私達の多くは、

時間に追われています。

 

ほとんどのお仕事には

期限があります。

 

人生にも

期限があります。

 

いつまでに

〜〜をしなければならない。

 

そういった

時間的拘束に晒されながら

私達は生きています。

 

時間の制限がなければ

どんなに自由だろうか。

 

そう思われる人は

多いでしょう。

 

もちろん私も

そう思います。

 

が、

時間制限がない、

というのは実は、

とても不自然なことなのです。

 

・・・・・・

 

この3次元の世界は、

時間が一定の方向に

一定のスピードで

流れ続けています。

 

これは

3次元世界にしかない

特色です。

 

これはなかなかに

凄い制限です。

 

でもこういった

凄い制限をあえて

私達は自分に与えて

います。

 

そういった世界に

生きる私達。

 

ということは、

私達の真本音は

「時間制限」というものを

とても大切にしているのです。

 

私達は

真本音レベルで

いつまでに何をするか?を

明確に決めています。

 

そして、

それに間に合うか?

間に合わないか?

によって、

その後の人生の展開を

大きく変えます。

 

私は時々、

「怠慢」

という言葉を使いますが、

怠慢とは、

真本音で決めている

時間制限を

無視する行為である

と私は定義しています。

 

いつまでに、

必ずこれをする。

 

そのためには

今日は必ず

これをする。

 

そう決めていることを

しない。

自分で決めているのに

それを無視する。

 

それを

「怠慢」と呼んでいます。

 

・・・・・・

 

「怠慢」は

人生のスピードを

遅らせるどころか、

何度も何度も

リセットし続けることも

あります。

 

リセットとは、

もう一度

スタート地点に戻る

ということです。

 

もう一度、

スタート地点に戻る

ということは、

これまで培った経験や

経験の中で得た知恵の

数々を、

リセットしてしまうという

ことです。

 

その場合、

自分の経験は

記憶としては残りますが、

その経験によって得た

知恵は発動しなくなります。

 

もう一度、

やり直し。

 

こういった判断を

私達の真本音は

ある意味、

冷徹に自分自身に対して

下します。

 

でも本当は

冷徹ではないのですけどね。

 

それこそが

自分自身への最大の

愛なのですが、

しかし「怠慢」な人は

なかなかそこに気づけません。

 

・・・・・・

 

自分が怠慢に

陥っていないかどうか?

を確認する

簡単な方法があります。

 

以下の問いを

自分自身に投げるのです。

 

一日の終わりに

自分に投げてみてください。

 

①私は今日、自分を大事に

できただろうか?

 

②今日一日を終えていい、と

本当に今、思えているだろうか?

 

③今日、やるべきことをちゃんとやり、

後回しにすべきことはちゃんと

後回しにできただろうか?

 

④次の期限は

いつだろうか?(直観で)

 

⑤その期限に間に合うように

私は行動できているだろうか?

(直観で)

 

以上の5問です。

 

自分自身に問いかけ、

頭で考えるのではなく、

自然に浮かぶ答えをキャッチ

します。

 

どのような答えが

返ってくるか?も大事ですが、

この問いを自分に投げた時に、

投げること自体に

倦怠感が出たり、

「投げたくないなぁ」という

気持ちが出る場合は、

かなりやばいです。

 

怠慢な毎日を送っている

証拠です。

 

怠慢な毎日は、

必ずその代償が自分自身に

返ってきます。

 

もちろんそれは

神様が行なっていることでは

ありません。

 

自分自身で行なって

いることです。

 

怠慢ではない日々。

 

きちんとやるべきことを

やり続ける日々。

 

その方がよほど

楽です。

 

心は安定し、

安心できます。

 

人生の悦びも幸せも

日々、感じ続けることが

できます。

 

自分は怠慢かも・・・。

と思われた人は、

ぜひ真剣にそこから

抜け出る決意を

してください。

 

つづく