人生は
何が起こるか
わからない。
私はますます
自分の意図通りに
何も進まなくなった。
なのにすべてが
調和するのだ。
びっくりすること
ばかりだ。
びっくりするのだが、
でも実は
最初からすべて
わかっていたんだな、
ともわかるし、
進んでいるその時も
わけがわからなく
なりながらも、
その奥ではずっと
すべてわかってやっている
自分の存在がある、
のもわかる。
自律という言葉を
私はよく使うが、
自律には2段階が
あるように思う。
第1段階は、
ちゃんと自らしっかり
考えて、
自らの意図を明確に
して、
その意図通りに
すべてを進める
という段階。
まずはやっぱり
これだ大事だな。
これをするためには
すべてに対して
自分が
「当事者である」
という自覚を
持たねばならない。
依存心では
決してできないこと
であり、
自分は中心である
という覚悟も
そこで学べる。
そしてそれをしっかり
現実の実践の中で
養い、
自分の意図を持ち
物事を着実に
当事者として進める
ようになった後に、
第2段階に入る。
その第2段階が、
自分の意図を
超える
という段階であり、
すべてを
委ねる
という段階だ。
この順番を間違えて、
第1段階を経ずして
第2段階をやろうと
すれば、
すべてが依存的になり
無責任になる。
第1段階の後に
自然に第2段階に入る
のが良い。
そして第2段階に入ると
自分の意図を持ち
自分の意図に固執
すればするほど、
意図通りには
行かなくなる。
意図は持つのだが、
その意図を
完璧に手放し、
すべてと共に
流れていく
ようにすることで
思わぬことばかりが
起こるが、
しかし当初の意図以上の
展開が起こり、
びっくりしながら
感動しながら
そして
常に面白さを感じながら
進むことができる。
私はこれをいつも
「真本音度合いを高める」
というサポートを
通じて
クライアントさん達に
ご体験いただいているが、
サポートしている側
である私自身が
あまりに意図通りに
行かないので
笑ってしまうというのが
最近の傾向だ。
すべては
意図通りには
行かない。
しかし、
願いは叶う。
・・・この醍醐味を
私は多くの方が
味わえるといいなぁと
思うし、
私自身も
もっともっと
味わい続けたいと
思っている。
つづく