光、漏れているのに

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自分の中の
光を
見つけるのは、

簡単そうで
難しい。

余分なもの達が
あまりに
たくさんあるから。

余分なもの達が
邪魔をする。

視界が
見えなくなる。

肝心な部分が
虚ろになる。

しかしその
邪魔するもの達を
いつしか
「これが私である」

私達は勘違いする。

自分の個性を
勘違いする。

それは本当は
余分なんだ。

要らないもの
なんだ。

と、
その人自身が
その人に
訴え続ける。

訴え続けるが、
本人は
まったく気づかない。

自分の声が
自分に
届かない。

自分の声こそ
自分に
届かないものだ。

自分の
本当の声を
自分で理解できるように
なれたら、
もうそれだけで
人生は数百倍も
楽になるだろう。

自分のことが
一番、
わからない。

自分のことを
一番、
誤解しやすい。

光は
ある。

確かに
ここに。

しかも
出ようと
している、
その
暗い洞窟から。

それを
見つけるのが
早ければ早いほど、

私達は
「自由な人生」
を長く謳歌できる。

この
不自由な世の中で
自由に生きる
ことのできる人生を。

誰もが皆、
今は光が
強まっている。

光の漏れを
私は誰もに
感じる。

見つけてほしい。
自力で。

これは他者には
できないこと
だから。

祈るしかない。

つづく

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