強烈な
縛り、
を感じる。
身動きが
とれない。
自分の意志
では
何もできない
くらいに。
そうか。
それほど
この人は
自分を
縛り続けて
いるのか。
「自由」
が信条の
人なのに。
・・・・・・
過去の
しがらみ。
そいつは、
自分はもう
大丈夫だと
思っても、
自分の
足元に
残り続け、
しがみついて
くる。
その執念は
想像を
遥かに超えて
いる。
この人も
無自覚なまま、
ずっと
そうなのだろう。
だからこんなに
苦しそうだ。
いつも
苦しみの空気に
包まれている。
もちろん、
そのことも
ご本人は
知らない。
・・・・・・
空を
見上げれば、
何の
制約もない。
その空が
この人には
ずっと
映っている
のだろう。
が、
現に今いる
のは、
空ではない。
地上なのだ。
地上世界。
空だけを
見つめても、
地上が変わる
わけではない。
空と地上
を
結びつける。
それこそが、
私達の
意志だ。
・・・・・・
理想は
誰だって
描ける。
が、
理想に
本当に近づく
のは
相当に大変だ。
一歩ずつ、
身を切らねば
ならないことも
多い。
きっと
この人は、
最初からそれを
放棄している。
地上は
無視し、
空だけを
見つめる
生き方。
それは
最も危険な
生き方だ。
・・・・・・
なぜ危険か、
と
言えば、
それこそ
真本音が
最も望んでいない
生き方
だからだ。
無闇に
理想だけを
描く生き方。
私達は
根の部分で
これを最も
嫌う。
描くだけで
何もしないなら、
最初から
描くなよ。
・・・と、
私達は根の
部分で
いつも思っている。
だからこそ、
きちんと
足元を見て、
日々の
生活を丁寧に
送る。
そういう人
にこそ、
未来ビジョンは
自然に
浮上する。
それのない
ままに
未来を描くだけ
の状態は
とても
無責任だ。
自分自身に
対して。
周りに
対しても。
・・・・・・
真本音で
望まない生き方を
し続ければ、
その人の
真本音は
どうするか?
と言えば、
まず行なうのが、
自分自身への
妨害だ。
自分を縛り、
動けなく
する。
今、
私の目の前に
いるこの人も、
その状態
だ。
しかしそれが
さらに
進めば、
いつか
真本音も
自分自身を
諦める。
そして
自分自身から
離れて行って
しまう。
それを
私は
「真本音の家出」
と
呼んでいる。
そうなると
もう、
その人が
真本音の道に
進むのは
極度に
難しくなる。
そうならない
ように
するのが、
私のサポートの
本質の一つ
だ。
・・・・・・
私は
この人に
何ができるだろう?
自分は
自由である、
と
思い込んで
いる
この人に。
はぁ・・・、
と
また溜息が
出る。
こういう人と
出会った時に
いつも出る
やつだ。
つづく