志の始まりとは

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ほんの小さな
光が

クルクルと
漂っている。

儚げに。

消えてしまい
そうな
弱さだが、

私は
知っている。

こいつは
只者では
ない、と。

今は確かに
弱々だが、

きっと
大樹のような
巨大な

”志”

に、育つだろう。

誰も、最初は
志とは
これくらいな
ものだ。

生まれたての
赤ん坊の
ようなもの。

それが
だんだんと
逞しく育ち、

ある時期に
一気に
成長期を
迎える。

いつの間に
こんなにも
大きくなったんだ?

本人ですら
びっくりするくらいに。

自然に
発生し、
自然に
育つ、志。

私はそれをこそ
大切にしたい。

皆、誰もが
志を
芽生えさせ、
育てている。

しかし
その多くは
充分に育つ前に
消えてしまう。

可能であれば、
志になる
前の志に

自分で
気づけるといい。

志の
最初は
ほんのわずかな
感覚のみ、
かも知れない。

でもそれが
大事。

日常では
あまり得られない
独特の
感覚
が、あれば、

そこにじっと
意識を
向け続けよう。

つづく

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