風車の生き方

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風車(かざぐるま)は
風が吹けば
回る。

吹かなければ
回らない。

自分の意志
如何を問わず。

ある意味、
他力本願とも
言える。

が、
非常に
美しく回る
風車がある。

その美しさは
どうみても、
他力本願とは
思えない。

自らの
最上の意志に
基づいている
としか。

自力では
回れない。

しかし
他力本願でも
ない。

風が吹けば、
最も美しく
回る。

ふと、
私はそのような
生き方を
目指し続けてたのか?

思った。

特にこの10年は、
私は先頭には
立たない、

決めていた。

先頭に立つ者が
いれば、
その人の風に
よって
私は回転しよう、
と。

振り返れば、
その在り方に
よって、
私は今の仲間達と
出会えた。

ただ、

この在り方は
想像以上に
大変だった。

自分が先頭に
立つ方が
10倍も楽だと
思う。

よく
この在り方を
曲げずにきたな、
と、
ふと、今日、
風に吹かれながら
思ったんだ。

今となって
よくわかるのは、
私がもし
私の人生において、
先頭に立って
進むとしたら、

私は
私との約束の
7割しか
実現できない。

そう
わかる。

人が起こす
風によって
最も美しく回る
ことで、
初めて
私は私との約束を

人生の
目的を

成就できるんだ。

それにしても
ギリギリ
だ。

ずっとそう。

間に合うか
どうか?

ずっと
ギリギリのところを
進んでいる。

気が緩むと
すぐに
自分が先頭に
立とうとして
しまう。

その度に、
風を
思い出す。

いかんいかん、
風は
私が起こすもの
ではない。

私は
最上のやり方で
風に乗るのが
役割だ。

風を起こす
人達を、
私はまだまだ
探さねば
ならない。

つづく

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