ある事柄に関して

 

何も発想が

出ない

 

という状態に

なることがある。

 

これを私は

「ゼロ状態」

呼んでいる。

 

どれだけ考えても

まったく

発想が湧かない。

 

何も浮かばない。

 

ひょっとして

自分は、

その事柄について

モチベーションがゼロ

なのではないか。

 

まったく

やる気がないのでは

ないか。

 

避けたいのでは

ないか。

 

・・・そんな風に

思ってしまう。

 

しかしそんな時は、

その事柄についての

「お部屋のイメージ」

をしてみると

いい。

 

その事柄についての

発想が

たくさん詰まっている

お部屋を

イメージするのだ。

 

その部屋に

入ってみて、

 

もしその部屋に

いろんなたくさんの

ものが

存在している感じが

するのであれば、

 

・・・にも関わらず

発想が出ないので

あれば、

 

確かに

もうやる気がない

のかもしれない。

 

しかし

そのお部屋に入ると

中が完全に空っぽ

 

・・・のように

感じるのであれば、

 

それは先ほど

私が書いた

「ゼロ状態」

である。

 

ゼロ状態の場合は、

一見、発想がゼロ に

見えるが、

 

実は

そうではない。

 

大掃除をして

これまでの古い発想

達を

いったんすべて

お部屋から出して

捨ててしまったイメージ

だ。

 

そういう意味では

発想がゼロとも

言えなくもないが、

 

しかし実はまったく

真逆で、

 

これまでの発想を

完全に卒業した上で、

そのお部屋に

新たな発想達を

 

ゼロから

 

入れ直したい、

思っているのだ、

 

だから、

一見、発想ゼロに

見えても、

 

待てばいい

 

のだ。

 

むしろ

お部屋の中が

空っぽになっている

その状態そのものを

楽しめばいい。

 

この部屋が

新たにどのような

発想達で埋まるのかな?

楽しみにすればいい。

 

一つ注意点は、

 

ここで自分の思考に

入らないことだ。

 

思考に入ってしまうと、

結局はまた

これまでと同じ発想で

その部屋を

埋めてしまうことになる。

 

せっかくいったん

空っぽになったのだから、

 

もう思考は

やめて、

 

これまでのパターンは

やめて、

 

ただ

直観を待てばいい。

 

つまりは

「ゼロ状態」

とは

新たな直観達が

生まれる寸前の状態、

 

ということだ。

 

だから

やることは

ただ一つ。

 

待つこと。

 

空っぽ状態を

楽しみながら、

 

待つことだ。

 

つづく