開花の兆しがみえたら

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微かに
揺れている
この感じが、

どこかで
体験したことが
あるな、


思っていたら
思い出した。

大昔、
学生時代に
初めて
新緑の山に
登った時の

あの木々の
揺れ、
振動、
周波数。

見た目に
揺れているわけ
ではないのに、
確かに
揺れていた
あの木々。

その
みずみずしさ、
だった。

新たな生命が
これから
伸び伸びと
自由に広がる
開放感。

なるほど、
それが
ここの本質か。

・・・・・・

ただ、
とても微か
だ。

このまま
放置しておけば
すぐに
消えそうだ。

それは
とても惜しい。

この
みずみずしさ
をそのまま
誰かに
響かせたい。

そしてこの
振動を
可能な限り
素早くスムーズに
拡げたい。

・・・・・・

そこで私が
とった行動は、

その微かな
振動が
潰れてしまう
のではないか、

思うくらいの
強い刺激入れ
だった。

そう。

鍛えるのだ。
フォロー
するのでは
なく。

強引にでも
目を
覚まさせ、

後ろから
蹴飛ばす。

そんな
無茶な、

言うなかれ。

今は
このやり方が
最も
必要だ。

兆しが
観えたら
急速に
鍛える。

それで
潰れるなら
いずれ
潰れる、必ず。

そんな時代
だ。

・・・・・・

で、
そいつは
潰れなかった。

やはり
だ。

可愛らしい
波長を
放っていたが、

そいつは
そんな
やわなヤツ
じゃない。

そう信じて
刺激を
打ち込んだが、

予想通り、

というか
予想を
遥かに超えた。

・・・・・・

人の可能性、
組織の
可能性。

それらは
本当に
信じる人が
いることで

本当に
開花する。

信じられるか
どうか、
ではない。

信じる
とは
意志である。

つづく

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