恐怖

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人には皆、

孤独がある。

 

それは

そうだろう。

 

私達は

「個人」として

あらゆる存在から

分離している。

 

「私」とは

私一人である。

 

この分離感の

世界において

孤独を感じない

人はいない。

 

だから皆、

心の奥では

孤独だ。

 

そしてまた

その孤独感が

浮上するのを

極度に恐れる。

 

孤独感から

逃れるための

あらゆる

自己防衛を

行ないながら生きる。

 

ひょっとすると

孤独への恐怖

ほど

強いものはないかも

しれない。

 

と、

私自身も含め、

多くの人達と向き合う

人生の中で

私はよく感じた。

 

私は

孤独である。

 

感じている

事実がある。

 

この事実と

どう対峙するか?

人生の多くは

決まるようだ。

 

可能であれば、

孤独感と

その孤独を

恐れる心のすべてと

 

向き合いきる

 

ことができると

良い。

 

それが成される

ことでしか、

さらにその奥に

存在している

真の自分は

浮上しないから。

 

孤独を感じる

自分の存在は

事実ではあるが、

それは

幻影でもある、

という

事実もある。

 

とはいえ、

私は孤独である

と感じるのは

幻影である、

などと

思ってはならない。

 

それは

事実だから。

 

幻影だという

認識は

現実逃避となり、

結果、

真の自分は

遠のく。

 

事実は事実として

受け止める

のが

すべての基本。

 

事実は事実として

受け止める

のが

自分と向き合う

基本。

 

私は孤独だな。

 

つくづく

実感してみよう。

 

そこに

真の恐怖を感じる

ならば、

 

もう少しだ。

 

そういう人は

がんばって

その恐怖と

向き合い続けると

いい。

 

つづく

 

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