24時間ごとに

生まれ出づるもの

がある。

 

ほぼ同じ

間隔で、

 

定期的に。

 

一日24時間

という

サイクル。

 

これは恐らく

私達が想像している

以上に

深い意味がある。

 

このサイクルを

掴むことこそ、

創造性の源となる

のではないか

最近はよく思うのだ。

 

一日の24時間を

一つの人生である

私は定義している。

 

一日が終わる

ということは、

一つの人生が

終わる、

と。

 

一日が始まる

ということは、

もう一つの新たな人生が

始まるのだ、

と。

 

今日という

人生においてしか

生まれ得ないものが

ある。

 

昨日の人生でも

明日の人生でも

決して

生まれ得ないもの。

 

それを

今日、きちんと

生み出すことができて

初めて、

明日、という人生も

調和から

始めることができる。

 

逆に言えば、

 

明日という人生

において

生み出すべきものは、

 

今日という人生

では、

生み出しては

ならない。

 

今日の人生には

今日の人生の役割

があり、

 

明日の人生には

明日の人生の役割

がある。

 

毎日、私達は

転生を繰り返し、

 

人生から人生へと

伝承・継承をし、

 

人生と人生を

紡ぎ続ける。

 

昨日の私と

今日の私と

明日の私は

 

別ものである。

 

ただ、

伝承・継承すべき

ものを持ち、

 

それぞれの自分を

紡いでいく。

 

・・・そんな風に

私は捉えているのだ。

 

この理屈、

・・・ではなく、感覚

によって

発生する「真剣さ」

がある。

 

今日という人生を

生ききるのだ

という

真剣さ、だ。

 

ここにしっかり

対峙をした時、

 

初めて得られる

「安楽」

がある。

 

「安心」

がある。

 

「安定」

があるのだ。

 

今日を

生ききる。

 

そして、

 

明日の自分に

繋ぐ。

 

明日の自分の

ために

今日、すべきことを

やり切る。

 

してはならない

ことは

決してやらない。

 

この真剣さが

人生を楽にする

という

ことなんだ。

 

つづく