循環

健康の条件

 

私の場合、

いつも

人と向き合うとき、

 

その人の

その時の

空気感というものを

あるがままに感じ取ろう

としている。

 

すると、

その人の

その時の

エネルギー循環を

感じ取ることができる。

 

生きる、

ということは

常に

エネルギーを循環

させている

というこだ。

 

その人には

その人の

 

その時の

 

エネルギー量と

循環の仕方が

ある。

 

循環が滞っていると、

まずは

心がやられる。

 

そしてそれが

さらに進むと、

体がやられる。

 

なので

私がコーチングセッションで

常に大事にしているのは、

 

その場でその人の

エネルギー循環を

自然なものにする

ということだ。

 

自分をコントロールする

とは

本質的には

 

自分のエネルギー循環を

コントロールする

ということに

他ならない。

 

そこであえて

皆さんに問うてみよう。

 

 

あなたのエネルギーは

今、

どのように

循環していますか?

 

 

全身に意識を

向けて、

自分自身のエネルギーの

状態を

あるがままに感じて

みるといい。

 

そしてもし

エネルギーの滞りを

体のどこかに感じたら、

 

そこに何が

あるか?

 

そこにある不純物は

何か?

 

何が滞りの原因に

なっているか?

 

やはり、あるがままに

感じてみよう。

 

その箇所にじっと

意識を向け続けると

自然に何かわかるはず。

 

常に循環を

良くしておく。

 

これは健康のための

必須条件だね。

 

つづく

 

人生を淀ませないために

 

窓を開けると

部屋の空気は

どんどん入れ替わる。

 

新鮮な空気が

入ってくると、

 

あーそうか、

この部屋の空気

結構、淀んでたな、

 

とわかる。

 

部屋の中に

新鮮な空気を入れる

だけで、

発想が随分と

変わったりする。

 

私達の心も

同じである。

 

・・・・・・

 

心の中の空気を

入れ替えよう。

 

空気の循環を

起こそう。

 

循環のない状態は

停滞・衰退に直結する。

 

そういった意味では

循環こそが

「安定」である。

 

よくよく考えれば、

世界は、

自然は、

循環で成り立っている。

 

良い循環を

自ら引き起こそう。

 

・・・・・・

 

そう言えば私は

随分前から

この「循環」というものを

大切にしてきた気がする。

 

企業さんのサポート

でも、

 

問題に対して

どう対策するか?

 

よりも、

 

どんな循環を起こせば、

この問題は

自然解決するか?

 

を、

皆で徹底的に考えたり

してきた。

 

循環というのは

一度ちゃんと回り始めると、

まるで慣性の法則が

働いているかのように、

 

その循環自体が

自立し、自転し、

パワーを高めて行く。

 

そういった意味で

仕組み創りとは

循環創りだと思う。

 

・・・・・・

 

一度、

「循環」という視点で

自分自身を

振り返ってみよう。

 

自分は今、

どのような悪循環を

無意識に創り出しているか?

 

自分は今、

どのような好循環を

無意識に創り出しているか?

 

今ある悪循環を

好循環に変換するには

どうすればよいか?

 

そんな視点で

振り返ってみよう。

 

・・・・・・

 

好循環を

創り出している人は、

 

別の

好循環を創り出している人と

出会いやすい。

 

するとそこで、

好循環同士の

化学反応が始まる。

 

好循環の相乗効果

が始まる。

 

そんな仲間が

そこかしこに

増えて行くといいな。

 

つづく

 

あなたのエネルギーはどうだい?

 

人には皆、

エネルギーの流れ

というものがある。

 

そのエネルギーは

その人その人で

異なるもので、

それがその人の

個性の源となる。

 

人とお会いする時、

私はいつも

そのエネルギーを

感じるようにする。

 

私が感じ取るのは、

エネルギーの大小

というよりも、

 

今のその人にとって

そのエネルギーが

必要な循環を

続けているかどうか?

だ。

 

健全な循環を

感じ取れれば、

ひとまずは

安心。

 

あとはその循環が

よりスムーズに

行くように

サポートする。

 

もちろんこういった

話そのものを

することはない。

 

ただ、

コーチングをすることで

循環力(あえて言えば)

が増すようにする。

 

これが私の

コーチングサポートの

本質だ。

 

これを氣功的な

やり方ですることも

できるが、

 

あえて私は

それをしない。

 

それよりも私は

「言葉の力」

を使う。

 

言葉というのは

やはり凄いのだ。

 

その人にとって

今、最も必要な

言葉を使い、

 

その人にとって

今、最も必要な

問いを投げる。

 

そして、

その人にとって

今、最も必要な

メッセージを贈る。

 

これをすることで、

その人の

エネルギー循環は

明らかに変化する。

 

もちろん、

的確ではない言葉

を投げることで

循環が滞ることも

ある。

 

良きにつけ

悪きにつけ

言葉の威力は

大きい。

 

その人にとっての

良い言葉を選び、

それを投げ、

 

その人が

自分自身と

しっかりと向き合う

場を創ることで

 

エネルギー循環を

健全で

最善のものと

する。

 

私はこれが

コーチングの本質だと

思っている。

 

そして当然、

それは

自分で自分に対しても

行なうことは

可能だ。

 

それを私は

セルフコーチング

と呼んでいる。

 

つまり

セルフコーチング

とは、

 

自分自身の

エネルギー循環を

マネジメントすること

だ。

 

これができると

人生も仕事も

劇的に

楽になる。

 

実は先日の

10連休。

 

私は恐らく、

社会人になってから

初めてと言っても

よいくらいに、

のんびりと過ごした。

 

仕事はちょくちょく

あったのだが、

家族との時間を

充分に取ることが

できた。

 

自分自身は

充分に休息をした

と思っていたのだが、

 

10連休が終わって

いつものような

毎日が再開されて

気づいたのだ。

 

なんだ、俺、

いつも10連休のような

もんじゃんか、

と。

 

何も変わらない

のだ。

 

もちろん、

仕事をすれば

予定はどんどん入って

くるし、

緊張もするし、

疲労もする。

 

しかし、

だからと言って

エネルギー循環が

変わるわけではない。

 

私は常に

自分のエネルギー循環を

最善のものに

できている。

 

セルフコーチングを

毎日、しっかりと

行なっているからだ。

 

だから

とても楽なんだ。

 

もちろん

休日はなきゃいけない

と思っている。

 

体は休めた方が

いい。

 

仕事以外の楽しみも

あった方が

いいだろう。

人生をより豊かに

するために。

 

でも、

休日も平日も

自分のエネルギー循環は

変える必要はない。

 

いつも毎日、

最も居心地の良い

エネルギー循環に

なるように

整えておくこと。

 

これこそが、

人生を楽しむ

根幹にくるものでは

ないかと

 

最近、

特に強く思うな。

 

つづく

 

実は最も楽なのは、根本を変えること

自然の摂理という視点から

観たとき、

私達は、大河の流れに

身を委ねるということが

人として大切なことであり、

それが「自由」につながることである

ということを

昨日、書かせていただきました。

 

流れに身を委ねることで、

今度は

私達自身が自らの

流れを創り出すことが

できます。

 

自らの流れ。

 

・・・それは

「循環」

です。

 

私達が「生きる」ということは、

私達自身が何かを

「発想」

し、

その発想に基づき、

「行動」

し、

その行動によって何らかの

「結果」

を得る、ということです。

 

「結果」という言葉を

「現実」という言葉に

置き換えることもできます。

 

発想して、

行動して、

結果(現実)を得ることを、

一言で

「経験」

と言います。

 

「経験」により、私達は

次の「発想」をします。

 

「経験」により

次の「発想」に影響が

及びます。

 

そしてその「発想」により、

それがまた次の

「行動」につながります。

 

発想、行動、結果(現実)、

そして、

次の発想、行動、結果(現実)

そして、

次の発想、行動、結果(現実)

・・・・

この「循環」を私達は絶え間なく

続けています。

 

ところが

「循環」には、

その「循環」そのものに

力が宿ります。

 

「循環」を回すうちに、

慣性力が働き、

私達が意図しなくとも

ある時から勝手に

その「循環」が回り続けるように

なります。

 

それはまるで、

自転車を漕ぎ出したら、

スピードに乗った後は、

勝手に自転車が前に進むのと

同じようなものです。

 

すると、その

勝手に回り出した「循環」が

その人の人生のパターンと

なります。

 

それが固定観念を

生みます。

つまり、

「これが人生というものだ」

という固定観念、

「これが私という人間だ」

という固定観念です。

 

その固定観念が

その人にとっては

「真実」となります。

 

するとその人は

ある時からその「真実」に

基づき、

さらにその「循環」を

同じように回し続けるように

なります。

 

こうして、

その人の人生や

個性が

形作られていきます。

 

でもこれは果たして、

「自由」

と呼べるものでしょうか?

 

自ら生み出した流れ、

自ら生み出した循環。

 

その中から

出ることができない・・・。

 

年齢を重ねるということは

そういった自分なりの人生、

自分なりの真実を

固定化させることである、

という思い込みも

世の中には蔓延しています。

 

年齢を重ねるに従って、

私達はどんどん

自らの創り出した循環のパターンに

呑み込まれていく。

 

これはやはり、

自由ではないですね。

 

人生を変える

ということは、

本当は、

実に容易いことです。

 

自ら創り出している循環を

変えるだけのこと

なのですから。

 

ほんの一つの発想、

ほんの一つの行動を

変えるだけで、

人生は劇的に

変わっていきます。

 

その事実を

あまりにも多くの人が

知りませんし、

信じていません。

 

しかし、

信じていないものを

「信じなさい」

と言って、

他者がその人を変えることも

ほぼ、不可能です。

 

洗脳というものも

ありますが、

あれは、本当は

本人が洗脳されたがっている

という理由があります。

 

それも本人の選び出している

循環の中の

一つの現象に過ぎません。

 

私達は結局は

自らの意志で生きています。

 

もちろん、

あまりに理不尽な環境に

生まれ、

自らの意志、という概念すら

わからない人も

世界中にはたくさんいます。

 

でも、

それでもやはり私達は

自らの意志で

自らの循環を創り出して、

その中で生きています。

 

その循環を変えることが

できるのは

本人だけです。

 

それこそが

人の真実。

 

ですから

循環を変える方法は

たったの一つです。

 

本人が

「変えよう」

とすることです。

 

いえ、

正確に言えば

「変えよう」と思っているうちは

まだその循環に

捕らわれています。

ですから、

なかなか変わりません。

 

私が

私自身の経験と、

多くの方々と向き合いながら

実感することができた、

循環を変えるための

最大最善の方法があります。

 

それは、

 

「循環の原点を変える」

 

ことです。

 

原点を変えても実は、

循環そのものは

これまでと同じように

回り続けます。

 

しかし、

原点が変わることで

本人が気づかないうちに、

つまり

本人が「変えよう」としなくても

ある時は、徐々に

ある時は、劇的に

循環は変質します。

 

もちろん

「原点を変える」こと自体は

その人の意志です。

 

実は・・・。

 

表面上の循環を

変えることよりも、

原点を変える方が

簡単なのです。

 

一番簡単なところを

変える。

 

それが「原点」。

 

原点を変えることで

知らぬ間に循環が変わる。

 

・・・これが私のサポートの

本質です。

 

ではその

「原点」とは何か?

 

「原点」を変えるとは

どういうことか?

 

について、

次回以降に書かせて

いただきます。

 

つづく

 

循環が見えれば大したもの

誰もが自分のことを

あるがままに知ることは

怖いです。

 

同様に、組織の実態を

あるがままに知ることは

立場が上の人になればなるほど

怖いです。

 

しかしそれを見つめる勇気を

持たなければ、

人は望む人生を生きることは

できませんし、

組織も望む未来を築くことは

できません。

 

平井さんがなぜ、

本来の自分を取り戻すことができたか?

 

それは、自分の心を

あるがままに勇気を奮って

見つめたからです。

つまりは、

自分と向き合ったからです。

 

そしてその結果彼は、

人とあるがままに向き合うことも

組織とあるがままに向き合うことも

できるようになりました。

(→前回記事)

 

ある時から平井さんはとても面白い表現を

されるようになりました。

「たけうちさん、

今、あの部署の循環が悪いように

思うんですけど」

とか、

「我社の全体的な循環は今は

とても良いですね」

とか。

 

「循環」という言葉を使うようになりました。

 

一見、わかりづらいですが、

でも、平井さんの言いたいことは実によく

わかります。

 

人間に「気の循環」や「血液の循環」があるように、

組織にも何かしら循環しているものがあります。

 

気持ちよく循環できている時は、

組織は非常に健康的ですが、

循環が滞ると、あちらこちらに問題や確執が

起こります。

 

組織をあるがままに見つめるようになった

平井さんは、

何か具体的な問題が起こる前段階の

わずかな「循環」の変化を

察知できるようになったのです。

 

なので、

「たけうちさん、◯◯部の循環、

今、どう思いますか?」

「そうですね。

ちょっと滞り気味ですね。」

「やっぱりですか。

誰が、滞りの原因でしょうか?」

「AさんとBさん辺りのような

気がしますが、どうですか?」

「なるほど、であればきっと

Bさんだな。」

・・・みたいなやりとりが

普通に行われるようになりました。

 

そして問題が起こる以前に

何らかの手を打つのです。

 

手を打つ、というのは大仰なことを

するわけではなく、

例えば、平井さんがBさんに声をかけてみたり、

面談をしたり、

私が単発のコーチングをしたりします。

 

もしくは、可能であれば、

Bさんの役割を少し変えたり、

グループを変えたりします。

 

できるだけ簡単な方法で、かつ

有効な方法を相談して決めます。

 

目的は、

「循環を良くすること」

です。

 

・循環さえ維持しておけば、

組織というのは、ある意味勝手に

成長していくものだ。

 

・成長させようとして無理に引っ張るよりも、

良い循環を保つことの方が、

結果的には効率が良い。

 

これが平井さんの発見でした。

 

あるがままに自分と向き合えば、

あるがままに人や組織と

向き合えるようになり、その結果、

これまで見なかったものが

見えるようになる、ということですね。

 

平井さんの場合はそれを

「循環」と表現しましたが、

表現の仕方、感じ取り方は

人それぞれでしょう。

 

大切なのは、

人や組織への感受性を

養うこと。

 

感受性が豊かになれば、

組織活動はもっともっと

楽しくなるでしょう。

 

つづく