手を差し伸べると決めた

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残像が
残っている。

残像が。

残像なのに
結構
きついな。

それだけ
強い
執着なんだ。

彼は
この執着と
共に
生きてきた。

そして
同質の執着を
周りから
受け取り
続けてきた。

執着
まみれ。

その中で
自分が
没した。

わけがわからない
ままに
人生が
進んでしまった。

だから、
今の窮地が
ある。

八方塞がり
だ。

・・・・・・

自業自得

言ってしまえば
それまで
だろう。

だが、

彼は
救いを求めて
いる。

その救い
とは、

自分を救おう
というのとは
少し違う。

自分の願い

救おうと
しているんだ。

自分の願い

消えてしまわない
ように。

そのためにも
自分が
消えてしまわない
ように。

もはや
自力では
何ともしようが
なく、

茫然としながら
自分自身を
滅しよう
とさえ
している。

・・・・・・

助ける。


もう
決めた。

決めたら
やるしか
ない。

なぜ
そう決めた
のですか?


問われても
よく
わからない。

ただ、
そう
決めている
自分が
ここにいる。

であれば、
やれることは
全部やる。

不可能を
可能にする、
なんて
おこがましいこと

思わない。

思えない。

ただ、
単純に
手を差し伸べよう

決めたのだ。

何の意味も
なくなるかも
しれないのに。

・・・・・・

どんな結果に
なるかは
当然、
わからない。

わかりたくも
ない。

わかれば
意図を持って
しまう。

それよりも
ただ
粛々と

これなら
できる

と思うことを
やり続ける
だけ。

人は
どこまで
行っても

人であり、

未熟だ。

私も
そうだ。

間違って
いるかも
しれない。

でも、
いい。

私は、
そう
決めている
から。

私は、
決めている
自分を
信じることに
した。

信じる
とは
結果ではない。

信じる
とは
意志である。

つづく

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