砂城だったな

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辛いことが

あった時、

 

その辛さを

背負い切った時、

 

生まれるものが

あるだろう。

 

ただでは

倒れない。

 

倒れる度に

光を得る。

 

しかしそれは

自己満足ではなく、

 

意図では

なく、

 

真にそこに

存在するもの。

 

その体験を

経なければ

決して

見つからない

もの。

 

でも、最初から

ずっと

そこに在り続けた

もの。

 

その光を

得れば、

 

ザザザッと

あらゆるものが

砂城の如く

崩れ去る。

 

なぜこんなにも

脆く淡いものに

執着していたのか、

笑えることも

ある。

 

そんな自分を

愚かだ、と

貶す必要はない。

 

それが

人間じゃないか。

 

光は

そこにある。

 

ずっとある。

 

辛くて挫けたら、

しっかり

挫けよ。

 

しっかり

倒れよ。

 

もう二度と

立ち上がれない

くらいに。

 

そこでようやく

見つかるんだ。

 

永遠の光

が。

 

つづく

 

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