりが
狭く
限られている
人ほど、

止まりやすい
し、
エネルギーも
減退しやすい。

いつも
感じることだ。

もっと
出会いを
求めるといい。

昨日よりも
今日。
今日よりも
明日。

どんどん
「知り合い」を
増やしていく。

人間関係創り
が苦手な
人にとっては、

そんなの
かったるい!


なるかも
しれないが、

いやいや
無理にでも
やるといいよ。

人間関係の
幅の広さこそ、
人生の幅に
直結するから。

自分の可能性の
幅にもね。

・・・・・・

新たな環境
とは、

新たな人との
出会いから
始まる。

今こそ
貪欲に、
出会いを
求めるといいよ。

つづく

遊び、いい加減、力を抜く?

今となっては、
どこでその言葉と
出会ったのか、
本当に
思い出せない。

が、
この言葉、

『人生、
遊びが如し』

これは、
私がコーチを
名乗るようになった
23〜4年前から
ずっと大切に
し続けている。

と言っても
よく
忘れるのだが。

で、
当時はこんな
造語も創った。

『自生由遊』

・・・これで
「じきゆうゆう」
と読む。

当時の私は
「人生とは
償いのためにある」
くらいに
深層心理では
思っていたようで、

自分が本当の
幸せを
手に入れようと
すると、

無意識に、
自らを陥れる、
もしくは
苦しめる
人生展開を
創り出していた。

人生初コーチング
を受けて、
そこに気づき、

本当に自分の
人生を変えよう

思った。

いわゆる
「真本音」
との出会いは
その後の
話だ。

だから、
私にとっては
本当に大切な
言葉。

それを今
また
ひしひしと
大切にしようと
思っている
自分がいる。

・・・・・・

実は、
私にとって
「遊ぶ」
とは、
今でも少し
難易度が高い。

なぜなら
何に対しても
徹底的に
真剣になって
しまうから。

そこに
「遊び」はなく、
そんな自分で
良いのか?

いつも思う。

だが一方で
その真剣さこそ
遊びの大切な
要素だという
考え方もある。

まぁいろいろ
あるが、

今の私、
にとってという
視点から言えば、

真剣さから
出る

ことも
必要ではないか、

思い始めている。

つまり
もっといい加減に
なれ、と。

良い意味だけ
ではないよ。
悪い意味でも。

そういった
いい加減さを
覚えれば、
ひょっとすると
私の人生の幅は
もっと広がるかも、

・・・と
考えている
時点で
真剣なのだが。笑

・・・・・・

昔、
師匠からよく
言われたものだ。

もっと
力を抜け、
と。

力を抜くこと
自体は
随分とできるように
なったが、

それとはもっと
別の次元で、

私には
抜くべき力が
あるような
気がする。

これ、

私と同じ
テーマの人、

結構
いるんじゃ
ないかな。

つづく

問題はあるのか

問題が
あるように、
思い過ぎだ。

実は
そこには
何もないのに。

解釈で判断し、
問題と向き合う
ことを恐れ、
目を逸らし、

結果として
本当にそこに
問題が
発生してしまう。

・・・というケースが
実に多い。

もっと普段から
毅然と
現実を観続ける
といい。

そこには
遮るものは何も
なく、
ただ、一直線に
進めばいい。

・・・という現実は
想像以上に
多いものだ。

普段から
真本音で
生きていればね。

・・・・・・

例えば、
実際に問題が
起きたとしても、

やはり
同じことだ。

すぐにしっかりと
その問題を
見つめる。

向き合う。

すると
思っていたほど
大したことは
ない、
ということも
圧倒的に多い。

向き合えば
すぐに
対処できる。

対処すれば
一瞬で終わる。

向き合わず
放置することで
大問題となる。

ほとんどの
大問題とは
それが原因では
ないか。

最初から大問題、
ということは
ほとんどないのだ。

・・・・・・

世の中は
表面的には
ますます混乱する。

するとどうしても
向き合うのが
怖くなる。

億劫となる。

が、
そこで萎縮
しないことだ。

ここからこそ
真本音で
生きやすい
時代なのだから。

つづく

柱が増えていく

光の柱が
その人に
観えるときは、

その人の
安定感は
間違いなく
周りに伝播する。

ただし、
その人自身が
その柱を、

自身の
揺るがなさを

自覚し、
その時その時の
感情ではなく、

柱としての
行動を
とり続けることが
必須だ。

もちろんそれは
自分を
縛るということ
ではない。

自分を
開放する
ということだ。

柱とは
本来のその人
自身なのだから。

・・・・・・

柱の先、
上の方には、

新たな
その人自身
がいる。

新たな次元
のその人。

より「本来」へと
近づく。

柱の行動が
続けば、
新たなその人は
自然に
降りてくる。

すると、
柱はより
光り輝き
より安定し、

影響力も
格段に
高まる。

組織においては、
そういった人を
私は
「要」

呼ぶ。

私がまず
サポートとして
行なうのは、

要となる
可能性の最も
高い人を
見出すことだ。

・・・・・・

要の影響は、
次の要を
育てる。

一人ずつ
要を
増やしていく。

そして
組織の1割程度
の人達が
要となれば、

今度は
組織そのものに
光の柱が
立つ。

組織の自律
だ。

で、
ここから
なんだ。

本当に楽しい
展開が
起こるのは。

つづく

壁の乗り越え方

この壁を
越えねば
ならない。

という
壁が
目の前に
立ち塞がった時、

一つ、
気にしてほしい
ことがある。

壁の中心は
どこか?

という
ことだ。

直観的に
中心を
見出し、

そこに
意識を集中
しよう。

すると、

この壁は
本当に
乗り越えるべき
ものかどうか?

まずは、わかる。

そして、

乗り越えるべき
壁であった場合、

いつ
この壁に
取り付くか?

タイミングが
わかる。

そう。

タイミングが
とても大事だ。

壁が見つかれば
ただ闇雲に
取り付けばいい、
というものでは
ない。

自分の中で
「今だ!」
という
ベストのタイミングを
見出すには、

壁の中心に
意識を向け、
壁からのメッセージ
を受け取るのが
最も確実だ。

壁は、
一人で乗り越える
ものではない。

壁は
壁と共に
乗り越えるものだ。

壁は
乗り越えられる
ために
存在している
のだから。

つづく

探している出口の在処

川の流れが
激し過ぎて、

そこに
飛び込む
気になれない。

怖いのも
ある。

ただ、
この激しさは
ない。

人間に
耐えられるとは
思えない。

土台、
無理だろう!

文句も
言いたくなる。

が、一方で
私には
よくわかっている。

私に
選択肢はない、
と。

こういう時に
飛び込める
自分になるために
ここまで
やってきた
のだと。

だから、
心では泣いて、

本当に
泣きじゃくりながら、

魂で
飛び込んだ。

・・・・・・

思った通り、
飛び込んだ瞬間
から
溺れ始めた。

泳ぐなどは
もってのほか。

コントロールの
コの字も
効かない。

凄い勢いで
私は
息も絶え絶え
流され続けるしか
なかった。

・・・・・・

実はこの流れ
こそが、

静謐さの極み

であると
ようやくわかるのに、
6日ほど
かかった。

今、私は
静謐さ真っ只中に
いるのだ、

自覚してようやく、

溺れ
から解放された。

気がつけば
私は
鏡のように静かな
湖の
中心みたいなところに
浮かんでいた。

それが
わかった瞬間に
ここまでとは
別の涙が
出始めた。

さめざめと
泣きながら、
私は自然に
両掌を合わせ、
祈りのポーズを
とっていた。

言葉にならない
祈り。

私は何かを
ずっと
絶え間なく
祈り続けていた。

その感覚が
急浮上すると
同時に、

これこそが
自分である、

思えた。

・・・・・・

考えてみれば、
皆、
急流の中に
いる。

急流の在り方は
人それぞれ
だが、

皆、
溺れかけている。

実は、
流されていなかった
これまでの
自分こそが
急流の中にいて、

急流に
飛び込むこと
こそが、
それらから
脱け出すことで
あり、

静謐に戻る
ことである、

ということを
忘れてしまって
いる。

出口は、
そこにこそ
あったのだ。

そう。

脱け出したい
のなら、
急流を探せ。

そこが
出口だ。

つづく

飛ぶときだ

その合図が
来るときは、

すぐさま
動いた方が
いい。

一瞬の躊躇が
タイミングを
逸する。

だから
考えている
暇はない。

すぐに
動くんだ。

・・・・・・

それは
閃きのような
光の一瞬の
矛先。

上から
下へ。

そして

下から
上へ。

目の前に
差し込んで
くる光。

ほんの一瞬
でも、
それがもし
観えたなら、

すぐに
飛べ!

・・・・・・

自分の中に

本当は
これをしたいけど、
絶対自分には
無理だなぁ、


自分で結論を
出していたもの。

自分の中に
確かに存在する
願いなのだけど、

自分の中では
脇に
追いやられていた
もの。

一瞬の光は
それらを
思い出させて
くれるはずだ。

思い出した
ならば、

もう
一瞬も躊躇を
するな。

すぐに
動くんだ。

すぐに
飛ぶんだ。

・・・・・・

自分を
開放しよう。

自分の中で
燻っていた
ものを。

もう、

抑え続ける
時代は
とうに
終わっている。

もうそろそろ
それに
気づいても
いいだろ。

つづく

私達には目指すものがある

その時、
私が観たものは

大都会
だった。

大都会
といってもそれは、
現在のどこにも
存在しない。

強いて言えば、
未来の大都会
といったような
雰囲気。

もちろん
あらゆるものが
調和していた。

それを観た
瞬間に、

あぁ我々人類は
これを目指して
いるんだな、


実感した。
理屈でなくね。

・・・・・・

花びらみたいな
高層ビルが
あった。

花びらが
ずっと
動いていたんだ。

開いたり
閉じたり。

どうなったら
開き、
どうなったら
閉じるのかは、
全く
理解できなかった。

が、
その世界の
空気と完全に
一体化して
そうなっている
ことはわかった。

目に映るもの
のほとんどは
人工物だったが、

それらは
あまりにも
自然だった。

自然体、
と言うべきか。

人類が
創り出すものと
自然とは、
このように
調和し共存するんだ、

びっくりしたよ。

考えてみれば、
私達人間も
自然の一部だ。

この宇宙の中で
生まれた存在
だから。

ということは、
その人間が
生み出すものも
すべて
自然の一部だ。

例えば、
AIとかもね。

・・・・・・

やはり、
私達は
こんなところに
居続けては
いけない。

足踏みを
続けていては
いけない。

もっと先に
進まねば。

実際の映像を
(映像じゃなくて
現実だったけどね)
観てしまったら

改めて
そう思わずには
いられなく
なった。

世界はこれから
どうなるのか?

あまりに
予測不能なことが
多過ぎて、
今はみんなが
腰が引けている。

怖いのは
わかる。

だが、
それでも
進んでいこう。

私達はまだ
自覚できて
いないが、

ちゃんと
目指すものが
あるのだから。

つづく

身をさらせ

槍が
降ってきた。

凄まじい
数の

空からだ。

逃げる術は
ない。

だから
全身をさらした。

仰向けに
寝て、
槍を受けたよ。

全身、
串刺しだ。

だが、
それらは
すべて
私のエネルギーに
変換された。

槍を
受け入れた
私は、
自分の怒りを
開放できた。

それは
エネルギー
であり、
愛、だった。

私は
前よりもずっと
元気になった。

これでやっと
存分に
動ける。

・・・・・・

身をさらす
ことは大事だ。

逃げていても
何も
始まらない。

あなたに
まず
できることは
それだ。

身をさらせば
開き直れる。

開き直ることで
初めて
発動される
力がある。

パワーが
ある。

それが今の
あなたには
必須だ。

ここからは
自己防衛しながら
進むことなんて
土台、無理なんだ。

無理なことに
努力せず、

ただやれることを
淡々を進める。

そこに
余分なものは
不要だ。

まずは
身をさらす
ことだ。

つづく

怒ればいい

航海を
続けている。

ずっと。

いろんな海を
渡ってきたが、

今はとても
激しい海だ。

あらゆるものを
拒絶している。

世界全体を
拒絶している
ようだ。

しかしそれは
健全だな、
と思う。

今の世に
対して
怒りを覚えない
方が
不健全だ。

怒りをそのまま
開放し、
その怒りの
根源である
願いを
見つけ出す。

そしてその
願いに基づいた
怒りのままに
自分の人生を

邁進させて
いく。

今の世で
最も必要なこと
ではないか。

だから、
この激しく
荒れた海に
私はそのまま
身を委ねたい。

私が海に
溺れることは
ない。

むしろ
海に放り出されても
海と
一つになろう。

そして
私自身も
荒れ狂おうでは
ないか。

・・・・・・

あなたの
中にある
怒りは、

きっと
尊いものだ。

願いの怒り。

真本音の
怒り。

怒りを
鎮めようなどと
思っては
ダメだ。

むしろ
その怒りは
開放してこそ
価値がある。

意味が
ある。

きっとあなたの
道を
示してくれるよ。

つづく

やはりあいつか

大地の彼方に
雲間から差す
光が一点、
当たっている
場所が観える。

そこだけ
やたらと
目立っているし、

なんと言っても、
その光の中に
誰か一人
立っている。

立ちはだかる
という言葉が
ピッタリな
感じで。

目立ち過ぎ
だろうが、

思わず呟く。

もう少し
ささやかな
登場の仕方を
してほしい
ものだ。


笑う。

私は彼を
よく知っている。

のだと
思う。

彼も私を
見つけたようだ。

満面の笑みで
近づいてくる。

私は
冗談めかして
逃げるふりを
する。

・・・・・・

再会を
讃え合った後、
ようやく
落ち着いた
会話となった。

で、
どうだい
その後は?

その後は?
と訊かれても
どこからの
その後なのかは
わからない。

わからない
が、
私の口は
勝手に
答えていた。

まぁまぁ
だよ。

お前がくる
だけの
価値はある
状態には
なったよ。

そうか。
あの状態から
よくぞ
復活できたな。

まぁ、
慣れっこだ。

・・・と、
会話が
進む。

顕在意識の
私には
意味がさっぱり
わからないが、

まぁ、事実を
そのまま
述べている感は
あるので、
私は私を
放っておいた。

では早速、
準備に
かかるよ。


彼は言う。

いつでも
どうぞ。


私が答える。

その瞬間に
とても
懐かしい感覚が
甦ってきた。

そうそう、
これこれ。

この感覚。

これこそ
彼と私の
タッグの
始まりだ。

・・・・・・

きっと
長年の
パートナー
なのだろう。

今回は、
私が先行して
ここ、
に来た。

一人で
やれるだけの
ことはやり、
これから
本格参入だ。

・・・・・・

さてと。


彼が
拳を突き出す。

私は
私の拳を
それに合わせる。

いつもの
合図だ。

さぁ、
始めよう。

つづく

あなたの意志のままに

四方八方から
エネルギーが
どんどん
集まり、

一点に
集約される。

その結果、
まるで
太陽のような
存在が
生まれる。

そしてそこが
中心となり、
一つの
世界のような
ものが、
育まれる。

ほとんど
すべてがそう。

「中心」が
生まれることで、
「全体」が
育まれる。

この摂理に
唯一反する
ケースがあるのが、
この
3次元世界だ。

私達のいる
この世界は、

中心が
なくても

形が整って
しまうことが
ある。

だからこそ、
その後に
様々な不調和が
発生し、

その不調和が
次の不調和を
生み出し、
・・・の連続で、

どこから何を
どう
手をつければ
良いのか、
本当に
わからなくなる。

私達が
創り出してきた
歴史は
そのようなものだ。

中心が
ないくせに、
要らぬ形ばかりを
創り出し、
それに執着し
守ろうと、
他者を攻撃する。

過去から
学ぶことも
なく、
それをずっと
繰り返しているのが
私達だ。

摂理に反する
この流れから
もうそろそろ
本気で
脱け出さないか、

強く願う人達が
増えて
きている。

それが
今のこの
時代だ。

私はそういった
意志を
人に感じると、

尊いなぁ、


感嘆する。

そういった
意志を持つ人は
若い人に
多いが、

まだその大半は、
社会的な
実績を
持ち合わせている
わけではない。

だから
本当はこう思う
のに、
この世の中では
こうするしかなく、
しょうがなく
そうしている。

・・・という人が
多い。

私は
そんな人達に、

いやいやいや、
自分の
思う通りに
そのまま
やってごらんよ!


言い続ける、
ということを
している。

すると大概、
皆、それで
道を拓くのだ。

そう。

道は
拓かねば
ならない。

道のない場所に
こそ、
進むべき方向が
ある。

道のあるところ
から
徐々に上手く
やっていこう、
というのは
もう
無理なんだ。
今のこの
世の中では。

それが
私自身も
本当に理解
できてきた。

これまでの
流れと、
ここからの
流れ。

それはもう、
大きく
断絶しても
いい。

というか、
そうでなければ
道は
拓かれない。

それを
しても良いように、
実在レベルでの
準備を
ずっとしてきた。

実在レベル
ではもう
整うべきは
整った。

あとは
それを現象化
するだけだ。

そのためには
堂々と、
自らの意志に
従おう。

あなたが
中心と
なるのだ!

つづく

好きにやってくれ

長い長い
階段だ。

永遠に
続いているように
見える。

遥か
雲の上まで。

ただ、
ゴールは
わかるのだ。

目には
見えないが。

存在は
感じる。
ハッキリと。

距離も
わかる。

どれくらい
時間が
かかりそうか、も。

だから
焦るんだけどね。

・・・・・・

階段は
一つも踏み飛ばしては
ならない。

一段一段
丁寧に。
しっかり
味わいながら。

その一段の意味を
感じ取り、
理屈ではなく
深い部分で
理解を得ながら。

これを
せずに無理に
進めば、
すぐその先で
躓いて
落っこちてしまう
のは
よくわかっている。

だから
丁寧過ぎるくらい
丁寧に
ここまで来たんだ。

・・・・・・

そうは言っても
だいぶ、
スピードアップは
してきた。

昔を
徒歩の速さだと
したら、
今は
ジェット機並みだ。

が、
それでも
遅過ぎる。

光速で進める
くらいに
ならねば。

・・・・・・

一段一段の
ステップの
大きさ。

それも随分と
大きく高く
なった。

昔の自分で
あれば、
それをステップだとは
思えず、
ただの果てしない
壁としか
認識できなかった
だろう。

・・・・・・

ところが
ここに来て、

一段抜かし、
二段抜かし

進んでもいい、

という
了解がきた。

自分自身が
そのように
自分に
伝えてきた。

理由は
わからない。

いや、
わかる気は
する。

良い意味でも
悪い意味でも
一段一段では
もう
立ち行かない
のだ。

・・・・・・

だから私は
ここからまた
生き方を
変える。

変えねば
やっていけない。

どう変える
かは、
頭ではよく
わからない。

が、もうすでに
よく
わかっている
自分はいる。

だから、
そんな自分に
身を預ける。

好きに
やってくれ、
とね。

つづく

なんなんだ、これは

あぁ、これで
OKなんだな!

思えた。

普通で
考えれば、
とてもとても
OKどころでは
ないのだが。

現実は
私の思惑通りには
進まない。

面白いことに
真本音度合いが
高まれば高まるほど、
思惑は
効かなくなった。

一見すると、
自分の望まぬ
現実ばかりが
起きているようにも
見える。

今回も
そうだ。

ある意味、
私が最も望まない
結果が出た。

普通であれば、
ガックリ
するところだが、

なんでこんなにも
私は
悦んでいるんだ?

内側の
奥の方から
沸々と
悦びの感覚が
湧き上がってきて
止まらない。

涙も
出そうになる。
もちろん、
悦びの涙だ。

表面的には
望んでいない
のに、
これはきっと
私が心底
望み続けていた
結果、成果
なのだろう。

だから、
表面的にも
素直に
喜ぶことにした。

未来が
明るく観える。
光しか
感じない。

足取りが
確信の
一歩一歩だ。

なんだよ、
この感覚。

この実感に
満ちた
全身の有り様は。

で、
実際に
その時以来、
事態は
好転し続けている。

ある意味、
ハァ、・・・と
ため息を
つく。

私という
存在は
何なのだろう?
と。
この、私という
自我は
何なのだろう?
と。
ここにある
この自我に
意味はあるのか?
と。

もちろん
あるよ、

答えが返ってくる。

私は、
私という自我を
存分に
楽しんでいる
ではないか、
と。

わかる。

わかるよ、
それは。

でも、
なんというか、
ちょっと
違うんだ。

今の私は
全てを自分の
意志で
決めているのは
確かだ。

それによって
事態は
好転もしている。

が、
何なんだ、
これは?

私が
動かしている、
というよりも、

やはり、
私が
動かされている
のではないか。

かといって
コントロール
されている感
もない。

むしろ、
私は存分に
コントロール
できている。

が、
なんなんだ?
これは。

私という
自我を超えた
わたし、
という存在。
これも
わかる。
むしろ、
それと一緒に
ずっと
生きている。

それ自体が
本来の私だ
とも
わかる。

が、
そんなことでは
ない。

もっと
膨大なもの。
遠大なもの。
無限を
思わすような。
永遠を
感じるような。

もう、
自我など
要らぬのでは
ないか?

とも
思ってしまうんだ。

その方が、
早い、速い
のではないか?

実は
その方が
幸せでは
ないか?

きっと
自我は
幻だ。

幻だが、
その幻が
確かにここに
存在している。

そんな
不思議な存在
との
関わり方、
向き合い方。

それを
改めてまた私は
探し始めて
いるのかな?

つづく

よちよち歩きだ

中心軸が
上へ上へと
伸びている。

雲を貫き、
空を貫き、
宇宙を貫き、
さらに
その先へ。

無限とも
言える距離を
伸び続け、

果てしない
彼方にいた
自分が

一気に
ここまで
駆けてきた。

「よぉ!」


そいつは
来た。

「待たせたな!」

と。

待たせたのは
どちらだ?

むしろ
私の方だ。

受け入れる
私の準備が
整わないまま
だったから。

ずっと
待っていてくれて
ありがとう、

という
感謝の念のみ
湧き上がる。

とにかく、

遥か遠くに
いた私が、
この私と
一つになった。

実在レベル
で言えば、

1000倍くらいの
エネルギーの
高まりを
感じる。

これはちゃんと
バランスを
とれるだろうか?

ちゃんと
日常生活を
生きられる
だろうか?


心配になるが、

そのような
心配は
要らないらしい。

むしろ、
これまでの
自分の方が
1000倍も
不安定だった
ような気が。

ただ、

気を抜いては
ならない。

一つ決めて
一つやる。

一つ一つの
行動を
丁寧に丁寧に。

ちゃんと
自分を
コントロール
できるように。

しばらくは
よちよち歩き
だ。

つづく

不可能なはずだったのに

無理矢理に
扉を
こじ開けた
わけではない。

なのに、

あんなに
固く閉ざされた
扉が
開いた。

まるで
自ら開いた
ように。

なぜ
こんなに簡単に
開いたのか?
理由が
わからない。

きっと
何かが
変わったのだ。
大きく。

何かが。

・・・・・・

大きな川の
対岸に
薄ぼんやりと
みえていた
ものが、

突然、
眼前に姿を
現した。

まるで
川などなかった
かのように。

あの大河の
流れを
どうやって
越えてきたの
だろう?

理由が全く
掴めない。

・・・・・・

不可能が
可能となる。

その流れ

前兆か?

それとも
ただの
まぐれか?

現時点では
何も
わからない。

わからない
まま
進むしかない。

きっと
未来のどこかで、
今を振り返り、

あの時は
ああだった、

分析・解説
できるのだろう。

が、
今は
わからない。

それで
いいか。

このまま
進んでみよう。

つづく

忘れものの思い出し方

普段、
あまり目に
留まっていなかった
ものを
一つ選んで、

あえて
じっと
見つめてみる。

本当は
そこにずっと
あったのに、
ずっと
意識の外に
あったもの。

すると
そのものに
自分の
気づき忘れていた
様々な発想が
埋もれている
ことがある。

あぁそうそう、
以前の私は
こんなことを
考えていたの
だったな、
忘れていた。
途中であの発想、
止めたまま
だったな。

・・・という
感じに。

今まさに
それをすることで、
私は
ほぼ一年前の
自分の想いを
思い出した。

そろそろ
始めるか。

忘れていた
というよりも、
ずっと
時期を待ち、
置いておいた
という 
感じだ、きっと。

機は熟したか。

やってみるか。

つづく

地球が散らぬよう

青い光が
観えるな、

思っていたら、

それが徐々に
固まり、
一つの球となり、

地球と
なった。

美しい
地球。

それを
眺めている
うちに、

ふと気がつくと
私は地球に
取り込まれていた。

窮屈だ。

あんなに
美しいのに。

窮屈だ。

見た目の
美しさと
感覚が
一致していない。

あぁこれが
今の地球、

つまりは
私達の
課題か、と
思った。

窮屈な感覚
はきっと

余分なもの
たちの
存在による
のだろう。

本来はもっと
一貫性のある
シンプルな
星であり、
私達であった
はずだ。

邪な考えを
私達は
持ち過ぎたな。

邪な考えが
あるのが
人間とも言えるが、

それにしても
ちょっと
多過ぎたな。

おかげで
地球が私達を
必死に
支えていてくれる。

私達は
自力では
立っていられない
私達に
なってしまったのだ。

・・・・・・

ポンっと
地球から
外に出た。

また
先ほどの
ように、

目の前に
地球がある。

守りたいな、

純粋に思うが、

地球を
追い詰めている
のは、
私達自身だ。

守るなど
烏滸がましい。

まずは
私達自身が
しっかりせねば。

・・・と、

地球は
青い光に戻り、
分解され
散っていった。

そうならぬ
よう、
私達がすべき
ことは多い。

地球が
散ってしまわぬ
ように。

つづく