私達の人生は、

長くてもせいぜい

100年程度のものです。

 

ですからどうしても、

私達には

100年以上のスパンの

時間感覚や

視野の広さを

持つことができにくいです。

 

未来を考えると言っても、

2〜30年先というのは

遥か先のように思えますし、

日常における長期の視点

と言えば、

3年とか5年くらい

ではないでしょうか。

 

ましてや今は

時代の流れが速く、

変化も激しいですので、

来年の今頃の世の中を

イメージすることすら

困難になっています。

 

目先のことに

精一杯になる

私達。

 

目先のことに

精一杯になる

社会。

 

予測のつかない

人生。

 

予測のつかない

時代。

 

であるが故に

あえて、

1000年という

時間の流れを

感じてみませんか?

 

・・・・・・

 

1000年後の世の中を

イメージするのは

ほぼ、無理です。

 

もちろん

ファンタジーであれば

描けるかもしれませんが。

 

ですから無理に

描く必要はありません。

 

そうではなく、

「1000年の時」

そのものを

感じてみるのです。

 

・・・・・・

 

目を閉じて

ください。

 

そして自分が

どんどん巨大化する

イメージをしながら、

 

巨大化する

「感覚」を得てみて

ください。

 

どんどん巨大化

します。

 

大気圏を突破して

宇宙にまで

はみ出てもよいです。

 

地球よりも

大きくなっても

よいです。

 

太陽系よりも

銀河系よりも

大きくなっても

よいです。

 

宇宙そのものよりも

大きくなっても

よいです。

 

とにかく

巨大化する

「感覚」を楽しみます。

 

そして、

自分にとって

最も居心地の良い

大きさになれたら

そこでストップします。

 

無理に大きく

なり過ぎる必要も

なく、

「居心地の良い」大きさ

であれば、

どれくらいでも結構です。

 

その大きさのまま

今度は

目を閉じたままの状態で、

 

時間を

急速に未来に進めて

ください。

 

もちろん

そういったイメージを

すればよいのですが、

ただしやはり、

時間がどんどん進む

「感覚」を得ます。

 

3倍速、5倍速、10倍速

100倍速、1000倍速・・・

というように

どんどん時間の流れを

速くします。

 

そして

100年、200年、・・・

と時間を進めてください。

 

何度も申しますが、

「感覚」が大事です。

 

そして

「あっ今、

1000年先まで来たな」

と思えたら、

そこでストップします。

 

そこが、

1000年後の

未来です。

 

もちろん、

「感覚的に」ですが。

 

1000年後の未来が

どうなっているかは

考える必要は

ありません。

 

ただ、

1000年後のその

「感覚」だけを

しっかり味わってみて

ください。

 

もちろん今の自分が

1000年後も生きている

わけではありません。

 

ですから、

これを感じている

自分は何者か?

などを考える必要も

ありません。

 

ただただ、

1000年後の「感覚」

のみをしっかりと

感じ続けます。

 

しばらくそれを

していると、

その「感覚」が自分に

馴染んで来ます。

 

その「感覚」が

普通になって来ます。

 

そうなれたら今度は、

1000年前の自分に

想いを馳せます。

 

つまりは、

今現在の自分に

想いを馳せるのです。

 

1000年後の未来から

今の自分を想った時、

 

あなたは

今の自分を

どのように感じ取る

でしょうか?

 

そして、

今の自分に対して

どのようなメッセージを

伝えたくなるでしょうか?

 

・・・・・・

 

上記の方法を

「感覚」を大事に

何度かやってみて

ください。

 

すると「感覚」が

研ぎ澄まされて

来ます。

 

私がよく言う

「実在」

とは、

まずは「感覚」で

感じ取るものです。

 

本当は、

「感覚」すら超えた、

つまりは

脳の感知する五感を

超えた部分で

得られるものこそが

「実在」なのですが、

 

そこに至るまでの

最も近道が

「感覚」を研ぎ澄ます

ということなんです。

 

上記の方法を

イメージではなく、

「あるがままの感覚」

として

楽しめるようになると、

結構面白い

発想が生まれます。

 

それは、

今の私達の

100年という人生の枠

を超えた、

超然とした自分自身

からの

メッセージです。

 

つまりそれは、

高い次元の自分自身の

メッセージと

イコールなのです。

 

つづく