水は、

澱みに溜まると

死んでいく。

 

流れていないと

死んでいく。

 

人も

同じだ。

 

一つの場所に

ずっといて、

変化も進化もない状態に

い続けると、

だんだんと心が

死んでいく。

 

私達の意志

とは

まずもって

「動く」

ことを求める。

 

今とは違う場所に

向かって。

 

それが

本能だ。

 

ところが、

その一方で私達には

安全安心欲求も

ある。

 

新たなことを始める

不安よりも、

同じところで

同じことを

やり続けていることで

安心していたい

という欲求だ。

 

しかしその欲求は

人とは本来動くもの、

という

前提のもとで

生み出されたものだ。

 

だから

動いている時には

安全安心欲求は

健康的な出方を

する。

 

しかし

動かなくなることで

それは

ある意味、病的な

出方をしてしまう。

 

・・・

 

安全安心欲求を

なくしては

ならない。

 

それをなくすことが

人としての成長だ

思い違いをしている

人がいる。

 

真本音度が

高まった人ほど、

私は

不安とか怖さとかを

しっかりと感じるように、

アドバイスする。

 

それがあるからこそ

私達は

エネルギーが高まったと

しても、

地に足のついた

進み方ができるのだ。

 

・・・

 

令和の時代に

入って、

若い人達と接していると、

 

自分の心を

抑え、

自分の心を

殺し、

自分を出さないようにして

生きる

 

という時代は

本当に終わったのだな

実感する。

 

「これからは心の時代だ」

とは

四半世紀前から

言われ続けている

ことだ。

 

が、

本当にそうなれて

来ているなと

思う。

 

心の時代

だからこそ、

 

私達は

動こう。

 

進もう。

 

それが前提の

私達の心

なのだから。

 

つづく