自我は超えられるか

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沸騰した
お湯の気泡
のように、

現れては
消え、

現れては
消えていく。

それが
私達の
「自我」。

自我とは
永続的なもの
ではない。

それどころか
今この瞬間
にしか存在しない
断絶的
なもの。
分離している
ものだ。

私達は
自分の自我が
ずっと
同じように続いている
と思っている。

しかしそれは
今この瞬間にしかない
一つ一つの自我を
連続的に
味わっているだけだ。

だから
私は変わらない

思い込む。

しかし本来、
自我は
一瞬一瞬すべて
分離しているので、

変わろう!
と決めれば、
今この瞬間から

一瞬にして

変われる。
それが私達だ。

私はこの仕事を
通じて、
そのような場面を
何度も
拝見できた。

本人が
本気で
変わろうと、する。

するともう、
その瞬間に
変わってしまう。
本質的なところから。

それは
驚くべき瞬間
だったが、
でも実はそれこそが
「普通」の私達だ。

「変わろう」と
するのは、
意志だ。

同じ自我が
続いてしまうのは、
惰性であり、
慣性に過ぎない。

意志は
惰性を超える。

本物の
意志であれば。

つまりは
真本音の意志
であれば。

反応本音とは
自我。

真本音とは
自我ではない、
もっと大本の
自分自身。

真本音の意志

惰性を超える。

つづく

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