意図的に直観は起こせるか?

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心がざわめいて

いる時は、

 

私は一切の

決断をやめる。

 

止まる。

 

何もしない。

 

決めている。

 

何もしない、

というのは

現状のまま行く、

ということだ。

 

何も変えない。

 

と同義語だ。

 

極端に言えば、

惰性のままでも

いい、

ということだ。

 

私達は

特に重要な決断の

前では、

 

あーだこーだ、と

考えてしまう。

 

当たり前だ。

 

考えること自体は

良いことだし、

しっかりじっくり

考え尽くさねば

ならないが、

 

考えの中から答えを出す、

ということを

私は

一切、しない。

 

考えの中から答えを出す、

というのは、

根拠を求めて、

最も点数の高い根拠に

基づいた答えを出す、

ということに

なってしまうからだ。

 

企業でもビジネスでも

そういったやり方を

している人は

多いだろう。

 

しかし私は

それをしない。

 

何故ならば、

そこに最善の答えは

ない。

 

からだ。

 

ちょっと極端に

聴こえるかもしれないが、

実は、

そんなに極端なことは

言っていない。

 

私は、

すべての考えを

自分が

手放せるくらいまで

考えて考えて

考え尽くす。

 

人間、面白いもので、

そこまで考え続けると、

途中で

どうでもよくなる

瞬間が来る。

 

ある意味、

答えが出ないことへの

あきらめでもある。

 

開き直り、

とも言える。

 

本当にそうなると、

そこまで続けた

あらゆる思考を

私達は手放してしまう。

 

するとその直後に

やすらぎ

静寂

が来る。

 

その状態に

入って初めて、

 

「直観」

 

が来る。

 

その直観こそが

最善の答えを

運んできてくれる。

 

その多くは、

根拠のない答え

だ。

 

が、

根拠のない自信

付与されている。

 

つまりそれこそが

 

「確信」

 

というものだ。

 

多くの場合、

確信には最初

根拠がない。

 

根拠はだいたい

後付けだ。

人に説明するために。

 

根拠のない確信を

人に説明し

納得していただくために

思考を働かす。

 

そこでこそ、

考える

という行為は

本当に生きて来るのでは

ないかと

私は思っている。

 

それはともかく、

そういった確信は

私達に

パワーとエネルギーと

モチベーションを

与えてくれる。

 

そうしたら

それに素直に

動くといい。

 

だから私は

確信に基づいた

決断しかしない。

 

・・・・・・

 

以前は、

この過程に

随分と時間をかけて

いた。

 

例えば、

一つの答えを出すのに

1週間も2週間も

考え続けた。

 

長い時間をかけて

直観を待った。

 

しかし残念ながら

直観は

意図的に起こすことは

極めて難しかった。

 

しかし。

 

今は私はこれを

数分単位、

時には

数秒単位で

意図的に行なうことが

できる。

 

つまりは、

意図的に

直観を呼び起こすことが

できる。

 

私のコーチングは

すべてこれを

主体としている。

 

では、

それは私だけの力か?

と言うと

とんでもない。

 

これこそ、

私達人間の

誰もが持っている力

の一つだ。

 

その本来の力を

呼び起こすための

最短の道が

 

セルフコーチング

 

である。

 

正しく自分と

向き合い続け、

 

自分の心の中にある

ものを

あるがままに

見つめることが

できるようになると、

 

直観も確信も

 

毎日のように

浮上する。

 

むしろそれが

当たり前と

なる。

 

しかしそれが

ゴールでは

ない。

 

そんな自分になれて

初めて、

 

私達は

人生の目的にも

気づけるし、

 

そこに向かう

道を見出すことも

できる。

 

本来の人生が

スタートするのだ。

 

直観なくして

道はなし。

 

ただし、

直観と言っても

ただの思いつきでは

ない。

 

ただの思いつきと

直観を

区別できるように

なる必要もある。

 

そのためにも

セルフコーチング力が

必要だ。

 

つづく

 

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