チームパフォーマンスコーチ

こんなバランスもある

重力とは
逆向きの
力を
よく感じる。

それは
力というより
エネルギーの
流れと
呼んだ方が
良いかもしれない。

この世の
現象の
代表的な存在が
重力。

そして
下から流れ来る
エネルギーは
実在だ。

これは
実在と現象が
反発している
ということでは
なく、

むしろ
調和をはかる
ための
もの。

上から下に
働く
重力と、

下から上に
働く
実在のエネルギー、

そのバランス

ちょうど良い
場所に

私はいる、
ことに
している。

特に
人と関わる
時こそ。

その
バランスが
とれている場所で
発する言葉は、

実にスムーズに
人に
伝わっていく。

基本、
説明が必要
ない。

一言で
スーッと
何かとても大切な
ところを
理解してもらった
感覚となる。

ありがたい
ことだ。

こちらの
バランスが
とれると、
相手のバランスも
しだいに
とれてくる。

その上での
コミュニケーション
だから、
きっと
楽なのだろう。

面白いのは、

同じ人との
同じ会話の
場面でも、

その
会話中に、
「場所」を移動する
感覚がくる
ことだ。

つまり、
重力と
実在エネルギーとの
バランスに
変容を起こしている
ということだと
思う。

明らかに
「移動しているな」
という感覚が
くる。

そして私は
その「移動中」には
何も
言葉を発さない
ことにしている。

きちんと
「移動」が
完了してから、
初めて
言葉を発する。

と、
これまた実に
スムーズに
会話が進む。

目の前の
この人としか
できない会話、

今この時
にしか
できない会話、

がある。

私はそういった
会話を
日々、
重ねているが、

そこで
重要なのが、
バランス。

重力と
実在エネルギー、

上からと
下からの
バランス。

これが
整った状態で
人と向き合う。

整っていない
場合は、
あえて
人とは
向き合わない。

と、
決めている。

つづく

植え付ける必要はない

最初、
小さな谷の
中にいた。

小さな小さな
流れだった。

しかし
その流れに
乗って進めば、

だんだんと
様々な流れが
合流し、

大きな川
となり、

さらには
海に出た。

その辺りで
飛べるように
なった。

空高く
飛んでみると、

これまで
自分が
流れてきた
川や谷の全て
が、
見渡せた。

最初は
あんな小さな
中に
いたのか。

愕然とした。

すると
さらに高度は
上がり、

そのうちに
地球全体が
見えるように
なった。

さらにさらに
高度は
上がり、
ついには
地球圏を超え、
宇宙に出て、

さらに
太陽系を
超え、

銀河系を
超え、

全宇宙を
見渡せるくらい
まで・・・。

そして
宇宙の
その先へ。

宇宙の
成り立ちと、

すべての
始まりの
もと、まで。

私達の
この
細胞の一つ一つ
には、
それらのすべての
記憶が
込められている。

込められて
いない細胞は
一つもなく、

すべてを
知っている
私達が、

すべてを
忘れて
ここにいる。

しかし本当は
すべてと
繋がっており、

すべてを
感じながらも
ここにいる。

感じている
ことを
どれだけ
顕在化すれば
いいか?

その調整
こそが
生きるコツであり、

ここが
絶妙になれば、

この混沌とした
世界でも
生きることが
比較的
楽になる。

そう。

すべてを
知っている。

・・・というのが、
前提だ。

この前提の
もとで、
私は人のサポートを
し続けている。

この前提に
本当の意味で
立ったのが、
13年前。

そこから
人のサポートは
劇的に
楽になった。

人に何かを
植え付ける必要
などない。

いかに
思い出して
もらうか?
こそが
ポイントだ。

宇宙全体が
わかったと
しても、

最初の小さな
谷を
バカにしては
ならない。

というか、
バカになど
できないはずだ。

あの谷にも
宇宙のすべてが
詰まっている。

谷の石ころ一つ

宇宙全体は
同じものだ。

ということが
実感できるように
なるから。

この感覚だけでも、
できるだけ多くの人が
思い出せるといいな、
と、
つくづく
思っている。

つづく

確かに夕陽だった

オレンジの
光を
確かにずっと
感じていたんだ。

眩しいな、
というくらいに。

でも
セッションが
終わってみると、

窓から
見えるのは
重い雲々。

今にも
雷雨になりそうな。

でも
眩しかったんだ。

あれは
物理的な光
だった。

確かに
そうだった。

が、
その気配も
なし。

幹部の
Aさんと
Bさん。

崩れ落ちそうな
酷い状態が、
1ヶ月以上も
続いた。

各々の
心の中も
そう。

関係も
そう。

でもここで
崩れれば、
間違いなく
会社全体も
崩れる。

その
ギリギリの
ところ。

繊細さと
大胆さが
必要とされる
日々。

でもやっと
突破口が
開いた。

久しぶりの
明るい
笑顔。

Aさんと
Bさんが
私の目の前で
向かい合って

笑い合って
いる。

安易に
奇跡とは
言いたくないん
だよ。

そうそう
都合よく
奇跡など
起こらない。

全て
必然的な
ステップの
成せる業。

それは
わかって
いるよ。

でも私も
人間だ。

言わせて
くれよ。

これは
奇跡だ。

で、
夕陽の光
まで
感じたし、

後ろに
目はついて
ないけど、

でも
普通に
見えたんだ。

お二人が
笑顔で
部屋を後に
して、

夕陽を
見ようと
振り返ったんだ。

でも、
曇天の空。

雨も
降っていた。

あれは
お二人の
光だったか?

いや、
本当に
普通に
夕陽だったん
だけどなぁ。

つづく

終わりと始まりにいる

羽化する
ために、
サナギになる。

その中で
いったん、
液状化する。

全てを
溶かし、
壊し、

全く新たな
自分を
創造する。

かと言って
自分は
自分だ。

これまでの
形が
跡形なく
なっても、

自分の
本質は
残り続ける。

変わらない
もの。

永続的な
もの。

私達は
誰もがみな、
それを
持っている。

羽化の最中、
私達は
祈る。

とてつもなく
不安定に
なりながら、

いや、
不安定
だからこそ、

最後には
祈りのみと
なる。

その祈りは
言葉に
ならない
ものだが、

人それぞれ
のものだ。

あなたには
あなたの
祈りがあり、

私には
私の
祈りがある。

それが
そのまま
成虫の形と
なるのが
理想だ。

そうなれれば、
その後の
人生が、

とてつもなく
幸せなものと
なる。

私達は
祈りであり、

祈りとは
進化である。

進化とは、
終わり

始まり
だ。

私達は
人生の中で
何度も
その瞬間を
迎える。

今、
自分は
終わろうと
している。

今、
自分は
始まろうと
している。

まずは
その
自覚を。

その
不安定さは
羽化の
ものだよ。

つづく

あと少し

月が
観える。

私の
中に。

満月
だ。

水面も
観える。

満月が
水面に
映える。

まるで
鏡のように。

月は
語る。

静か
なのは、
今の
うちさ。

この水面
も、
すぐに
怒涛の
激流と
なるよ。

準備は
いいかい?

・・・と。

準備は
とっくに
できてるよ。

それよりも
待ちくたびれた
よ。

早く
始まらない
かな。

期待は
いかんよ。

準備が
できた、
それだけで
いい。

それ以上
でも
それ以下
でもなく。

そうそう、
期待は
いかんな。

ただ
ここに
このまま
浮かんで
いよう。

これまで
じっと
待ってきた
んだ。

あと
少し。

このまま
で。

つづく

真剣さを目指す人へ

深刻に
捉え過ぎると、
物事の本質が、

課題の本質が、

観えなく
なる。

本当はそんなに
難しいこと
では
ないかもしれない。

難しく捉える
ことで、
動けなくなる。
一歩も。

もっと
浅く、発想してみる
のも
良いことだ。

浅く、発想して
浅く、行動してみる。

その方が、

ピンッと
閃くこともある。

本質的な
突破口が
急に
観えることも
ある。

真剣と深刻

違うもの。

むしろ、
真逆のもの

言ってもいい。

真剣に生きる
コツを得る
第一歩は、
軽くでもいいから
始めてみる
ことだ。

自分を
変えたい!


思うのなら
なおのこと。

深刻に
なればなるほど
何も
変わらない。

やれそうな
ことを
一つ、
軽く選んで

やって
みる。

軽く
やってみる。

真剣さを
目指す
あなたにだからこそ
お伝えしたいこと。

つづく

宇宙と人 人と宇宙

一つ
脱ぎ捨て
開放された
とき、

自分の肩に
とてつもなく
大きなものが
寄りかかっている
のが
よくわかった。

最初は
責任を
押し付けられている
ような
気持ちがした
ものだ。

だから
随分と
抵抗したのだと
思う。

自分が
思っている
以上に。

自分の人生を
引き受ける、
というのは
きっと

この
肩にかかっている
重みを

その
責任を

引き受ける
ということなのだと
思う。

最初は
とてもとても
できなかったが、
進むうちに
自然に
できるように
なってきた。

人間という
のは
そういうもの
なのかも。

むしろ今は、
その
肩の重みが
心地よく、

もしこれが
なかったならば、
私は私で
いられただろうか?

などとも
考えている。

私達のいる
この太陽系は、
とても小さな
存在で、

現在、
観測されている
一番大きな
ブラックホールの
大きさに
比べれば、

ホコリの一つ
にも
ならないらしい。

ブラックホールに
引き摺り込まれる
のも
いやなので、

少なくとも
銀河系全体の
視野でいようと
思う。

が、
その銀河系ですら、
小さな小さな
存在だ。

私達は
宇宙の中に
いて、

そして
宇宙は
私達の中に
ある。

内宇宙と
外宇宙は
本当は同じもの
で、

内宇宙と
外宇宙の
境目が、

人間
と呼ばれる
存在だ。

私達は皆、
その
果てしないものを
背負っている。

自分という
人間を、
小さな存在であると
謙虚に捉える
のは、
それはそれで
結構なことだ。

しかし
その一方で、
もう少し
自分自身の
果てしなさも
素直に
感じ取ってみては
どうだろう。

荷が重い
かい?

結構、
心地良くなる
もんだよ。

つづく

一ヶ月一生

私達には、
毎月毎月の
テーマがあり、

そのテーマを
クリアするごとに、

その先の
道のりも
クリアになっていく、

という傾向が
ここ数ヶ月で
劇的に
高まっている。

もし、
自分の行く道に
対して、
モヤモヤ感が
激しい場合は、

これまでの
私の歩みで、
私がしっかり
丁寧に
乗り越えていない
テーマは
何だろうか?

とか、

私が
やり残して
しまっている
課題は
何だろうか?

などの視点で、
じっくりと
自分の歩みを
振り返ってみると
いい。

もしそのような
やり残し
が見つかれば、

面倒でも
もう一度、そこを
やり直す、

その時点の
自分の目線に
戻り、
丁寧に
取り組み直す、

ということを
するといい。

一つ一つの
積み上げが
非常に重要。

中途半端な
進み方は、
その後の歩みを
かなり脆弱に
させる、

どころか、

本来、
観えるべきものが
全くわからずに
暗中模索に入る
可能性も高い。

もちろん、
基本の基本は
一日一日
を丁寧に過ごす
ことだが、

その上で、
次に意識すべき
視点が
「1ヶ月間」
というタームだ。

一日一生。
一ヶ月一生。
という感覚で
日々と
向かい合おう。

つづく

恐れる必要はない

竜巻が
見えたとしても、
恐れては
ならない。

それよりも
「事実」を
しっかり
確認すること。

あの竜巻と
自分との
距離は?

竜巻は
どの方向に
進んでいる?

自分には
影響があるのか、
ないのか?

あるなら
どのような
影響か?

自分の解釈
ではなく、
事実を
見つめるように
しよう。

無闇に
恐れ、

その恐れに
基づいた行動を
とれば、

その時点から
人生の使い方が
澱み始める。

むしろその
竜巻を
呼び寄せてしまう
ことになるかも。

どのような
状況でも、

恐れによる
選択ではなく、

願いによる
選択を
し続けよう。

要するに、
これまでと
同じだ。

世の中が
どれだけ
不安定化しよう
とも、

いや、
不安定化する
からこそ、

願いに基づいた
生き方を。

それが
自分の軸を
より強く
しなやかなものに
育ててくれる。

つづく

ちゃんと伝えよう

水は
火にかけられれば、
沸騰して
気体になる。

私達の心も
同じような
ものだ。

中心に
熱を持てば
持つほど、
沸騰して
気体となる。

浄化される。

中心の熱
とは、
エネルギーだ。

自分自身の
持つ
内発的な
エネルギー。

これが
枯渇している
人は、

古い心が
浄化されず
残り続ける。

そして
その心たちが
今の自分の
歩みを
阻害し始める。

基本、
心とは、

今、発生
したら
今、浄化
されるのが
いい。

もちろん
そのように
いかない場合は
多いが、

それでも
できるだけ早く
浄化されると
いい。

心残り、
という言葉が
あるが、

心残りは
できるだけ
ない方が
いい。

心残りは
心のコリとなり、
心の膠着・硬直に
繋がってしまう。

オープンに
生きることだ。

自分の想い
は、
しっかり素直に
周りに伝える。

その反応が
怖い、
という人が多いが、

怖がっている
間に、
私達は疲弊する。

自分の大切な
想いほど、
しっかり
向き合い、
伝えよう。

自分の中に
今、
残っている
この心を

しっかり浄化し
気体にする
ためには、

私は誰に対して
何をすれば
よいか?

これを丁寧に
考え、
実行しよう。

これからの時代
特に
必要なこと。

つづく

休息せんのか

一つ、
大仕事が完了
するたびに、

ホッとする
のだが、

いつもそれは
束の間で、

すぐに次の
大仕事に
取り掛かる。

もっと
休息すれば
いいのに、

自分で自分に
言って聞かせる
のだが、

私は全く
耳を貸さない。

困ったものだ。

時間がない
ことは
わかっている。

余裕が
全然ないことも。

だから
24時間常に
焦っている。

それが
身について
しまい、
普通になって
しまった。

昨日も、
夕方に一つ
大仕事が
終わった。

一晩くらい
休めばいいのに、

4時間後には
次に取り掛かって
おり、
夜中まで。

もっとちゃんと
寝ろよ、
お前!


叱るのだが、
私は全く
耳を貸さない。

おかげで
歳をとっている
感覚がない。

今、57歳なの
だが、
20代の頃の方が
体力はなかった
のではないか、

思うくらい。

もちろん、
実際にはそんな
ことはなく、
体力は随分と
落ちていると思う。

が、
内側から湧く
エネルギー量は、
今でも
年々高まっている。

それはそういう
生き方をしている
からで、
きっとこの
エネルギー量
というのは、
体力とはまた
別物なのだと
思う。

とにかく、
私には
これから
すべきことが
多過ぎる。

目の前に
超巨大な山が
あり、
一歩ずつ
登っていくしか
ない。

昔は、
体を騙し騙し
進んでいたが、

今は、
しっかり体と
語り合い、
協調し合いながら、

何とか
最大速度で
進み続けたいと
思っている。

つづく

ダメダメな時の問い

世界が
揺れている。

まるで
地震が起きて
いるように、
足元から。

この、
足元から揺れる
ことの
不安感。

うわぁ、
人間は脆弱だな、
私は脆弱だな、
と思う。

・・・・・・

現実レベルでの
地震は
そんなに頻繁には
起きないが、

内面的地震は、
日々、毎日の
ように
起きている。

それが今の
時代だ。

皆、
揺れている。

足元から。

・・・・・・

だからこそ
できること
がある。

揺れて
いなければ
発生し得ない
不安定さ。

これが
むしろ変化への
可能性を
広げる。

そういう意味で
私は

もっと揺れろ!

と願う。

自分も
みんなも、
あらゆる
人類が。

・・・・・・

揺れる時に
こそ、
向き合うべき
問い、がある。

本当は私は、
何を
大切にすべきか?

本当は私は、
何にこそ
力を注ぐべきか?

本当は私は、
今、何を
早急にすべきか?

〜したいか?
という問いでは
ない。

かといって
べき論でも
ない。

自分の根幹、
芯の自分が
決めていること。

揺れていなければ
これは
わからない。

揺れ揺れの
ダメダメの
時こそ、

これらの
問いと
向かい合おう。

つづく

まだ休めんな

下から
風が
吹き上がり、

私を
浮上させて
くれる。

とても
助かる。

自力では
もう・・・。

・・・・・・

風の後押し
には
いつも本当に
感謝している。

おかげで
ここまで
命長らえて
これた。

いつ死んでも
おかしくない
日々だったけど。

・・・・・・

もうしばらく
生きる。

できれば
人生、
短い方がいい、

思っている私も
いるが、

やること
あるんでね。

願い、
あるので。

これが
あるうちは、

風が
助けてくれる。

ということは、
風が
なくなったら、
私の役割も
終わりかな。

そう思ったら、
余計に
風が
強くなった。

やはりまだまだ
休ませては
くれないようだ。

つづく

巻き込まれないように

光と闇が
あれば、
皆、
光を望む
だろう。

そう思って
いたのだが、

実は私は
闇を
望んだ。

長い間。

結構、
そういう人は
多い。

闇の方が
安心する
のだ。

闇は
「無」を
思わせる。

この
「無」への
憧れが
私にはずっと
あった。

今でも
死んだら
「無」になっちまえば
いい、
その方がよほど
安心できるのに!

という
私がいる。

自分という
存在を、
消してしまいたい、

なかったことに
したい、

そんな想いに
ずっと
取り憑かれていた
のが、
私の人生の
始まりだった。

当時は
死が怖かったが、
今になって
振り返れば、
よくわかる。

私は
死を望んで
いた。
正確に言えば、
ずっと
「無」
を望んでいた。

・・・・・・

が、
そういうわけにも
いかないのだ。

真実は。

なぜなら
「無」
というものは
ないから。

「無」は
我々人間が生み出した
概念の一つ
でしかないから。

それが
感覚的に
わかってしまった
とき、

もちろん私は
愕然とした。

しかしそこからの
復活は
早かった。

私は
いじけていた
だけだった。

「無」で
遊んでいた
だけだった。
生まれてから
最初の方の
人生では。

「無遊び」

とでも
表現しようか。

で、
だからこそ
よくわかるのだ。

大人でも
「無遊び」を
している人が
多い、
ということを。

あぁこの人は
「無遊び」を
しているな、

すぐにわかって
しまう。

で、
どうするか、と
言えば、

「無遊び」から
脱け出ようと
もがいている人で
あれば、
サポートする。

「無遊び」に
夢中になっている
人からは
離れる。

だって、
他者からは
何もできないから。

それにもう
「無遊び」に
巻き込まれて
遊んでいる時間が
私には
ないから。

残念ながら、
この10年で、
増えてしまったな。
「無遊び」。

いじけている
大人が多い、
ということだ。

私自身はもう
「無遊び」には
巻き込まれないが、

「無遊び」に
巻き込まれそうに
なっている人がいれば、
ヘルプせねば
なるまい。

これからは、
これまで以上
に。

つづく

こんな簡単に壊れるのか

まったく
複雑怪奇な
形に
なったもんだ。

なんだよ、
この形は。

複雑すぎて
わけが
わからない。

これじゃ、
何事も
成せんな。

始まりは
もっと
シンプルだった
はずだ。

いつの間に、
あの
単純明快さを
忘れてしまったのか。

いつの間に、
こんなにも
余分なことに
意識を
奪われるように
なったのか。

こんなこと
なら
いっそのこと
すべてを
リセットしたい。

と思うのだが、
それができれば
苦労はしない。

できないから
こその
悩み。

やれることを
一つずつ
やるしかないか。

・・・・・・

ところが、
余分なもの達は、

一つ、
根幹にある
何かが
少し、ほんの少し
欠け落ちたことで、

一気に
崩れ始めた。

ガガガッと
下半身が
崩れ落ち、

下半身によって
支えられていた
上半身は
それはもう、
無惨なもので。

土台が
なくなるというのは、
こんなにも
脆いものなのか、

今更ながらに
ため息だ。

あれだけ
守ろう守ろうと
してきたものが、

容赦なく
一瞬で壊れる。

守る、
という努力。

その
空虚さを
改めて知ったよ。

・・・・・・

で、
結局のところ、
スッキリ
したんだ。

すべて壊れて
しまったら、
もう何も残らない

思っていたが、

そうでは
なかった。

これまでの
経験は
自分の中に
あるし、

いや、

経験などと
いうものは
小っぽけなものさ、

それよりも
経験を通じて
養い続けた
自分自身のこの
感性。

これだけは
ずっと
ここにある。

これだけは
残った。

だが、
きっと私は
この感性すら
失ったとしても、

それでも
同じ道を
行くだろう。

そう決めている
自分を
理解できた、
というのが
最も大きなこと
かな。

あっそうか、
だからこそ
感性が
残ってくれたのか。

・・・・・・

もはや、
複雑怪奇には
行くまい。
決して。

もう、
面倒臭いのだ。

シンプルに
行こう。

守るものは
最低限でいい。

身軽に
シンプルに。

壊すべきは、
毎日
壊すくらいで。

つづく

時間の本質

一本の細い
糸のように、

無限の過去
から
無限の未来
へと
続いていく。

ピンと張った
糸。

それは
何ものによっても
穢されることは
なく、

何ものによっても
揺るがず、

ただ淡々と
一定の速度で
伸び続ける。

「時間」。

私達はそれを
そのように
捉えている。

「時間」は
絶対であると。

私達が何を
為そうとも、
時間は
進み続ける。

そこに意志は
なく、
ただ淡々と
進み続ける。

ある意味
無慈悲な
存在。

絶対的
無慈悲。

そのように
捉えている。

が、

本当にそうか?

疑問を
持ち始めた瞬間が
ある。

私はある時、
「時間」と
対話をしている
自分自身に
気づいた。

しかもその場面
では、
「時間」そのもの

観えた。

それは
一本の線
ではなく、


だった。

「時間」は
今ここにおける
一点から、

前後左右斜め
すべての方向に
無限に
広がりゆく。

一本の糸が
無限に
分岐し、

それらの
無限の糸が
さらに無限に
絡み合う。

しかしそれは
あくまでも
面、であって、

決して
立体、には
ならない。

なぜなら
「時間」という
面を、

その全体
を、

俯瞰する
客観的な目

存在するから。

その目こそ
私自身、
私達自身の
目に
他ならない、

知ったとき、

私は何かが
とてつもなく
深く
腑に落ちた。

面、
の中にいる時、
私達は
今ここしか
見えない。

しかし
面、から
外れた場所に
移動すれば、

全体を
観渡すことが
できる。

本来、人間
とは、
その二つの目を
持ち合わせている
もの。

だからこそ
ここ
にいる。

私達は
すべてを
知っている。

知った上で
ここに
いるんだ。

つづく

本当の後悔をせねば

後悔は
ないか?


問われれば、

もちろん、
ある、
だろう。

それを
わかった上で
あえて
もう一度、訊くが、

本当に
後悔は
ないか?

目を逸らした
その人は、
かつての
私自身の姿だ。

後悔など
している場合じゃない、
という
生き方をする人は、

本当の後悔
からは
目を逸らし続ける。

そして
言ってみれば
どうでもいいような
後悔に
目を注ぐ。

しかしそれは
後悔なんかじゃ
ない。

後悔ごっこ。

お遊びだ。

止まるための
口実だ。

本当の後悔と
向き合う
というのは

非常な痛みを
伴うが、

それ以上に、
その直後から
自分自身が
加速を
始める
きっかけとなる
ものだ。

その、
加速が
怖いか?
それとも
面倒か?

どちらかの
理由で
本当の後悔には
見向きもしない。

それを一体、
いつまで
続ける気なのだろう?

もうすぐ、
「明日」という日が
くる。

私達はいつでも
「明日」から
生き直しをすることが
できる。

良い「明日」を
迎えるには、

良い後悔を
すること。

本当の後悔と
向き合うことだ。

つづく

なぜそんなことをする

こんなに
広い草原で、

ただ
気持ち良い
風が吹いて
いるだけなのに、

どうして
壁だらけだ、

言うのだろう?

壁など
一つもない
のに。

自分で
創り出した
幻影。

人はそれに
惑わされる。

それは
重々、
わかっているが、

しかし
どうみても、
進まない言い訳を
続けているだけ
に見える。

進まない、

決めている人は、

あらゆる
言い訳を
思いつく。

自分が言い訳を
している、
という自覚を
自ら消すために、

これは
真実である、
という
思い込みを
自分に刷り込み
続ける。

こうなると
もう
他者からは
何のサポートも
ヘルプも
できない。

祈りながら
見守るしかない、
という
状態に入る。

せめて
自分が逃げている
ことを
認識してほしい
のだが、

まぁそれが
できるくらいなら、
ここまでの状態には
ならないだろう。

茫然と
見守るしかない
人。

残念ながら
そういった人達が
何人かはいた。

一度、
彼らの視界を
体験したことが
ある。

世界が
歪んでいた。

とても
気持ち悪い
もの。

その気持ち悪さ
を解消、
または
逆に
それに慣れるため
の選択。

あぁなるほど、
彼ら自身は
そのように
認識しているのか、

驚いた。

世界を
歪ませている
のは、
自分自身だと
知らず。

歪ませること
そのものに
甚大なエネルギーを
費やし、

それだけで
ボロボロに
なり、

残ったわずかな
エネルギーだけ
で生きている。

きっと彼らは
被害者だ。

自らを
被害者として
設定している。

彼らの視界
になることで、
なぜそんな
面倒なことをするのか?
が、
少しわかったような
気もするが、

でもやっぱり
わからない。

もっと
普通に生きれば
いいのに、
と思う。

普通に生き、
普通に進む。

世界を
歪ませるほどの
パワーがあるなら、
もっと
自然に一歩を
出せばいいのに、
と。

あぁやっぱり
わからない、
・・・な。

つづく

一度、落ちた人へ

何かに
ぶら下がって
必死に
しがみついて
いる。

落ちない
ように。

しかし
もう疲れて
しまった。

手も
痺れている。

きっともう
限界だろう。

あとは時間の
問題。

きっと私は
落ちていく。

ずっとずっと
そんな目で
自分自身を
見つめていたのだと
思う。
今となっては。

だから実際に
落ちたときは、

なぜこんな
ことに?
という意識は
起きなかった。

あぁやっぱりな。
ついにきたか。

・・・と。

むしろ、
思ったよりも
遅かったな。

・・・と。

落ちるところまで
落ちてしまえば、
あとは
浮上するしか
ない、
ということも
わかっていた
はずなのだが、

落ちている
のに、
私は
重力に逆らうように
手足をバタバタとさせ
暴れ、

そして
疲弊し尽くした。

きっと
素直に落ちて
いれば、
もっと早く
浮上できただろう。

もっと楽に
復活
できただろう。

が、
そうは
ならなかった。

わかっていた
のに、
その
わかっている
自分に
蓋をしていた。

わからない
フリをしながら、

足掻き続けた。

それは
人間という存在に
対する
反抗でも
あっただろう。

人間が
嫌いだったのだ。
心底。

しかしそれでも
底まで落ち、
再び
浮上する。

人は
永遠に
落ち続けることは
ない。

落ちたら
浮上しか
ない。

その真理を
改めて
実感した私は、

しかし
浮上にも
非常に長くの
時間をかけた。

落ちるのに
時間がかかった
分だけ、
浮上にも
時間をかけた。

おかげで
浮上の落とし穴も
理解することが
できた。

まぁきっと
最初から
知っていたこと
ばかりなんだろうけど。

でも一つ一つを
しっかり確認し
自覚することで、

人へのサポートが
できるように
なった。

落ちる時には
落ちるべき姿勢が
ある。

浮上する時にも
しかるべき
姿勢や態度、
生き方がある。

それを
無視したり
反発すれば、

浮上し切る
前に
再び、
落ち始めてしまう。

浮上し切る
ことが
本当に必要だ。

浮上できた
ようで
浮上し切っていない
人は多い。

私はきっと
そういう人をこそ
サポートさせて
いただいている。

一度でも
落ちた人は
強い。

と、
言われるが、
本当に
そうだろうか。

落ちた人には
落ちた人特有の
弱さが
確かに存在する。

その弱さに
流されぬよう。

ある時は
サポートの領域を
超えて
引っ張りあげる
ことすら、
今の時代は
必要になってきた。

もうあなたは
落ちている
場合ではない。

浮上し切った
その後にこそ、
あなたの
本当の人生が
ある。

まずは
その
スタートラインに
立つべきだ。

早急にね!

つづく

導いてくれるものがある

だいぶ強い風が
吹いてきた。

私が
待ち望んでいた
風だ。

ちょっと
強すぎるきらいも
あるが、
まぁ
それくらいが
いいか。

風に吹かれて
進みたい。

たとえそれが
一見、
逆風であったと
しても。

風の音が
耳に響き、

我を失うくらいが
ちょうどいい。

その方が
私の場合、
本領を発揮
できるから。

天から
光まで
差し込んできた。

そうか、
光の導きすら
あるのか。
これは
わかりやすい。

随分と
わかりやすい
世の中に
なった。

表面的には
混沌と
しているが。

でもだからこそ
「答え」は
導きやすい。

やはり、
変にまとまって
いては
ダメだな。

もともと本質が
混沌としており、
それが今、
現象化している
だけだから。

そして今、
本質は逆に
安定し、

その上での
混沌だから、

今後の展開は
きっと
想像以上の
面白さとなる
だろう。

全ては、
風が教えてくれる。
光が
教えてくれる。

私は私を
失いながら、

ただ
風と光に素直に
進んでいこう。

つづく

ここにもいたのか

誰だろう?

凄いエネルギー

伝わってくる。

まるで
矢のように、
私の眉間を
貫く。

この強さは
尋常じゃない
が、

だからこそ
私にとっては
心地がいい。

あえて
私は私を
閉ざしていた。
ここでは。

が、
そのエネルギーの
矢が、
私に

「開放せよ」


メッセージして
くれた。

ここでは
あまり
自分を開放しない方が
いい。

それは
変わらないが、
でもちょっとだけ
開放してみようか。

そう思い、
ちょっとだけ・・・。

すると、
すぐにわかった。

というか、
その人から
近づいてきて
くれた。

エネルギーの
矢の
持ち主が。

あぁなるほど、
ここにも
いたか。

この手の
人が。

私が
探し求めていた
人が。

でも残念ながら、
ここでは
あまり私は私を
開放できない
のですよ。

だから、
ここではなく、
ちょっと別の時間
にしようか。

個別でね。

中途半端な
開放で
あなたとは
話をしたくない
んだ。

どうせなら
全開放で
いきたい。

それまで
楽しみに
待っているよ。

つづく

物事が止まってしまう原因とは

芽が出た

思ったら、

溶けて
しまう。

また出た

思ったら、

また
すぐに溶けて
しまう。

何度繰り返しても
溶ける。

消える。

そのうちに、
芽が見つかっても
何も期待しなく
なった。

ところが、

期待しなく
なった途端に、

芽は
伸び始める
ようになった。

なんでだよ!


しばらくは
怒りまくったが、

これこそ
自然の摂理
だろう。

「期待」
からは
何も生まれない。

「期待」
は、物事の
本質を
むしろ歪めてしまう。

つくづく
そのように実感した
私は、
自分の中から
あらゆる「期待」を
手放した。

もちろん、
人間なので
都度都度
「期待」は
発生する。

発生するが、
その都度
丁寧に
手放す。

その「期待」に
左右されない
自分で
あろうと
し続ける。

これをしてから
だ。
本当に物事が
調和し始めた
のは。

きっと、

「期待」という
思惑を持つことで、
何かのバランスが
崩れるんだ。

シュッと
普通に立っていれば
スムーズに進む
ことが、

バランスが崩れる
ことで、
どこかに要らぬ
力が入り、

その力みが
不自然な波長を
生み出す。

その波長は
「現実」に
ダイレクトに
影響を与える。

物事が
上手くいきかければ
どうしても
「期待」は
生まれる。

「期待」が
発生すること自体を
止めることは
できない。
というか、
それはしない方が
いい。
不自然だから。

しかし
それらの「期待」は
丁寧に
手放す。

自分から
ちょっと遠いところに
置いておく。

「期待」があるなぁ、

眺めていられる
くらいが
ちょうど良い。

そうすれば、
「期待」に取り込まれる
ことはない。

あとは
肩の力を
抜いて
ただ淡々と、
物事を進めれば
いい。

「期待」通りに
いかないことで
怒りまくることは
もっとよくない。

「期待」から
もっと自由に
なろう。

今後、特に
重要なこと。

つづく

ここから最重要の力は

電車のレール
のように、

しっかりとした
道が
創られていると
いいんだけどね。

残念ながら
そうはいかない。

どちらかと
言えば、
自ら自分の
走るレールを
敷くような
感じだ。

自ら
整備をし、

その上で
自ら
走る。

そういう
面倒なことを
私達は
やってきたし、

これからも
やろうと
している。

わざわざ
レールを敷く
必要は
あるのか?

最初から
でこぼこ道を
歩いて進めば
いいじゃないか?


思うかも
しれない。

もちろん
そういった進み方も
あり、だし
実際にできる。

でも、それでは
辿り着けない
のだ。

あるところ
までは
到達できるけど、

そこから
先は
レールが必要
なんだ。

なぜなら、
そこから先は
ある一定以上の
スピードでないと
突破できないから。

でこぼこ道を
歩いていては、
何をどう
努力しても
無理なんだ。

だからこそ、
歩く力を
身につけるよりも、

いかに
早く
質の高い
レールを敷くか?

そして、

そのレールの
上を
いかに速く
突っ走るか?

ということ
こそ
最重要となる。

時代は
変わった。

歩けば良い
時代は
もう
終わったんだ。

そこに
気づけるか
どうか?

ここで
決まって
来るんだよ。

つづく

私達の道

一つが
二つに
割れていく。

離れて
いく。

そして
それぞれが
それぞれの
世界を
創り出す。

それぞれの
世界が
それぞれ
自律し、

ある一定
以上に
その世界が
完成すると、

その二つ
の世界は
再び
距離を近づけ、

そこから
とんでもない
シナジーを
起こし始める。

それは
予測のつかない
展開を呼び、

その過程の
中で、

二つは
再び
一つに
戻る。

以上が
順当な
進化の流れ
だ。

この流れを
それぞれが
起こすことで、

世界全体は
劇的な
ステージアップ
を遂げる。

それぞれが
順当な
進化のステップを
踏むこと。

着実に。

それこそが
世界全体の進化
への
最短の道。

それを
私達は
成そうと
しているんだよ。

つづく

自覚なき魅力の人

この人は
いったい、
どこまで
伸びて
行くのだろう?

と、
愕然とする
ような人。

サポート
するのが
怖くもある。

それくらい
の人。

なのに
本人の
自己イメージは
低いんだ。

そこが
面白い。

自分には
何も
力がないと
思い込んでいる。

皆の
おかげだ、

本気で
思っている。

もちろん
それは
そうなのだが。

でもね、
あなたが
いなければ
このような現実は
決して
成っていない
のですよ。

たった
一人が
起点となり、

組織は
変わる。

きっと
社会も。

あなたの
その
覚悟。

生き方。

その
たったの
一言が、

どれだけ
そこにいる
人達を
救っている
ことか。

あなたは
それを
知らない。

きっと
知らない方が
良いのだろうな。

それこそ
あなたの
魅力なのだから。

つづく

新たな時代の組織だ

月が
観えた。

みんなの
その
中心に。

確かに
それは

満月
だった。

丸く
まとまったな、

感慨に耽った。

いや、
丸くまとまる
と言っても、
お互いがお互いに
合わせている
わけではない。

むしろ
一人一人は
キレッキレに
尖っている。

尖り
尽くしている。

しかも
自由だ。

ブンブン
勝手に
動き回っている。

なのに、

満月、
だ。

丸く
まとまった。

こんな状態に
なれるとは。

もともと
素晴らしい組織
だと思ってきたが、

まさか
ここまで、
とは。

人の可能性、

表現すれば
安直だが、

今また
まざまざと
それを
見せつけられた。

人の可能性。

組織の可能性。

ここは
それを示す
見本のような
会社と
なっていける
のだろうな。
きっと。

成長
よりも、

進化
の激しい
組織。

これからの
時代を
象徴する
進み方。

新たな
時代の
組織だ、
きっと。

つづく

急変化中だ

あぁなるほど、
今、
皆が
すごい変化を
している
最中だな。

・・・と、
わかる。

人は皆、
繋がっている。
本当は。

だから、
人を傷つければ、
自分自身が
傷つく。

そんな単純な
こと、
実はみんな
わかっている。

のに、
わかっていない
フリを
無意識にしながら、

分離している
つもりになって

個人の思惑で
生きている。

もったいないねぇ。
本当に
今の世の中は。

しかし
繋がりさえ
感覚的に思い出せば、

わかる
はずだ。

今、今日、
私が強く
実感したこと。

あぁ今、皆が
同時に
急変化している。

今、最も
重要なのは、
それを
妨げないことだ。

放っておこう。

少なくとも、
急変化が
完了するまでは。

それまで
あと
1週間くらいかな。

つづく

セッション直後の至福

個別にしろ
チームにしろ、

一つのセッション
が終わると、

その直後の
私は、
放心状態になる。

ほんのわずかの
間だが。

恐らく、
すごい勢いで
今行われたセッション
で、得たことを
自分の中に
インプット・整理
しているのだろう。

その間は
あらゆる顕在意識が
作用しなく
なる。

そしてその間は
私の頭には、
今のセッションでの
やり取りが
走馬灯のように
反芻される。

ただ私は
それを
他人事のように
ボーッと
眺めている。

・・・・・・

私が、
この仕事が大好き
な理由の一つは、

その時間
にこそ
あるのかもしれない。

終わった直後の
放心状態。

それは
実に満ち足りた
時間だ。

そして、
さらにその後の
大きな気づきへと
繋がる。

人と向き合う
ということは、
それ自体が
気づきをもたらして
くれる。

人と向き合う
のは
人生の宝だ、
と思うのは
その実感からだ。

だから私は
一人一人
一回一回
とても
丁寧に向き合う。

・・・・・・

人の変化は、

その人と
向き合わねば
わからない。

いや、
ある程度は
観察だけで
わかるかもしれない
が、

本当の変化は、
向き合ってこそ
実感できる。

「皆、成長
しないんだ」


言う人の多くは、
向き合っていない
から
気づいていない
だけなのかも
しれない。

そう考えると、
この仕事は
私にとっては
自分の人生を
10倍以上の
密度にしてくれた
とても有難い
存在だ。

仕事に感謝
するとともに、
やはり
生涯ずっと
現役でいたい、
と願う。

つづく

思い込みの世界にいた

知らぬ間に、
小さな世界に
入り込んで
いたようだ。

人とは
恐ろしいもの
だ。

自分のことは
本当に
よくわからない。

自分が
陥っている状況も
わかっている
ようで、
実は全くわかって
いない、
ということは
よくある。

どれだけ
人のサポートを
させていただいても、
自分のことは
わからない時は
わからない。

それは、
小さな小さな
世界だった。

その世界に
あえて
タイトルをつければ、
こうなる。

『成長の先に
進化がある』

・・・そういった
思い込み前提の
世界。

そこで私は
試行錯誤し続けて
いた。

成長と進化は
イコールで
結ばれることも
あるが、

ある意味
別物として
捉えた方がよい、

あるきっかけで
気づけた。

そうしたら、
サーッと
視界が晴れた。

そして
自分が入り込んで
いた小さな世界が
急に
観え始めた。

あんな中に
いたのか、

愕然とした。

いわゆる
私達が「成長」と
認識している
ものよりも、

「進化」の方が
本当は
余程、楽なもの
だ。

成長の先に
進化がある、
のではなく、

『進化とは
自由そのものだ』

という
ことだ。

人の本能は
進化。

進化の中に
成長も
含まれるが、

進化への
道のりは、

もっと
自由で
あっていい。

自由が
進化なのだから。

つづく

愚かな人を止めるか?

この人は
なんで
こんな愚かな
ことを
するのだろう?

側から観れば
すぐに
わかるのだが、

そういう私
だって、
ずっと愚かさを
続けてきた
ではないか。

しかし、
愚かさを
わかっていて、
それを止めない、
というのは
もっと
愚かではないか?

だがそれは
本人の
問題だ。
他者が
口出しすべき
ではない。

それは
上から目線
だな。
いつから
お前は
そんなに
偉くなったんだ?

最初からだ。
最初から、
上から目線で
いくと、
決めていた
ではないか。

決めてないよ、
そんなこと。

いーや、
決めていた。

・・・・・・

やめろよ、
そんなこと!

と、
思わずダイレクトに
伝えて
しまった。

逆効果
だった。

やつは
さっき以上に
反発し、
勢い込んで
去ってしまった。

ほらみろ。

だから
言わんこっちゃ
ない。

正直にそのまま
伝えること
だけが、
善じゃない。

お前は
無責任なことを
したのだぞ。

・・・・・・

人よりよく
わかるなら、

人よりよく
わかるという
事実を
受け入れよ。

無理に
目線を合わせる
ことこそ、
傲慢ではないか?

しっかり
踏ん張って
誠心誠意、
上から目線で
いけ。

しかし
私は、
上から目線が
嫌いなんだ。

嫌いなものは
嫌いなんだ。

好き嫌いで
判断するな。

それは
どこまで行っても
自分目線だ。

相手だけを
見よ。
観よ。

そうすれば
わかるだろう。

どう
接すれば
良いか?が。

自ずと、な。

・・・・・・

大地に
ドサっと
寝転び、

大の字に
なって、

大きく
息を吸う。

青空を
抱くように。

新鮮な空気が
胸一杯に
なったところで、

すべて
吐き出す。

私の中は
空っぽと
なる。

空っぽに
なれば、
すぐにわかる。

また不毛な
自己対話を
してしまったな。

どっちでも
いいじゃないか。

どうでも
いいじゃないか。

私は私を、
ただ
その場に
預けるだけだ。

つづく