手が
震える。
何かに
恐怖して
いるのか?
自分では
わからない。
恐怖なら
恐怖で
いい。
人間らしい
じゃないか。
手が
震える。
この震えの
根源は
どこかな?
全身に
意識を向け、
細胞に
意識を向ける。
腰、背中
の辺りに
その根源は
あった。
蠢くもの
がある。
これは
どうやら
恐怖では
ない。
武者震い
に
近い。
むしろ、
ワクワク
しているのだ。
・・・・・・
なぜ?
こんなにも
ワクワク
している?
きっと
これまでに
ない
刺激を
受けるだろう
から。
そして、
体験した
ことのない
物事の展開
が
待っている
から。
その展開
というのは
激しい、
というよりも
灼熱、
という
感じだ。
灼熱の
展開。
これが
ここからの
私に
待っている。
・・・・・・
人間の
奥深さと
幅広さを
これまで
私は
随分と
味わってきたが、
きっと
まだまだ
なんだろう。
確かに
私は
もっともっと
人間を
知りたい。
人間の
本領を。
そのため
にも
私は
灼熱の中に
入って
行こう。
つづく